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2021.07.19

カッコいい大人たちの「挑戦する心を刺激する名言」を集めてみた【01】星野 源ほか

ある人の何気ないひと言が心に響いてその後の人生が変わってしまうようなことがある。言葉とはそれほどまでに大きな力をもっている。ここではそれぞれの道で名を成したカッコいい大人たちの「挑戦」にまつわる名言に耳を傾けたい。

CREDIT :

構成・文/松永尚久 イラスト/Isaku Goto

シリーズ第3弾のテーマは「挑戦し続ける大人はカッコいい」。人はとかく同じことを長く続けていると、変化を嫌って守りに入りがちです。けれど、そこで丸くならず新しい刺激を求めてチャレンジし続けられる大人ってやっぱりカッコいい。

ここに各界でトップランナーとして挑戦し続けたカッコいい大人たちが発した、心に響く「名言」を集めてみました。さまざまな困難に直面しながらも、怯まずチャレンジを重ねていった彼らの言葉には、大人の男として新たな戦いに挑むための強い心を育てるヒントがちりばめられています。
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◆星野 源(歌手・俳優)

「自分の悩みとか超えたい壁って、やっぱ自分しか超えられないんですよね。人にアドバイス求めても、結局自分で考えるしかなかったりする」

ラジオ番組での発言より
ミュージシャン、役者、文筆家などさまざまな分野で才能を発揮、また21年はプライベートでも大きな話題を呼んだ星野 源。TV番組に出演した際、MCが孤独と向き合うことについて発言し、それに対してオンエア内で特に反応を示さなかったことに対して、自身が出演するラジオで「同調していたが、それに対してどう反応すべきか迷っていた」と発言し、その後このコメントを残している。どんなに才能が溢れている人間、もしくは才能がある人だからこそ抱えている悩み。それを解決できるのは自分しかいない。また「壁」を感じるかどうかも自分次第であるということを教えてくれる。
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◆アンソニー・ホプキンス(俳優)

「私はまだ引退する気はありません。老戦士ですからね、強くて生きる力がある」

映画『ファーザー』のプロモーションインタビューより
映画『羊たちの沈黙』(1991年)におけるハンニバル・レクター博士の怪演で知られるイギリスの役者。2021年のアカデミー賞では史上最年長となる83歳で主演男優賞を獲得し、圧倒的な演技力が評価された。その名誉ある賞を獲得するきっかけを与えた映画作品のインタビューより。どんなに年齢を重ねても最前線で活躍していこうとする姿勢。また、今だからこそ生み出せる輝きも存在することを教えてくれる言葉だ。

◆田中将大(プロ野球選手)

「ハードルは高いと思う。でも、そこを飛び越えてやろうというのも自分のやりがい」

楽天イーグルスの入団記者会見より
2014年からメジャー・リーグで活躍、野球の(プロスポーツ部門)連続勝利ギネス世界記録をもつなど、華々しい成績を残している彼が、21年に日本球界に復帰。古巣である東北楽天ゴールデンイーグルスに戻り活動することを報告する記者会見で「これから獲得したいタイトル、目標」を尋ねられての発言。常に高い目標を設定し、弛まぬ努力を続け乗り越えながら、現代の輝かしい成果へと繋がっていることが伝わってくる。
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◆ココ・シャネル(デザイナー)

「翼を持たずに生まれてきたのなら、翼を生やすためにどんなことでもしなさい」

『ココ・シャネルの言葉』より
ファッション・ブランド「シャネル」の創始者であり、デザイナー。幼い頃は孤児院で過ごすなど、決して恵まれた環境(瀟洒な翼を持っていた)とは言えない状況に置かれながらも、さまざまなチャンス、そして与えられたデザインの才能を生かし、現代に通じるスタイルを提案。特に女性に対しては、ファッションを通じて社会的立場を向上させる、新しい「翼」を与えた。そんな彼女の言葉には、どんな逆境も乗り越えていけそうなエネルギーが宿っている。
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◆DaiGo(メンタリスト)

