2019.02.24
母・桐島洋子とguntû(ガンツウ)での船旅へ
フォトグラファー兼ビジュアルクリエイター・桐島ローランドさんによるライフハック術。第5回目となる今回は、母親でありエッセイストの桐島洋子さんを連れて乗船したという「guntû(ガンツウ)」での船旅について。そこには、母と息子の知られざる物語がありました。
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写真・文/桐島ローランド コーディネイト/JUBILEE
日本家屋を思わせる船体に、採れたての海の幸をふんだんに使用した料理、さらには客室に露天風呂まで備えた「おもてなし」の船上体験を綴っていただきます。
瀬戸内のおもてなしを凝縮した客船
ちなみに「ガンツウ」という名前は地元で獲れる青色の小さなカニのことで、そのカニのように瀬戸内の人々に長く愛される船であるよう命名されたのだそう。新しい船なのに昔からこの地域にあったような佇まいなのは、そのコンセプトやデザインがしっかりしたものだからかもしれません。
母・洋子を連れて二泊三日の旅へ
今回の旅行は、そんな母親への感謝を込めて計画しました。そして縁あってこの「guntû」に乗船することとなったのです。
食事は地産のとれたてのものを使用
結論から言うと、母を連れてのこの「guntû」の船旅は大正解でした。船上では地産の食材を使用した料理が振舞われるのですが、それらはいずれも絶品。
瀬戸内の名所を巡る
僕には今、高校生の娘と中学生の息子がいますが、日に日に大人になっていく姿を見ていると、家族全員で旅行できる機会も今後は少なくなってしまうのだろうと、少し寂しくなったりもします。もしかしたら次に「guntû」に乗るときは、僕の子ども達が立派な大人になり、僕をねぎらっての親子旅のときかもしれません。(そうなる前にもう一度乗船したいとは思っていますが)
そのようなわけで、この「guntû」での旅はデートでの活用はもちろんですが、大切な家族との時間を過ごすのに、特にオススメです。
僕が母親から教わったこと、「Take your own risk.(自分のリスクは自分で負いなさい)」の精神はそのまま子ども達に伝えていますが、それだけでなく、僕が母から受け継いだ「世界を知る」という経験は、自分の子ども達にもしてあげたいと思っています。ぜひ皆さんも次の旅行の参考や、親孝行のプランの一つにでもしてもらえれば幸いです。
写真は全てPixel3で撮影しました
実は本記事の写真ですが、こちらは全てGoogle製のスマートフォン「Pixel 3」で撮影しました。
PIxel 3はカメラ性能においてよくiPhone XS と比較されますが、プロフォトグラファーの目で見てみると、色彩を忠実に再現してくれて、ポートレートや夜景にも強いPixel 3の方がややオススメです。中でもPIxel 3の「Night Sightモード」は本当にエグイ! まるで三脚を使って長時間露出したような夜景写真が、手撮りで簡単に撮影可能になります。iPhone XS などに搭載されているデュアルレンズのメリットは主にボケの調整ですが、反対にPixel 3が一歩リードしている点はまさにここ。夜景にめちゃくちゃ強いんです。
ちなみに、ちょっとした撮影現場においても、一眼レフのバックアップとして十分に使えるので、僕自身すごく重宝しています。もしスマートフォンにハイレベルなカメラの性能を求める方でしたら、このPixel 3を選べば間違いはないでしょう。
ゴールデンウィークにはカリブ海にも渡航予定
日本では落ち着いた船旅だったけど、次の旅はこのシンフォニー・オブ・ザ・シーズでガンガン遊び倒そうと思っています。
ちなみに、誰と行くかはナイショです。笑
●桐島ローランド
フォトグラファー・3DCGエバンジェリスト。
1991年 ニューヨーク大学芸術学部・写真家卒業後、本格的にフリーランス・フォトグラファーとしてのキャリアをN.Y.でスタート。
1993年 東京に活動拠点を移し、多くのファッション撮影、広告撮影の他、ムービー作品も手掛ける。
2007年 パリ・ダカールラリー完走。
2014年 株式会社AVATTA設立、代表取締役に就任、3DCGエバンジェリストとしての活動を開始。国内外を問わず、多数のテクノロジーオリエテイティドなカンファレンスなどにも出席、マイクロソフトの販売代理店アドバイザー、自動二輪車メーカーのアンバサダー等も務める。
2018年 AVATTAがサイバーエージェントグループとなる。
2019年 3DCGプロダクション 株式会社CyberHuman Productions 取締役。
2023年 AI、3DCG、VIRTUAL 等、最先端技術を活用した制作会社、株式会社Cyber AI Productions 取締役。
HP/https://www.cyber-ai-productions.co.jp