【本命】暖かな一足ならコレ！ザ・ノース・フェイスの超優秀ブーツ5選

前回、スニーカーシーンにおけるザ・ノース・フェイスの実力をご紹介しましたが、やっぱりアウトドアブランドといえばブーツこそが真髄ではないでしょうか。といっても、紹介するのはトレッキングブーツやマウンテンブーツではなく、あったか防寒ブーツです。なにせ、中綿を採用したいわゆるインサレーションブーツにおいて、圧倒的な支持を集めているのがザ・ノース・フェイスなんですから。

ザ・ノース・フェイスのインサレーションブーツといえば、ヌプシブーティが有名。元々冬山のテント用ブーツとして開発されたもので、エベレスト南西の山ヌプツェがその名の由来です。ザ・ノース・フェイスは、インサレーションを採用したヌプシブーティにより、防寒ブーツを身近な存在にしてくれました。現在で、メルトンタイプや総柄など、素材やデザインのバリエーションが多く揃っているのを見れば、いかに市民権を得ているかがお分かりかと。こうした実用アイテムをタウンユースに落とし込む上手さは、さすがザ・ノース・フェイスですよね。

中綿にサーモライトを使用することにより、軽さと保温性を両立したヌプシブーティ。スエードアッパーは、雪の日でも履けるように撥水加工済みです。また、履き口にはドローコード、足首にもホールドシステムを内蔵。ビブラム社製のアイストレックソールは、ザ・ノース・フェイスオリジナルパターンです。

アウトドアテイストの強いヌプシシリーズですが、落ち着きのあるスエードアッパーなら、こんなライダースと合わせても◎。大人っぽく見せるなら全身をモノトーンでまとめて、ニット素材のインナーやキャップで、ほっこり感プラスするのがおすすめです。

サーモライトを中綿に使用することによって高い保温性を確保しつつ、テックプルーフ防水メンブレンとアッパーの撥水加工によって、優れた防水性を両立。スニーカーライクなソールは柔らかく非常に軽量で、また日本人の足型に合わせたラストになっているので、都会のアスファルト上でも快適に歩けます。

こちらは、レースアップを採用したアプレレース。中綿サーモライト、テックプルーフ防水メンブレンを採用、そして撥水加工したアッパーは合皮と組み合わせることで強度を確保します。それでいて、ミッドソールに使用されているエクストラフォームは、衝撃吸収に優れながらも横ブレを防ぎ、長時間歩行も疲れにくくなっています。

インサレーション系とともに、やっぱり気になる本格トレッキングブーツ。左は、エンデュラスハイク・ミッド・ゴアテックスで、ミッドソールは高い衝撃吸収性に優れたエクストラフォームを採用しており、ロングトレイルを快適に。右は、足裏全体を1枚のプレートで支え、優れた安定感を実現したクレストン・ミッド・ゴアテックス。