「勇気があるから挑戦するのではなく、挑戦するから勇気が湧いてくる」

Twitterより
「メンタリスト」として人間行動学をわかりやすく解説し、書籍やTV、WEBなど幅広い分野で活躍するDaiGoが「勇気」について自身のSNSで投稿。何事も挑戦しようとするそのモチベーションによって、可能性が広がってくることを伝えている。

◆羽生善治(プロ棋士)

「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている」

著書『決断力』より
15歳でプロ棋士となり、これまで数多くのタイトルを獲得し、国民栄誉賞も獲得している、現代の将棋界を代表する存在。しかし、その才能をもちながらも、必ずしもすべてが自身の思い通りの展開にはいかないもの。せっかくの努力も水の泡になってしまうことも。そのひとつひとつに心を折るのではなく、さらに強くなるための「糧」と感じる心の強さをもつことが大切なのだ。
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◆ダラ・コスロシャヒ(企業経営者)

「失敗は必ず何かを教えてくれる。だからそれをめげずに、素早く動き続けていく限り、成功が待ち受けていることでしょう。そのスピードが、あなたに失敗という『贅沢』を与えてくれるのです」

アメリカメディアでのインタビューより
ライドシェアやフードデリバリーなど、ギグエコノミー(独立業務請負業者)のパイオニア的存在である企業、ウーバー・テクノロジーズの現CEO。エクスペディアをアメリカ最大の旅行代理店に成長させるなど、その手腕が注目されている存在だ。思い立ったアイデアはすぐ実行する行動力、それこそが変化する時代を捉える原動力になることがわかる言葉である。
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◆山縣亮太(陸上選手)

「これまで記録が出なくても気持ちを切らさなかった。自己記録まで濃い時間だった」

陸上男子100mの日本新記録を出した後の記者会見より
21年6月に開催された布勢スプリント2021男子100m決勝にて9秒95の日本新記録をマーク、東京五輪を内定させただけでなく、日本選手団の団長にも任命されたスプリンター。度重なる怪我、そして肺気胸も患うなど、さまざまな困難を乗り越えて勝ち取った切符。前進する気持ちを抱き続ける限りどんな困難も乗り越えられ、いつか耐えたその時間は自分にとって貴重な財産になることを教えてくれる言葉だ。

◆アルベルト・ザッケローニ(元サッカー日本代表監督)

「大切なのは“言う”のではなくて“やる”ことだ」

JFAのコラム連載より
「ビッグ4」と呼ばれるACミラン、インテル、ユヴェントス、ASローマのうち、3クラブの監督を経験し、2010年より4年間サッカー日本代表監督を務め「ザック」という愛称で親しまれた存在。自身は「第二の故郷」と言うほど、日本に対して親近感を抱いていた様子で、JFAに著されたコラムでは、サッカーだけでなくその思いも多く綴られている。そのなかで、彼が最も日本選手(人)と関わって心惹かれたことは、「言わぬが花」の精神。大きな声をあげることなく、粛々と自身のレベルを向上させていく姿は、他の地域にはない素晴らしい特性であり、それを生かせば世界を驚かせるようなことができるのではと、我々を鼓舞している。
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 ◆トッド・スキナー(登山家)

「一歩を踏み出せるなら、もう一歩も踏み出せる」

著書『頂上の彼方へ ~究極の山から得た40の教訓』より
初登頂を遂げた山は26カ国300を超え、またビジネス界でもその経験を生かした講演が人気を博した、フリークライミングの第一人者的存在。不可能だと言われることに対して、常に果敢にかつ緻密に挑んでいったその姿勢。残念ながら米ヨセミテ国立公園にて命を落としてしまうものの、誰も開拓していない分野や世界に一歩踏み出すことで、新しい何かが生まれるということを、彼は人生をかけて伝えてくれた。
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