2019.08.31
【第6回:男の遊び】
どうしても辛抱たまらん時は、家でAVでも見て処理しとけ!
怒涛の昭和~平成を生き抜いてきた梅沢富美男さんが考える「男の生き方、身の処し方」とは? 常に一本芯の通った、炎上を恐れぬ本音コメントは世の迷えるオヤジ&コヤジのバイブルですぞ!
- CREDIT :
構成/紺野美紀 写真/内田裕介 イラスト/ゴトウイサク
酒の話でも、ギャンブルの話でも言ったけどさ、身の丈に合った遊び方をすればいいだけのことだろう? それを守って、ある一線は絶対超えないからね。
最近の芸能人のスキャンダル見ると、才能ある人なのに何でだろうって悲しくなるよな。芸能人なんて、人に見られる商売。見られたいから芸能人になったんだろうし。そしたら、最低限しちゃダメなことは分かると思うんだけど。
バレないと思うのかね。絶対バレるから(笑)。特に今なんて、そこら中にパパラッチがいるんだから。
ストイックにならないとスターにはなれない
本当かどうか分からないけど、俺はこれ正しいと思うよ。それくらいストイックにならないと本当のスターになんてなれないのよ。
目の前に好みの女がいたら手を出したくなるよ。でも、我慢しろよ。どうしても辛抱出来ないなら、家でAVでも見て処理しとけって話だよ(笑)。
これは、芸能人や有名人だけの話じゃない。知らない女に手を出したら痴漢(笑)。酒で大暴れしたら傷害罪かもしれない。警察沙汰になったら会社にいられなくなる。家族を養えなくなるじゃないか。そう考えたら普通の人だってバカなことなんて出来なくなると俺は思うけどね。
一緒に風呂に入るだけで元気なるんだって
偉いヤツに呼ばれたら行くだろう。記者さんなんて絶対にネタが欲しいわけだし。知り合いの女性記者さんに聞いたら「100%行きます」って言ってたもんな。誘う方は確信犯だよ。断れないの分かってるんだから。卑怯だよ。
一切身体に触ることもなく、ただ風呂に入るだけ。「一緒に風呂入るだけで元気なる」って言ってたらしいよ(笑)。政治家なんて、そうやってプロを相手にしてりゃいいのに、金をケチって普通の女性に手を出すから、おかしなことになるんだよ。大事なところで辛抱できないヤツは絶対一流にはなれないってこと!
● 梅沢富美男(うめざわ・とみお)
1950年11月9日、福島県福島市生まれ。血液型B型。俳優・歌手・タレント。剣劇一座「梅沢劇団」の創設者で大衆演劇のスターだった梅沢清と娘歌舞伎出身の竹沢龍千代の5男として生まれ、1歳5か月で初舞台。15歳で本格的に役者の道へ。1976年、女形に転向し「下町の玉三郎」として大ブレイク。1982年には『夢芝居』で歌手デビューし50万枚を超えるヒットに。現在は「梅沢劇団」三代目座長として年間180日舞台に立つ傍ら、テレビにも数多く出演。バラエティや情報番組での歯に衣着せぬ直言コメントで人気を得ている。