2021.12.13
【美女の本音トーク】デートって“ホルモン分泌”かも(笑)
この冬、最高のデートを楽しみたい読者諸兄のために、3人の美女たちによる緊急デート座談会を開催! 思い出のデートや、デートでやりがちな男性のNG行動など、デートにまつわる女性たちの本音トークをたっぷりお届けいたします。
- CREDIT :
写真/トヨダリョウ 文/大塚綾子
経験値豊富な読者諸兄にとって、デートプランなんて朝飯前。いくつもの勝ちパターンをお持ちかと。でもそのデート、貴兄のひとりよがりになっていませんか? 最高のデートを演出するためには、女性たちの声に耳を傾け常にアップデイトするのが大切ですよね。そこで今回は3人の美女たちにお集まりいただき、座談会を開催。会社経営の麻紀さんと友人の歩さん、後輩の里佳さんに、女性の本音をたっぷりお話ししていただきました。
● 秋定麻紀(あきさだ まき)さん
職業/YUME1合同会社 代表
身長/156㎝
血液型/AB型
生年月日/1985年7月17日
趣味/美容、寝ること、料理
お気に入りの休日の過ごし方/娘(4歳)と過ごす
Instagram/@makiakisada
● 上原 歩(うえはら あゆみ)さん
職業/モデル
身長/158㎝
血液型/B型
生年月日/1982年7月20日
趣味/ワインのテイスティング、料理
お気に入りの休日の過ごし方/郊外へドライブデート
Instagram/@ayumiuehara
● 亀井里佳(かめい りか)さん
職業/フリーランスPR
身長/167㎝
血液型/B型
生年月日/1995年4月15日
趣味/ゲーム「バイオハザード」にハマり中
お気に入りの休日の過ごし方/純喫茶めぐり
Instagram/@liccamoroll
初デートで「可愛い!」を連発されると、かなり警戒モードに入ります
里佳 「それ可愛いね」って、持ち物を褒めてもらうと単純にうれしいですね。あと「今日の服、似合うね」とか。
歩 私は「いつもきれいにしてるね」くらいに思ってくれたらうれしいかな。ちょっと不器用な人が好きだから、言葉よりさり気ない行動で伝えてくるのが好きです。「どこに行くの?」と聞くんじゃなくて、どこかへ行こうとした私の腕をやさしく掴んできたりするとグッときちゃう。
麻紀 私は逆になんでも言ってくれる人がいいですね。前につきあっていた人が「ありがとう」も「きれいだね」も、何も言ってくれなくて。何を考えているのかわからなくて。「好き」とか「ひとめぼれした!」とか、思ったことはその場でスパッと言ってくれる人がいい。次があるかもわからないし。
歩 一度デート中に酔ってつい寝ちゃったんですよ。目が覚めてメイクが落ちてたから「あー、顔が汚ーい」って言ったら、彼に「寝起きも、いつも可愛いよ」って言われたんです。
麻紀 だって、それはあなたが可愛いから。あざといわよ(笑)!
歩 でもメイクも落とさずに寝ちゃったらひどいじゃない? こんなことさらっと言える日本人男性もいるんだ! ってびっくりしちゃって。
里佳 うんうん、たしかに。
歩 ただ褒められるとうれしい反面、「誰にでも言ってるんでしょ?」とも思っちゃう。
里佳 「可愛いね」も、初めてのデートであまりに言われたら警戒しちゃうかも。
麻紀 シチュエーションによるよね。みんなでいる時にあまりに言ってくると「この人、チャラい」って思っちゃうし。初デートの時にあまりに褒めまくってきて、“口説いてます!”って姿勢が見えると引いちゃうかな。お互いを知って歩み寄ろうとする姿勢が見えないというか。ファーストインプレッションだけで口説いてくるのはあまりうれしくない。
歩 そうかも。でも「可愛いね」は人によるんだよね。この人が言う「可愛いね」は本当だなと思う時もあれば、この人は言い慣れてるなあとか。
麻紀 本心かどうかは、ちゃんと目を見ればわかるよね。
里佳 同意です!
予約の取れない話題のレストランより、彼の聖域に連れていってほしい!
