2020.06.06
VOL.05「シガーは色気の嗜好品である」
シガーとは刃物や火を嗜むことでもあるのです
ファッションからカルチャー、旅やホテルからガストロノミーまで、ラグジュアリーライフをテーマに執筆活動を行っているコラムニストの中村孝則さんが、毎回1本のシガーを取り上げてその魅力と楽しみ方をご紹介する連載です。
- CREDIT :
文/中村孝則 イラスト/林田秀一
■ Theme05「シガーは色気の嗜好品である」
しかし、シガーがそれらと決定的に違うのは、刃物と炎を同時に御さねばならないという、ある意味で原始的なアイテムというところにあります。
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『ダビドフ ウィンストン チャーチル レイト アワー リミテッド エディション2020』(5本入り)9500円/ダビドフ オブ ジュネーブ ジャパン
刃物や炎を御するというのは、男としての野性的な感性も必要なわけで、それらを洗練した所作で行う時に、強烈な色気が漂うのではないでしょうか。シガーの魅力は、それ単体の個性や美味さはもちろんですが、そうした一連の所作であったり、シガーをめぐる周辺の道具類のセレクトであったり、つまるところ、総合的なひとつの文化だと思うのです。
さしずめ、今月ご紹介するこの「ダビドフ ウィンストン チャーチル レイト アワー リミテッド エディション2020」は、燃焼時間が短めな15分ほどで、味わいのバランスもいいので、シガー入門の一本としてもオススメいたします。
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中村孝則
コラムニスト。世界各地を独自の視点で読み歩き さまざまなメディアで ラグジュアリーライフを提案。「世界ベスト レストラン50」の審査員も 務め世界各地で美食探求の日々を送る。
※掲載商品はすべて税抜き価格です
■ お問い合わせ
ダビドフ オブ ジュネーブ ジャパン 03-5537-5585