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2022.07.09

坂上忍の意地「犬猫の保護ハウス“さかがみ家”を5年で商売に」

「物心ついた時から芸能界で仕事をしていたので、最後は自分で選択した仕事をやりたいな」とずっと思っていたという坂上忍さん。交渉する時にも喧嘩できる気力が残っている55歳の今始めるべきと、坂上さんが選んだ活動とは?

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写真・文/阪根美果(ペットジャーナリスト)

記事提供/東洋経済ONLINE
以前から犬猫の保護活動に取り組んでいた俳優の坂上忍さん(55)が、今年4月千葉県袖ケ浦市に動物保護ハウス「さかがみ家」をオープンさせた。

約4500坪の広大な土地を私財で購入し、その敷地に建物面積130㎡の母屋(犬部屋32畳、猫部屋20畳+キャットラン)と、2000㎡のドッグランを作り上げた。飼育放棄された犬や猫を引き取り、心身共に健康になるまで面倒を見て、里親に引き渡すのが役目となる。

「寄付やボランティアに頼らず、自力で利益を生み出し運営していく」と坂上さん。そこには日本の保護犬・保護猫を取り巻く現状を、少しでも改善していきたいという強い思いがある。「さかがみ家」は、どんな保護活動の未来を描いているのだろうか。
▲ 「さかがみ家」に対する熱い思いを語る坂上忍さん。
── さかがみ家を立ち上げる原動力となったものは何ですか?

坂上忍(以下、坂上) 僕は10年周期で新しいことを始めていて、次は何をやろうかと考えていました。40代には子役のキッズスクールを立ち上げて、バラエティーにも出演させていただきました。

物心ついた時から芸能界で仕事をしていたので、最後をどうしようかというのが自分の中にあって。この世界で終わるのもありですけど、これまでは選択の無い人生でしたからね。最後は自分で選択した仕事をやりたいな、とずっと思っていたんです。
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僕はむかし悪い飼い主だった

ある日、飼い犬と接する彼女さんの姿を見て、「あっ、僕はむかし悪い飼い主だったから、もう1回やり直しができないかな」と思って、40歳過ぎてからチワワを飼い始めました。勉強のためにいろいろな方と話をしていくうちに、動物保護のことや現状などを知り「ああ、僕はたぶんこういうのをやっていくのかな」と思ったんです。その2つのタイミングが合いましたね。

僕はせっかちなほうで、たとえば還暦過ぎ、いわゆる定年退職してからのスタートでは絶対遅いと思っているんです。何かを始めるときには自分の体力が多少残っているうち、交渉する時にもまだ喧嘩できる気力が残っているうちにやらないと、中途半端で終わってしまいますから。それはダメだと思って、55歳でスタートしました。

── 確かに、新しいことを始めるのには、かなりの熱意やエネルギーが必要ですからね。

坂上 おっしゃるとおり、そういったものがないと力を貸してくれる方も寄ってこないと思うんです。やっぱりパワーがあれば、「あいつ、何かやり始めたけど大丈夫か?」と声をかけてくれると思うので。

どう考えても僕がやろうとしていることは、いろいろな人の力がないと成立しません。だから、還暦までには何とかかたちにしたい。5年で何とかカタチにしたいですね。

── 「さかがみ家」を作る際には、どんなことを重視したのですか?

坂上 施設名を「さかがみ家」としたように、「家」にしたくて。僕はある程度の広さと清潔感、そして何よりも「人間と暮らす」ということを重視しています。もし、人間を信用できなくなった子がいるならば、ここで人間と暮らして、「ああ、人間と暮らすのも悪くないなあ」と思ってもらってから、里親さんのところに行ってほしい。

どれだけ保護して、どれだけ里親に出しましたという数を追う気はないです。数字に目がいってしまうと、結局、そこの環境が「いやいや、運搬業者じゃないんだからさあ」という状況になってしまうのでね。

