顔をぐっと男らしく演出できる“ヒゲ”。デザインによっては、顔のちょっとしたコンプレックスもカバーしてくれます。元号も改まることだし、気分一新したい、というアナタ、思いきって、ヒゲでイメージチェンジをしてみませんか？
ヒゲはデザインを変えると
顔の印象はこんなに違う!
ヒゲを変えると、顔の印象はガラリと変わります。まずはその実例を、理容室「THE BARBER（ザ・バーバー）」のスタイリスト・有馬大史さんのご協力を得てお見せしましょう。（※有馬さんの顔型は、比較的どんなヒゲのデザインも似合う面長。ヒゲは顔全体的に濃く生え、毛質は硬め）
1. 全体的に長めのデザインでワイルドに！
顔のほぼすべてのヒゲを活かしたデザインは、あごがガッシリと見え、ワイルドで精悍な印象。また、彫りが深くメリハリのある顔立ちに見せる効果もあります。もみあげからあごにかけて徐々に毛を長めにし、ほおからあごにかけてのラインが立体的に。
口ヒゲが唇にかからないようにすること、ほおのヒゲは短めに整えること、首の毛はすっきりと剃ることが、清潔感のある仕上がりのポイント。
口ヒゲが唇にかからないようにすること、ほおのヒゲは短めに整えること、首の毛はすっきりと剃ることが、清潔感のある仕上がりのポイント。
2. 横広なあごひげが、男らしい印象
もみあげ下のヒゲは剃り落とし、口ヒゲとあごヒゲを短めに整えたデザイン。あごヒゲをやや横広に整えているので、男らしい印象に。あごヒゲは長さや形を変えれば、ほおを引き締めて見せたり、あごをシャープに見せるなど、意外にもその影響力は大きい。
もみあげ部分は、髪とヒゲを自然に馴染ませています。
もみあげ部分は、髪とヒゲを自然に馴染ませています。
3. 口ヒゲを落とすと、一気に若々しく!
口ヒゲも剃り落とし、あごヒゲだけにしたデザインで、一気に若々しくフレッシュな印象に。いっぽうで、ビギナーがいちばん始めやすいデザインでもあります。
ヒゲが、いかに男らしさを演出してくれるか、その実力をお分かりいただけたかと。
ヒゲが、いかに男らしさを演出してくれるか、その実力をお分かりいただけたかと。
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顔を男らしく印象づけられるだけでなく、顔の気になる部分もカバーしてくれるのが、“ヒゲ”マジック。ヒゲのスタイルは未経験という方も、ゴールデンウィークのような長めの休暇中にトライしてみては?
では、ヒゲ初心者も取り掛かりやすいスタイルと、そのポイントをご紹介しましょう！
では、ヒゲ初心者も取り掛かりやすいスタイルと、そのポイントをご紹介しましょう！
初めての人は、まず“あごヒゲ”から！
欧米人に比べると、ヒゲが薄めだったり、まばらに生えがちな日本人男性でも、比較的しっかりと生えてくるのが、口ヒゲとあごヒゲ。特にあごヒゲは、誰にでも似合いやすいので、初心者にオススメです。形や毛の長さを調整することにより、顔の印象をさりげなく変えられます。
例えば、あごからもみあげの方向に、フェイスラインに沿って生やすことで、顔を引き締めて見せることもできれば、逆三角形気味のデザインに整えて、丸顔を縦長に見せることも可能です。細めの形に整えれば中性的になり、太めの形に整えればワイルドさが際立ちます。
例えば、あごからもみあげの方向に、フェイスラインに沿って生やすことで、顔を引き締めて見せることもできれば、逆三角形気味のデザインに整えて、丸顔を縦長に見せることも可能です。細めの形に整えれば中性的になり、太めの形に整えればワイルドさが際立ちます。
清潔感をキープする整え方のポイント
Point 1: 口ヒゲを生やす場合は、ある程度、ボリュームをもたせた方がサマになりますが、唇にかかるほど長くすると不潔に見えるので要注意。また口角よりも下側の位置まで生やさないほうが、好バランスです。
Point 2： あごヒゲは、唇の両端よりやや広めくらいの幅がスタンダード。また、ヒゲがまばらな部分は、やや毛を長めに残せば密度をカバーできます。
ヒゲのデザインに、あると便利なツール
下から、理容室「ザ・バーバー」オリジナルのT字カミソリ（2枚刃・3枚刃）、バリカン。写真はプロ仕様のものですが、一般的には、アタッチメント付きの電気シェーバーで長さを整え、T字カミソリで余分な部分のヒゲを剃り、形を整えると良い。T字カミソリは、2枚刃や3枚刃が、細かい部分を整えやすい。
T字カミソリは“斜め45度”がポイント!
毛流れに逆らって剃る「逆剃り」は、毛を根本から剃れる反面、肌を傷めやすい。毛流れに対して斜め45度にカミソリを当てれば、肌へのダメージを抑えながらしっかりと剃れる。
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イチ押しは、男らしい“無精ヒゲ・スタイル”
顔全体に密度濃くヒゲが生えるという人は、ワイルドで男らしい「無精ヒゲ・スタイル」もオススメ。ただし、口ヒゲは唇にかからない長さに整え、首などのいらない部分の毛は剃るなど、清潔感をキープすること。そして、髪は短めにカットしておくことも大切なポイントです。
FRONT
もみあげからあごまで、フェイスラインに沿ってヒゲを残す場合は均一に整えず、あえてラフに。ほおのヒゲは、あごに近い部分を長め、中央を短め、とグラデーションにすると、顔立ちに立体感が出ます。
SIDE
ほおの毛をほどよく残すと、丸顔にも精悍さが出ます。鼻筋と平行に、ほおの毛を短く残すとバランスが良い。
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シェービング時のお手入れも抜かりなく！
ヒゲを剃る行為は、それだけで肌に大きなダメージを与えるもの。剃る時は必ずシェービングフォームを使い、剃った後は、化粧水や乳液でしっかりと保湿をすることが大切です。「ザ・バーバー」では、店舗で使っている専用アイテムの市販も行っています。
（右）「THE MOISTURE FOAM（ザ・モイスチャーフォーム）」(1620円)。シェービングソープとしても使える洗顔フォームは、8種のアミノ酸保湿成分や肌荒れ抑制成分を配合。（左）「THE MOISTURIZER（ザ・モイスチャライザー）」（1620円）。１本で化粧水、乳液、美容液、クリーム、マスクの役割を兼ね備えたオールインワンクリーム。肌馴染みがよいジェルタイプで、しっかりと保湿をしながら、さらりとした感触でベタつかない。
THE BARBER（ザ・バーバー） 日本橋髙島屋 S.C.店
ハイレベルなお洒落とリラクゼーションを提供する理容室。ヘアとひげのトータル提案も得意。オリジナルのシェービングメニュー、「プルムシェーブ」5000円（税抜き。30分〜。マッサージ、シャンプー付き）は、まるで羽毛（プルム）で撫でられているような癒し効果があると好評。
住所／東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋高島屋S.C. 5F
営業時間／10:30～20:00 無休
URL／http://www.thebarber.jp/index.html
予約・お問い合わせ／☎ 03-3241-1233
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