2023.01.30
「コワモテだけど心やさしいブルテリアが子育ての基本を教えてくれた」
もともと闘犬として品種改良されたブルテリアはちょっと顔がコワいために偏見をもたれがちですが、実はとってもやさしくてデリケートな心の持ち主。都会から鎌倉へ引っ越し、ゆったりとした時間を楽しめるようになった新谷憲司さんと、愛犬「谷氏(タニシ)」の暮らしぶりを拝見!
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文/秋山 都 写真/平郡政宏
鎌倉の山暮らしで手に入れた、自然とゆったり共生する時間
ブルテリアとはブルドッグとテリアの交配により生まれた英国原産の犬種。最初は闘犬として使われていたため、コワい印象を持たれているのでしょうか? 現在はさらに改良が進み、家庭でも飼いやすいおだやかな性格のコが多いと言われています。
「まず谷氏が暑さに弱いので、夏はとくに早起きになり、朝型になりました。平均的な1日は、朝6時に起きて1時間山の中を散歩、その後家で仕事して、夕方も30分は散歩。夕食後は家族で団らんするという、かなりヘルシーな生活です。都心のマンション暮らしではこんな充実した散歩時間は取れなかったと思うので、谷氏はかなり満足しているんじゃないかな」
「妻もリモート勤務で家にいたので、今までになく家族で過ごす時間が増えていたんです。そこでひょんなことから、夫婦で調味料ブランドをプロデュースすることになって。スパイスミックスを軸にさまざまな食材をミックスさせるスパイスドレッシングという新ジャンルです。夫婦でいろいろ試行錯誤していると、いい香りが漂うから、谷氏はキッチンに張り付いています。彼は残念ながら食べられないんですが(笑)」
● 新谷憲司
ディレクター/インテリアデザイナー。
武蔵野美術大学空間演出学科卒業後、博物館を中心とした企画設計会社に勤務。 独立後、店舗デザインを中心に住宅リノベーションまで幅広く手掛けている。
スパイスドレッシングブランド「加味加(カミカ)」のインスタグラム@kamika_ohmygod