金属だと音がするのでケージは木製

── 動物愛護団体によっては、飼育ケージを何段にも積み上げてという環境になっていますからね。

坂上 もう「大型量販店じゃないんだから」というぐらいケージが積み上げられているところもありますよね。だから「さかがみ家」ではのんびりしてほしいと思って。この環境であれば、僕らはあまりやることがないんですよ。自分たちで楽しんでいますから。お世話をする人もあくせくせずに「その子」のことを見てあげられるし。数を追ってしまえば、それはできませんから。

ケージも金属だと音がするので、木製で作りました。金属のあの音が嫌でね。でも、木製にしたら「ケージをガジガジとかじられる」とか、もういろいろと言われました。でも、「好きなように言ってくれ」と思ったんですよ。かじられた跡も味になるし、直せばいいし、模様替えなんていくらでもできるので。
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悲しかったのは、「こんな環境のところにいたら、どんな里親さんの家よりもこっちのほうがいいということになるんじゃないですか?」と言われたことですね。もうその時は「あんたらプライドがないの?」と腹が立って。もちろん、最低限必要とされる飼育環境はあります。でも、里親さんがどれだけの愛情をかけられるか、時間をかけられるかっていう、そっちのほうが大事なわけで、家が4畳半1つのアパートだって、ドッグラン連れて行ったり、散歩に連れて行ったりすればいいだけだろうと思うんですよ。なんかケチつけたがるんですよ(笑)。

── 私も、飼い主さんがどう愛情をかけてくれるかのほうが大事だと思います。その愛情が動物たちに伝われば、楽しく幸せに暮らしていけるでしょうから。

坂上 絶対にそう。「人」ですよね。

── なぜ、収益を上げながら自力運営していく道を選択したのですか?

坂上 保護活動の勉強をしているなかで、初めに疑問に思ったのは、保護施設が「寄付」と「クラウドファンディング」と「ボランティア」の3点セットで運営されているということです。主催者の方やボランティアさんの話を伺っていると、どうしてもそのやり方では無理があると思うんです。寄付だけでは回らなかったり、ボランティア頼りで慢性的な人手不足であったり。そうなると保護した子に目が行き届かなかったり、お世話をする人が疲弊してしまったりするんです。

もちろん寄付を募れば多少はお金が集まります。でも、波がありますし、なかには寄付金を目当てにした悪いやつも出てくるというのが現状なんです。なぜ「自立」という発想がないのかなと。なぜ動物の命を守るという善意のなかで、自分の居場所を作って満足しているところで止まってしまっているのかなと。

みなさんがやられていることは尊い作業なんだけれども、そこをどうにかできないかと思ったんです。普通ならやり方を決めてからスタートするのだと思いますが、僕の場合はまず行動を起こそうと思ったわけです。
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保護活動でも利益を生む必要がある

── 海外では自立運営している保護団体等が多いです。オリジナル商品を販売したり、セミナーなどを開催してその参加費を運営費に回したり。大手スポンサーが付いているところもあります。

坂上 アメリカやヨーロッパは寄付金の桁が違いますよね。しかも、日本よりスポンサーを見つけやすいシステムができているので、スポンサーがいなくなっても、すぐに別のスポンサーが付きます。日本もスポンサーが付いているところが多少ありますけど、景気に左右される部分が大きくて。知り合いの保護施設は、コロナでスポンサー企業が倒産してしまい、運営できなくなりました。

日本は不特定多数の人から寄付を集めて運営し、足りなければ自分の生活費をつぎ込むという人が多い。利益を生むことを考えない限り、皆が疲弊してしまうのではないかと思うんです。

── よくそういう話を耳にします。寝る間も惜しんでアルバイトやパートでお金を稼いで、自分の生活費も減らして保護活動に回していると。

坂上 保護活動は尊い行いだし、この子たちの目を見ればいくらでも頑張れる。寄付するほうだって同じような思いがあるから何とか成立しているけど、限界がありますよね。違う視点を持っている人たちが増える必要があるし、本来なら行政がやらなければいけないよね?というところで戦っていかないと。

