2017.12.05

香水のプレゼントで気をつけたいのは彼女の好みはもちろん……

女性が日々使う美容アイテムも、贈ると喜ばれること必至。けれど、星の数ほどある化粧品から何を選べばよいかさっぱり……という方も多いはず。そこで、美容専門エディターさんに、絶対に外さないアイテムを厳選していただきました！

CREDIT :: 取材・文／鳥海美奈子

オトコにとって、なかなか分かりにくい女性の習慣のひとつ。それは、美容ごとではないでしょうか。メイクやスキンケアに加えて、香りは女性の大好物。ここはひとつ、美容専門誌『VOCE』などでエディター&ライターとして活動する鏡裕子さんのお知恵を借りて、“女子ウケ必至”の香りのギフトをご紹介しましょう。

■ ジョーマローンロンドン「コロンコレクション」

彼女好みに香りをレイヤリングできる
コレクションの決定版

紳士の国、イギリスらしい「ジョーマローンロンドン」の洗練された香りは、いい意味でクセがなく、贈る人を選びません。さらに、「最大の特徴は重ねづけ、つまりはレイヤリングができるので、彼女だけのオリジナルの香りが作れるんです」。

そしてコチラの「コロンコレクション」には、5種類の香りがセットに。よって、重ね方次第で何百通りもの香りを作れてしまうわけです。「なかでも『イングリッシュペアー＆フリージア』は男性ウケのいい爽やかな香りで”モテ香水”と呼ばれていて、ダントツに人気なんですよ」。コレをベースに、その日の気分やシーンに合わせて好きな香りを加えることを彼女にアドバイスしてあげても。「もらって嬉しい、あげて嬉しい。まさにヒトをハッピーにする香水セットと言えます」。

■ ペンハリガン「レディースミニチュアコレクション’17」

気品溢れるルックスと香りが
確実に女ゴコロを掴みます

英国王室御用達のフレグランスメゾンとして、145年余りの歴史を誇るペンハリガン。ホリデーシーズンに向けて、５種類のフレグランスを詰めたミニチュアコレクションが発売されました。

「セレクトショップのディスプレイを見て、気になっている女性も多いはず。小さいながらも気品溢れるルックスは、確実に女ゴコロを掴みます」。それぞれの小瓶のネックには特徴的なタッセルが付いていて、複数の色が並ぶことで素敵さも倍増。

「“こういう可愛いの、キミに似合うんじゃないかと思って”なんていうメッセージも添えたら、女性は確実に喜ぶでしょう」

どれも人気の香りゆえ、贈られた側の女性は自分好みの香りを見つけられるはず。

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■ クリスチャンルブタン「パルファン」

アート作品として飾れるフレグランスは
“イイ女”を象徴する香り

シューズやレザーアイテムなどのエレガントで官能的なデザインが世界中の女性を魅了する「クリスチャンルブタン」。

「ルブタン、と聞いただけで女性のテンションは上がってしまう。まさに憧れのブランドです」。フレグランスのボトルもさすが、芸術品のようなデザインで、「この美しさは飾ってなんぼ。30mlよりも、台座のある透明ケースが付く80mlのほうがオススメ。ドレッサーにアートとして飾り、目でも愉しめることがそもそものコンセプトになっています」。

イチ押しの香りは、写真中央の「トラブルインヘヴン」。「“ザ・いい女”という感じの香り。高めの女、高潔な女の香りです。この香りが似合うような女性とつき合えたら、オトコとして本望では。逆にこの香水を贈ることは、”キミってイイ女だね”というメッセージにもなるというわけです」

■ドットール・ヴラニエス「ロッソノービレ」

赤ワインの繊細なタンニンが香る
大人のためのルームフレグランス

最後にご紹介するのは、イタリア・フィレンツェ生まれのルームフレグランス「ドットール・ヴラニエス」。ブランドアイコンとして、男女問わず厚い支持を受けている香りが「ロッソノービレ」です。「芳醇な赤ワインをモチーフにしており、ストロベリーやブラックベリーなどのベリー系、シトラスやバラなどのフローラルノートの最後に、繊細なタンニンのアロマが香るんです」。

イメージするのは大人の夜のリラックス空間。ナチュラルで気分を落ち着かせるだけのアロマとは方向性の違う、ちょっと甘さもあり、深みのある香りです。「この香りが漂うだけで上質な大人の空間になるという意味では、他に類がありません」。

赤ワイン好きの彼女とともに、冬の夜の部屋をこんな香りで満たしてみませんか？