2020.12.08
iPhoneで月を綺麗に撮影する方法
夜空の月をスマホで撮っても、なかなか綺麗に写らずガッカリしたことはありませんでしょうか? ここでは、そんな月をスマホで綺麗に撮る、コツとテクをご紹介!
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文/LEON.JP編集部
【2021年4月1日追記】
最新版の記事を公開しました!
こちらは望遠レンズも三脚も不要、iPhoneのみで簡単に撮影できるテクニックとなります! ぜひチェックください!
https://www.leon.jp/electronics/64862
やっぱり日本人は月が好き?
現代においてもそんな月に対するイメージに変わりはありません。きっと皆さんも月を眺めてロマンティックな気分になったことが一度はあるのではないでしょうか。
綺麗な月は彼女に送ってもSNSにアップしても、あなたの好感度をきっと上げてくれるはず! なのでぜひここで綺麗な月の撮り方をマスターしてください。
1. Apple公式の月の撮り方
という声が聞こえてきそうですが、何も天体望遠鏡を用意する必要はありません。一般的な双眼鏡でも十分撮影が可能ですので、まずはご自宅にあるものでお試しを。
また、この動画にはもう一点重要なテクニックが示されています。それはステップ4に紹介されている明るさ(露出)設定の部分です。
そのためここではフォーカスしたい部分(ピントを合わせたい部分)を長押しでロックし、さらに明るさ(露出)を下げるというテクニックが使われています。
ちなみにですが、先ほどの写真でも露出時間を変えるだけで月の見え方がこれだけ異なってきます。
2.露出が調整できるカメラアプリで撮影
ちょっと専門的な話になりますが、「ISO感度」とはカメラのセンサーがどれくらい敏感に光をキャッチするかの数値です。高くなるほど写真は明るくなりますが、同時に画質がザラついたものとなります。
また、「シャッタースピード」とはその名の通りカメラのシャッター速度のことで、秒数が長いほど多くの光を取り込みますが、その分、手ブレの原因にもなってしまいます。
写真を綺麗に撮るにはこれらの値を適切にする必要がありますが、そんな細かい設定ができるカメラアプリがこの「MuseCam」です。
ここでは実際に月の撮影をしながら説明していきましょう。
アプリを起動したら左から三つ目の「ISO」をタップし、最小の値に設定します。
これで撮影準備はOKです。撮影時にはしっかりとiPhoneを固定し、一番下の赤いボタンでシャッターを切ります。
このように、空や月の明るさ、撮影環境によって設定値は変わってきますが、
(1)ISOを最小にする。
(2)シャッタースピードを速くする。
(3)焦点距離を合わせる。
というステップは変わりませんので、撮影時にはさまざまな設定で撮ってみると良いでしょう。
3. iPhone用の望遠レンズで撮影
「iPhone 望遠レンズ」で検索すると数多くのアイテムがヒットしますが、ここでは倍率18倍の望遠レンズなどがセットになったActyGoの「マルチファンクションレンズキット」を試してみたいと思います。
ちなみにですが、望遠レンズを装着するとピントが合いづらくなるので、辛抱強く設定する必要があります。
果たしてその結果はいかに?
もちろん、一眼レフカメラや超望遠レンズで撮影をすればもっと綺麗な月を写すことができるでしょう。ですが、スマートフォンでも少しの努力をすればこれまでとは違った綺麗な月を写すことが可能になります。
月が綺麗なこの時季、ぜひ皆さんも大切な人に向けて月の撮影をお楽しみくださいませ。