動物愛護の精神が広がって、この何十年かで保護活動が進んでいるように見えますけど、だからといって「よし」と言えるのか、はなはだ疑問です。例えば「東京都の殺処分ゼロ」宣言も、「本当にそうですか?」という疑問があるし。実情が見えにくい面がありますよね。
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これからは政治や行政に訴える

── 「殺処分ゼロ」は、結局はボランティアが懸命に行政の施設から引き出して飼い主を見つけたり、保護団体などに移動させているからこそ実現しているようなものですからね。

坂上 生体販売をなくしたいと考える人も多いですけど、僕はものすごい現実主義なので、この国からそれがなくなることはないと思っているんです。「バイキング」をやっているときは、利害関係が絡むので行政や政治家の方に会うのは一切やめていましたが、これからは遠慮せずに陳情していこうかと。

何かをやるにしても時間がかかるけれど、そんな時間は僕にはない。だから、やれることをやろうと思っています。まずは、この千葉県から変えていこうかと。保護活動をされてきた方のなかには、僕みたいのは信用ならないと考える人も沢山いると思いますけど(笑)。

でも、これだけ長いこと活動をしているのに、横のつながりがこれほどない業界があることには驚きました。保護活動に携わる人や賛同する人を数えたら、そこそこの人数になります。これだけの民意を利用しない手はないでしょ?と思うんです。

信用されるかどうかは別として、僕なんかは保護活動で悪さをしたらすべてがなくなるので悪いことをしようがないし、何かやれば目立つので、それを利用してくれれば。それで横のつながりを作っていけたら、多少なりともスピードアップできるのではないかと思うんですよ。
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── 将来的にフランチャイズ展開をしたいと考えているのは、自力で運営できる保護施設を増やすためだけでなく、横のつながりを作ろうと考えてのことなのかなと。例えば、横浜でレスキューの必要がある犬を広島から保護しに行くなんてナンセンスですよね。横のつながりがあれば、横浜の団体に依頼できます。そうすれば犬にも負担がかからないし、交通費の負担もないし。

坂上 なんでそこにお金と時間をかけるのって話ですよね。それに保護する犬や猫のキャパシティーの問題も、協力し合うことで解決していけると思うんです。そういうことも含めて、千葉県を拠点に47都道府県に1つずつ自力運営の保護施設を置いて、そこがハブになって活動していけば、横のつながりができて、永続的に維持できます。それを統括できるシステムと、収益を上げられるシステムをいかに構築するかですが……。

まだ何も成し遂げていませんが、やれないことはないような気がしています。あとはやりようですよね。今は何となく善意のもと、みんながバラバラで保護活動をしているから、僕はそれをどうにかできたらいいなと。

── 自分の考えを曲げたくないし、貫き通したいしということですよね。

坂上 僕は「善意の悪」ってあると思っていて。要はちゃんと組織立ててやっている方だけでなく、組織に属せない方もいて、そういう人は自我だけで保護活動をやっているから周りが見えにくい。いい人なのに絶対に意見を譲らないとか、もうちょっと大人になりましょうよと思いますね。

── 根底にある思いは一緒なんですけれどね。

坂上 向いている方向は同じです。だからこそ、協力すればすごくスムーズなのに、と思うことが多々あります。まずは業界をみんなで押し上げないといけないのですが、そうなる前に足の引っ張り合いが始まってしまう。「主役は誰なの?」と思うんですよ。

動物保護とか動物愛護とか、そういう言葉が適当かわからないですが、こういうことをやろうとすると、現場重視の人もいれば、法改正を声高に訴える著名人も多くいます。でも、僕はどちらがいいとかではなくて、基本は「うんちは拾いましょう」というところからなので。それをやりながらアイデアが生まれて、法改正も頑張ろうと考えています。重要なのは、あくまでもちゃんとお世話をすることで、僕はどうしてもこの環境がほしかったんです。
▲ 今年4月にオープンした「さかがみ家」。
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初めて数カ月、今がとても楽しい

── 「さかがみ家」のスタッフさんは、ボランティアではなく正社員や業務委託という形態なんですよね?

