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2023.01.26

重ための恋人(ワンコ)に束縛される生活が結構心地よくて……

国内外のファッションブランドのPRを手掛けるuntlim代表・小塚源大さんが愛してやまないのが、トイプードルのプリンちゃん。忙しい日々の生活を見直し、生き方が変わるきっかけは、ワンコとの出会いでした。

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写真/田中駿伍(maettico) 文・編集/大塚綾子

プリンと家で過ごす時間が何より大切。無理な残業もしなくなりました

untlim代表・小塚源大さんとトイプードルのプリンちゃん
▲ 抱っこ好きのプリンちゃんのため、コートやニットは肌あたりの柔らかい素材を選ぶようになったと小塚さん。
「LEONのイメージとかけ離れているけれど、大丈夫ですか?」そう笑いながら登場したのは、国内外のファッションブランドのPRを手掛けるuntlim代表・小塚源大さんとトイプードルのプリンちゃん。代々木公園でのお散歩中も時折立ち止まっては、つぶらな瞳で小塚さんをじっと見つめ、抱っこをせがんで胸元をめがけて果敢にジャンプ。小塚さん曰く「甘えん坊でプリンセス気質」な女のコなのです。
untlim代表・小塚源大さんとトイプードルのプリンちゃん
▲ リードと首輪、バッグはエルメス。汚れを気にせず使えるキャンバスのバッグにはおやつや水筒、エチケット袋を入れて。
出会いは4年前、それまで住んでいた渋谷から、西郷山公園にほど近い代官山へと引っ越した頃のこと。幼い頃からワンコやウサギなどのペットと暮らし、学生時代は乗馬にも親しんでいた動物好きの小塚さん。ワンコ連れOKのカフェやレストランが多く、ペットフレンドリーなエリアである代官山で暮らし、日々お散歩する人々を眺めているうちに「久しぶりにペットのいる生活もいいな」と、ワンコとの暮らしを思い描いていたそう。

そんなある日、偶然通りかかったペットショップの店頭で目にしたのが、動物たちのために営業時間を短縮するという張り紙。

「ペット業界も動物の健康や幸せを考えて、変わり始めたのがうれしくて。そんな話を友人としながら、ふと覗いたペットショップで、生後5カ月のプリンと出会ったんです。目が合って彼女の存在を知ってしまったら、もう放っておけなくなってしまって。一晩悩んで、翌朝の開店と同時にお店を訪ねて家族に迎え入れました」
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責任をもって飼い続けるために、トレーニングを始めて健康に気を遣うように

untlim代表・小塚源大さんとトイプードルのプリンちゃん
▲ 小塚さんの腕に顎をのせ、すっかりリラックス。このほわほわ感がたまりません。
untlim代表・小塚源大さんとトイプードルのプリンちゃん
▲ ベンチに座ると、懐をめがけてジャンプ。ようやく抱っこしてもらってひと安心です。
久々に始まったワンコとの暮らしで、小塚さんの生活スタイルは一変。それまではコロナ禍前ということもあり、ハードワークをこなしては飲みにいき、まとまった休みがあると海外旅行へ。そんな常に外へと向かっていた意識が、プリンちゃんを迎えてから自然と内へと向かうようになったそう。

「家族で飼っていた頃とは違い、プリンの命を守ってあげられるのは自分だけ。これまでにはない責任感を感じています」と小塚さん。この先20年、しっかりと責任をもって飼い続けるために、自分自身の健康にもこれまで以上に気を配るようになり、パーソナルトレーナーについてトレーニングも始めました。
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untlim代表・小塚源大さんとトイプードルのプリンちゃん
▲ プリンちゃんの視線の先は、常に大好きな小塚さんが。相思相愛です。
「プリンと暮らし始めてからは、家で過ごす時間が何よりも大切になりました。無理な残業はやめて、時間になったらしっかり切り上げる。なるべく家を空けたくないので、飲みにいく機会もぐっと減りましたね。インテリアも見た目の美しさを重視したレイアウトから、プリンが心地よく過ごせるように整えて。『もう少し歳を重ねたらこうなるかな』とイメージしていた理想の暮らしが、前倒しで実現しちゃいました(笑)」

プリンちゃんとの暮らしは、住まいやこれからの生き方についても考え直すきっかけになったそう。これまでは朝が苦手で寝坊をしても5分でショールームのある原宿に到着できる立地が、住居を選ぶ際の絶対条件。週末も都心で過ごしていた小塚さんが、アラームをかけなくても毎朝早起きする完全な朝型になり、気軽にプリンちゃんと遠出できるようにクルマも購入。週末は郊外の公園やドッグフレンドリーな別荘地などへと出かけるように。

「週末の過ごし方もガラッと変わって、それなら多少通勤に時間がかかっても、プリンとのびのび暮らせる自然豊かな地域に住むという選択肢もありかなと。いずれは逗子や葉山など、海沿いのエリアに移住するのもいいなと考えています」
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untlim代表・小塚源大さんとトイプードルのプリンちゃん
▲ 普段はお留守番ですが、今日はショールームへ。エルメスのホースブランケットは、ソファや車のシートにかけて愛用中。
untlim代表・小塚源大さんとトイプードルのプリンちゃん
▲ インタビュー中も、隙あらば小塚さんの膝に飛び乗ろうとする甘えん坊のプリンちゃん。
惜しみなく愛情を注ぐプリンちゃんから、日々幸せをもらっている小塚さん。特に仕事から帰宅すると、全身全霊で大・大・大歓迎してくれるのがたまらないのだとか。

「そろそろ4歳になる今でも、僕が帰ってくると毎回うれションしちゃうんですよね(笑)。しつけ的にはよろしくないんですけれど、その熱烈な愛情が本当にうれしくて(笑)。もうクセになってしまっているので治らないんだろうなと半ば諦めていますが、それもまた可愛いんです」
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プリンは束縛が強い恋人のよう。実はそういう恋愛が嫌いじゃない(笑)

untlim代表・小塚源大さんとトイプードルのプリンちゃん
▲ 仕事中の小塚さんの足元で、じっとおすわり。とってもおりこうなのです。
「僕にとってプリンは、自分の分身であり、子供を通り越してもはや孫。でもワンコが飼い主に向ける愛情って、本当にストレートで熱烈で、時には重たいほどなので、孫というよりも、むしろ束縛が強い恋人と言ったほうがしっくりくるかもしれません(笑)。実は僕自身そういう恋愛が嫌いじゃないので(笑)、このコに束縛される今の生活が結構心地よくて。重ための恋人と恋愛をしているような日々を楽しんでいます」
untlim代表・小塚源大さんとトイプードルのプリンちゃん
▲ 就寝時に耳元でプリンちゃんの寝息を聞くのも、至福の時間なのだとか。
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untlim代表・小塚源大さんとトイプードルのプリンちゃん

● 小塚源大(こつか もとひろ)

国内外のブランドのPRやブランド戦略の立案、コンサルティングなどを請け負うPRオフィスuntlim(アントリム)の代表・PRディレクター。抜群のセンスに業界内での信頼も厚い。
https://untlim.amebaownd.com

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