歩 う~ん、お金も地位もある人だと、すごくわかりやすいデートをするじゃないですか。“予約が絶対に取れない”、 “食べログ1位”とか。お金がある人だと、それができるのは当たり前だよねって思っちゃうんですよね、私。ちょっとひねくれてて(笑)。
麻紀 いや、それすごいわかる。
歩 でも、そういう人が「本当はココは誰も連れていきたくないんだけど」って、昔から通っているすごくこじんまりしたお店とかに連れていってくれると、キュンとしちゃう。自分のサンクチュアリみたいな場所に連れていってくれる=彼の内側に入れたと思うとうれしいし。むしろお金持ちな大人の男性ほど、素朴なデートがいいと思いますよ。
麻紀 人気のお店に「連れてきてやったぞ。すごいだろ?」っていう時代ではもうないのかも。それより歩が言っていたみたいに、なじみのおばちゃんがやっている居酒屋に「紹介したかったんだよね」って連れていってもらうほうが、私もうれしいな。お店の人も「女の子を連れてきたのなんていつぶり〜?」みたいなことを言ったりして。それが全部お芝居だったら怖いんですけれど(笑)。
歩 うんうん。逆に全然お金がないクリエイター系の彼が、すごく頑張ってベタなクリスマスデートを用意してくれたことがあったんですよ。「今日は横浜に行こう! あったかい格好してきてね」とだけ言われて。目的地に着いたら、クルーザーをチャーターしてくれてたの! ちゃんとシャンパンとかも用意してくれて。「お金大丈夫なのかな」って心配になっちゃったけど、それはすごくうれしかった。私のために何カ月も頑張ってお金を貯めてくれたんだろうなって。
里佳 誠意を感じるかどうかですよね。
歩 あるあるー!
麻紀 ちょっとしんどいなって思いますね。友達との飲み会の延長みたいなノリで、「可愛いじゃーん。何歳?」みたいな感じでこられると、どうしてデートにあえて呼ぶ? って思っちゃう。
歩 友達に聞いて笑っちゃったのが、すごく楽しいデートでごはんも美味しかったのに、お会計の時に相手が自分の目の前でクーポンを出したんだって。「今日20%オフですよね」とかって。
麻紀 使うならこっちが見てない時にやってほしいよね。
歩 「カッコよかったから、がっかりだよ」って(笑)。きっとLEON.JPの読者さんはそんなことしないですよね。こんな話ごめんなさい(笑)。
麻紀 あと1円単位で割り勘してきたり「あ、40円ある?」とか端数出してと言われるのもちょっと残念。
里佳 え、そんな人本当にいるんですか?
麻紀 いるのよ。自分も自立しているし、いい大人だから、もちろん相手に全部出してほしいとかは思わないけどね。
歩 デートで割り勘は、あんまり好きじゃないな。それなら「今日の食事は出してもらったから、次のデートは私がごちそうするね」って言いたい。その時は自分の好きなお店をプレゼンできるし。
ひとりよがりなサプライズはNG。むしろ相談してくれたほうがうれしいです(笑)
麻紀 もちろんうれしいんですけれど、途中で気付いちゃうからなあ。過去につきあった彼も、何度かサプライズで誕生日パーティーを開いてくれたことがあったけれど、「あ、これくるくる、きたきた。やっぱり!」って途中から気づくから、私は反応に困ります。素で驚いたサプライズは今までないかも。
── 途中で気づいた場合は、どうするんですか?
麻紀 「あー、ありがとー(棒)」って。「きゃーっ!」とか驚いたふりはできないんです。
歩 私はサプライズ大好き♡ それに全然気づかないんですよ。
麻紀 歩はそうね。サプライズは計画するほうがいいな。私が男だったら、絶対に相手を驚かせる自信あるもん。
里佳 私もサプライズされるのはあまり得意じゃないかも。サプライズだと、だいたい期待している以上がないかなあって。
麻紀 一番冷静な意見!
── では、サプライズのプレゼントはどうですか?
里佳 特にプレゼントのサプライズが困るかも……。サプライズで本当にどストライクだとうれしいけど、それは難しいからイチかバチかになるくらいなら相談してほしい。レストランとかデートプランもふたりで一緒に考えたほうが楽しいし、いいかな。
麻紀 私も。それならあっちが欲しかったって絶対になるもん。一度LINEでリスト投げてって思っちゃう。あれ、私いつからそんな人間になっちゃったんだろう(笑)?