坂上 はい。今は何の収益もないので、出てくだけです (笑)。 1年間は持ち出しでいいと思ってやっていて、まだ数カ月なので大丈夫です。

今はとても楽しいですよ。思ったことをすべて口にして、可能か不可能かを判断しているところなので。この前はスタッフたちと3000坪の池をどうするかという話になって、収益につなげようと「池といったらレンコンだろ!?」と言ったのですが、初出荷できるのが3年後らしくて。それまで収益にならないからと僕の意見はボツになりました(笑)。

── それは残念! 今、ここで動いているスタッフさんは何人いますか?

坂上 一般募集で決まった正社員は現在5人、業務委託のタレントさん7人の、全部で12名ですね。リモート面接で済ませようとしたのですが、やっぱり直接会わないと無理だなと思って。

── どんな業界でも人材は重要ですが、特に「さかがみ家」での仕事は動物の命に関わるので、それだけ人材選びは慎重になりますよね。「愛情」であるとか、「責任」であるとか。

坂上 僕の場合、人間性を最も重視します。一般募集の応募者が約1000人いて、その9割が女性でした。こういうことに関しては女性が多いのはわかっていたのですが、ここまで偏るとは驚きでしたね。

まず、書類選考があって、スタッフのリモート面接があって、その後に僕がリモート面接して、最終的に対面で面接しました。新しい人とお付き合いするときって、これまでの芸能人生で培った「この人だったら裏切られても仕方ないのかな」という勘で選びますね。期待もしていますけど、どこかで裏切られる可能性があることも想定しています。

ただ、今回は皆さん若いので、人間性だけでなく、可能性も考えました。結果的に、正社員は全員20代前半で女子。どうやって付き合えばいいんだろう、どうやって話せばいいんだろうって悩みもあります(笑)。
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まっさらな人のほうがいい

── テレビ番組で拝見しましたが、スタッフの皆さんはほかの保護団体などで研修を受けているようですね。経験者ではなく、初心者あるいはそれに近い人材をスタッフに選んだのはなぜですか?

坂上 テレビで映っていたのは、名古屋の団体さんです。いろいろなやり方があると思うのですが、厳しいところで研修したほうが勉強になると思ったので、そういうところへ行ってもらいました。別の団体さんからも協力をいただいています。

いろいろなお考えはあると思いますが、キャリアは経験を積めば付いてくるものだし、僕は経験上、色が付きすぎている人よりまっさらな人のほうがいいと思っていて、動物に関してはまっさら、あるいはそれに近い人を選んで、自分たちで色付けしていく。みんな、ゼロから学ぶ気持ちのある本気のスタッフですね。

── 自分たちで保護活動の新しい道を切り開いていってもらいたいということですね。

坂上 スタッフたちが金銭的にも精神的にも疲弊していては、良いアイデアも浮かばないし、熱意だってなくなるので、良い環境の中で仕事に見合う対価を得て、自分たちで得た利益で回していいけるよう、僕と一緒に楽しみながらお仕事をしてもらえたらと思っています。
── 収益を上げるためには、「坂上忍」という名前をフルに使うということですが、どのようなことをしようと考えていますか?

