上質な素材で丁寧に仕立てられたテーラードのコートやジャケットをニットやシャツの上にサラリと羽織り、ボトムスには美脚効果が期待できるスマートなパンツにスリップオンを。仕上げはシンプルな薄マチ時計に控えめなゴールドのピンキーをひとつ。シックでありながら、どこか色気が漂う、そんなスタイル。
はたまた、ミリタリージャケットやライダーズといったタフな面持ちの一着に、シルエットの美しいコットンパンツやデニムを合わせて無骨すぎないほっそりなラストのブーツをコーディネート。腕元には強印象なブレスレットや時計をガツンと合わせればカジュアルでありながら随所にリッチが効いている大人の装いに。
小誌はそんな前者のスタイルを艶のあるクラシックな装い、名付けて「艶クラ」と定義し後者をカジュアルなのだけれどどこかさも漂う「不良カジ」と命名。どちらも甲乙つけ難い装いとして本特集で大オススメいたします。今冬、この「クラ」と「カジ」をT.P.O.や相手のタイプ、もしくはその日の気分で自在に使い分けてもらえばどんな状況(相手が清楚系でもツンデレ系でも!)だってアナタは余裕をもっていられるハズ。
間違ってもどちらか一方に執着してしまったり食わず嫌いから片方を否定するなんてことはなきように。だって、アナタの愛しき女性像がひとつに限らないのと同じで"モテる"装いもひとつではないわけですから、ね。