里佳 女友達だと誘ってもらったお店も「ここ行きたかった!」っていう率は高いけど。
麻紀 普段からちゃんとふたりで会話をしているかどうかだよね。
歩 そうね。会話は大事だよね。私もプレゼントに関してはサプライズよりも聞いてほしい。共有してください派ですね。
里佳 私の友達は、長くつきあっている彼がいて「誕生日プレゼントには指輪が欲しい」ってずっと彼に言ってて。でも誕生日の直前に、なんとなーく買おうと思っているカメラの相談を彼にしたらしいんですよ。そうしたら誕生日にそのカメラが来ちゃったってがっかりしてました。
麻紀 なんでー!? それはいいじゃん。
里佳 カメラは自分で買うつもりだったし、実用的じゃないですか。彼からのプレゼントならやっぱりロマンティックなものがいいって。
歩 20代の時はクリスマスにNYに行ってみたかったなあ。
里佳 あ、私行ったことあります。でも到着したのがイブの前日の夜だったから、どこのお店も閉まっちゃってて。クリスマスはだいたいレストランもお休みでおしゃれしてディナーに行ったりはできなくて、テイクアウトしたご飯をエアビーで食べました(笑)。それでもやっぱりすごく思い出に残っていますね。
歩 えー、いいなあ。30代になってから妄想している理想のクリスマスデートは、オーロラを見にいく! かな。私、20代の頃はイルミネーションに全然興味がなかったんですけど、30代になってイルミネーションの美しさに目覚めて。イルミネーションの最高峰ってオーロラじゃない?って気づいたんです。
麻紀&里佳 (笑)
歩 天然のイルミネーションを見にいきたいんです♡
麻紀 私は北海道の湖畔にあるようなホテルで、ゆっくり過ごしたいな。ご飯もおいしくて五感が満たされるような所。東京生まれの東京育ちで見慣れているかんじで、ここのイルミネーションを見ながらご飯食べたいとかはあんまりなくて。まあ、でも相手が好きな人だったら、それも全然楽しいんでしょうけど(笑)。
里佳 私はヨーロッパの街で開催されているクリスマスマーケットに行くのが、大学生の頃からの夢ですね。いつか行ってみたいな。
── 皆さんにとってデートはどんな時間ですか?
里佳 うーん、デートの前って緊張するし、前々から約束していると前日に行きたくないってなっちゃうこともたまにあります。だから私は、当日や前日とか突然誘われるほうがいいんですよね。2週間後とか来月って言われても、その時に行きたいかどうか、わからないし。
歩 えー! 私ならその日に向けて徹底的に準備するけど(笑)。
里佳 好きな人だったらいいんですけれど、まだ好きかどうかわからないような段階だったら、めんどくさいって思っちゃう。周りの友達も含めてよく言ってますけれど、気軽なデートのほうがいいかな。
歩 へぇ、今どきの20代はそうなのね。
里佳 正直、友達と遊ぶのとあんまり変わらない感覚です。
歩 私にとってのデートは、……“女を確認する瞬間”ですね。
麻紀 名言出ました! でもその通りだよね。いいなって思う相手や恋人とLINEのやりとりで終わっちゃうよりも、実際に目を見て声を聞いて、会うことで湧き上がる思いは、デートでしか得られないもの。すごく女性ホルモンが分泌されている感じがする。私にとってのデートは、ずばり“ホルモン分泌”かも(笑)。
撮影場所は……
デートにぴったり♡「TAVERN by the green(タバーン・バイ ザ グリーン)」
この秋に「ザ ストリングス 表参道」に誕生したレストラン「タバーン・バイ ザ グリーン」では、12/26までのクリスマス期間中に限定コースメニューが登場(ブランチは開催中、ディナーは12/18スタート)。発酵ビーツのソースが鮮やかなアートな前菜や、芳醇な冬トリュフにフォアグラを合わせたリゾットなど、熟成や発酵を得意とするシェフが繰り広げる渾身のコース料理が楽しめます。表参道のイルミネーションが眺められる絶好のロケーションは、まさにデート向き! ブランチ7500円、ディナー1万8000円(ともに税・サービス料込み)
住所/東京都港区北青山3-6-8 ザ ストリングス 表参道 2F
予約・問い合わせ/03-5778-4534
営業/11:30~22:30 無休
https://www.strings-hotel.jp/omotesando/restaurant/tavern
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