坂上 そういう反則技を使ってでもということなのですが(笑)。結局、自力運営を目指すといっても、老人ホームの経営のように国の助成金が下りるわけではないので、「坂上忍」というネームバリューをフルに使ってでも収益を上げて、民間として助成金制度を実現したいですね。

また、動物の保護活動は職業として認められていないので、「保護士」という職業を世の中に作るという夢もあります。僕はここでお金を稼げるありとあらゆることをやって、核になるものを作ろうと考えています。動物のお世話をする人の生活を守りたいんです。そうしたら、その人たちだって気持ちよくお世話ができるじゃないですか。

あるとき、動物に関わる人たちに集まってもらって、自由に話していただく会を開いたのですが、何十年も動物の世話をしてきた保護団体の代表の方が「もう60歳を過ぎました。自分には退職金がありません。動物のお世話ができたことは幸せでしたけど、この歳になり急に不安が襲ってくる瞬間があるんです」と話されたんです。僕は「そりゃそうですよね」って思って。でも、その人を責めることはできません。その人がいなかったら苦しんでいる動物がもっと沢山出てしまっていたわけですから。

だから言葉は悪いですけど、そこには絶対に「商売」というものを取り入れて、そういう人を守らないと、その人がやってきたこと自体が否定されかねないなと。他人から否定されるということもありますが、「これでよかったのだろうか」と、自分自身を否定してしまうのは残念ですよね。
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何もやらないデロデロなお父さん

── たくさんの動物たちの命を深い愛情で救ってきた人が、晩年にそんな思いを持ってしまうような仕組みは何とかしないといけないです。

坂上 僕は、東京で動物と暮らしていたときは、生意気ですけど「ちょっと優秀な、しつけが上手な飼い主」みたいな感じでした。でも千葉に来てからは、何もやらないデロデロなお父さん(笑)。でも、実際どっちがいいのかなと思っているんです。

こちらには草が多いし、犬が散歩中におしっこしてもペットボトルの水をかけるなんて誰もやらないし、うんちも拾わないですよ。まあ「うんちはちゃんと拾わないと」とは思いますけどね(笑)。ただ、そういう環境で自分も緩くなっていると、犬も猫も楽しそうなんですよ。
── 私も滋賀県の自然の中で暮らしているので、それはわかります。キリキリ感がないです。

坂上 キリキリ感って動物たちに伝わりますからね。なので、「さかがみ家」のスタッフには「とにかく昼寝をして」と言っています。何かやらなきゃじゃなくて、「お世話の時間は決まっているので、その合間はどこかでゆっくり昼寝をしてください」「昼寝も仕事です」と。そうなると犬ものんびりします(笑)。
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保護に特化した月刊誌を作りたい

── 本当にみんなのんびりしているし、楽しそう。これを維持するためには、やはり事業として永続していかないといけなくて、その先には夢の実現もあります。そのために、どんなことをしていこうと考えていますか?

坂上 すでに動き始めているのは、害獣駆除問題に絡めたジビエのおやつや、犬・猫のグッズ、消臭剤の販売などで、いろいろな企業と会い、商品化を模索しています。それと、これは周知活動としてですが、保護に特化した月刊誌を作りたいなと。

僕がやらせていただいている動物番組はかなり保護に特化しているのですが、それでも「保護犬ってどうやって引き取るの?」と知らない人が圧倒的に多くて。だからベーシックな部分の周知というのも大切なんだと思って。その両面で進めていますね。これらの収益で自立できれば、その先のフランチャイズ展開にもつなげていけると考えています。

ぶっちゃけ、大変なものに手を出したなあとビビってはいます。でも、僕にとってはこれが人生を賭けた最後の挑戦だし、それに絶対に失敗はできない。動物の大切な命を預かっていますからね。だからこそ、お金を稼ぐためならとにかく何でもやろうという覚悟なんです。なんとか収益を上げて、できるだけ早い段階で事業化したいですね。

<インタビューを終えて>

「さかがみ家」の挑戦はまだ始まったばかりだ。きっとこれからもいろいろな壁にぶつかることだろう。

しかし、広いドッグランで走り回る保護犬や、キャットランに勢いよく飛び出してくる保護猫の生き生きとした姿を見ていると、何かが少しずつ動き始めている気がしてくる。そこで働くスタッフたちの背中を力強く押していくのは、彼らの存在なのかもしれない。
当記事は「東洋経済ONLINE」の提供記事です

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