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2023.03.27

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創業50周年のちょい不良(ワル)な会社って!?

九州は鹿児島にある創業50周年を迎えた業務用総合食品卸の「西原商会」をご存知でしょうか。一度見たら忘れられない発色の良いグリーンの営業車を国内外に走らせ、食の世界の黒子の役割を担う一方で、有名ミュージシャンや高級ブランドとのコラボレーションなど、型破りな一面を併せ持つ、なんとも「ちょい不良(ワル)」な会社。その真相を確かめるべく、LEON編集長の石井洋が西原一将社長に突撃インタビューを敢行しました。

CREDIT :

写真/前田 晃 インタビュー/石井 洋(LEON) 文•編集/堀川正毅(LEON)

こんな型破りな会社、聞いたことがない

西原商会 クレイジーケンバンドの横山剣さん(!?)を挟んで西原社長(右)と石井編集長(左)が揃って「イイ〜ネ!」
▲ クレイジーケンバンドの横山剣さん(!?)を挟んで西原社長(右)と石井編集長(左)が揃って「イイ〜ネ!」
世の中には我々の想像を絶する会社があるものです。賃金体系が外資系並みの実力主義を導入していたり、手厚い福利厚生が用意されていたりと、企業は優秀な人材を確保するべく、あの手この手と知恵を絞っていますが、正直、「え?」と耳を疑うようなものは少数かと。

食品卸の「西原商会」は、そんなひと握りの、やっていることが常に想像の斜め上をいく、なんとも「ちょい不良(ワル)」な会社なんです。どんなビジョンのもと、どういうことを実施してきたのか、西原一将社長にお話を伺いました。

石井 来ちゃいました、鹿児島にある西原商会さんの本社。西原一将社長、本日はよろしくお願いいたします。

西原 よろしくお願いいたします。よりよく知っていただくために、社内を歩きながら弊社の取り組みをお話しさせていただきますね。

石井 いきなりですけど、すごい建物ですね。
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西原商会 四方から光の入るエントランスはモダンでクリーン。会社のポジティブなエネルギーがみなぎっています。
▲ 四方から光の入るエントランスはモダンでクリーン。会社のポジティブなエネルギーがみなぎっています。
西原 2020年に完成した新社屋「CORE」は、今後20年30年と使うことになるので、いつの時代でも新しく感じられる、そんな空間をと建築家の方と相談をして建ててもらいました。我々は外食産業の黒子ですが、そんな黒子に徹する社員にとって、「格好いい」と思える社屋であることは、彼らのモチベーションのひとつになると考えているからです。

石井 なるほど、2Fの踊り場に設置された寄せ書きや数々のトロフィーもその一環でしょうか。

西原 そうです。スポンサーをしているサッカーチームの選手の寄せ書きや、M&Aで弊社グループに参入していただいた会社との記念写真など、社員が常に自分の会社のことを意識できるようにしています。
西原商会 壁一面に飾られた記念品の数々。Jリーグ「鹿児島ユナイテッドFC」の選手の寄せ書きなど、食品卸のジャンルを超えた取り組みの証がズラリ。
▲ 壁一面に飾られた記念品の数々。Jリーグ「鹿児島ユナイテッドFC」の選手の寄せ書きなど、食品卸のジャンルを超えた取り組みの証がズラリ。
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西原商会 極めつきがコチラの甲冑。社長の自宅を建てた時からお付き合いのある「丸武」が新社屋を建立した際に送ってきたそう。もちろん、カラーは西原商会のトラックの色から。いやぁ、ちょい不良(ワル)過ぎます。
▲ 極めつきがコチラの甲冑。社長の自宅を建てた時からお付き合いのある「丸武」が新社屋を建立した際に送ってきたそう。もちろん、カラーは西原商会のトラックの色から。いやぁ、ちょい不良(ワル)過ぎます。
石井 確かにM&Aは社員には伝わりにくい案件ですよね。だからこうやって可視化されると、自分の会社が何をやっているのかが分かって良いですね。ちなみにM&Aは一将社長の代になってから始めたことですか?

西原 はい、私は創業40周年のタイミングで先代の一義会長からバトンを受け継ぎまして、そこからM&Aをスタートしました。食品業界は小さいところが沢山ありまして、経営が難しかったり、後継者が不在だったりと問題を抱えているところが少なくないんです。小さくはありますが、それらが無くなってしまうと地域の食文化がなくなってしまいます。だから、日本の食文化のためにも、どうにか守っていきたいとM&Aを始めたんです。
西原商会 M&Aで西原商会のグループとなった企業との記念品を前に使命を語る一将社長。
▲ M&Aで西原商会のグループとなった企業との記念品を前に使命を語る一将社長。
石井 単なる企業買収ではなく、食文化を守っているのですね。

西原 これまで長崎のちゃんぽん麺、鹿児島のさつま揚げ、熊本の馬刺し、小豆島の佃煮、知多半島のエビ煎餅などの会社をM&Aしてきましたが、これらはどれも地域の食文化を語る上で欠かせないものなんです。そしてそれは観光やレジャーに直結するものでもあります。観光は宿が良い、景色が良いだけではなく、現地での食に期待するところが大きいですからね。我々はM&Aを通じて、そんな食文化を守ることがとても大切だと考えているんです。
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美味しい日本食を世界の人に伝える責任

石井 海外にも進出していますよね。

西原 現在5拠点ありまして、4月にベトナムに進出して6拠点になります。石井さん、海外で日本食を食べたらあまり美味しくなかった……、なんてことありませんでしたか。

石井 あります! 日本人が経営しているところはいざ知らず、日本食レストランと書いてありながら、どこの国の食べ物? というところで残念な気持ちになったことも。

西原 そうなんです。それらを食した海外の方が「これが日本食」と思われてしまうのは嫌だなと。実際、腕の良い日本人の料理人が現地で奮闘していても、食品問屋が案外機能していないというのが実情で。我々が真っ当な日本の食材を提供することで、現地でのクオリティアップに貢献できると考えたんです。

一般には目に触れないパッケージにこだわる

西原 2階が広報部のフロアになります。私のデスクもコチラにあります。
西原商会 一将社長の席は広報チームの一番奥。社員のおしゃべりも聞こえる近い距離感が印象的。
▲ 一将社長の席は広報チームの一番奥。社員のおしゃべりも聞こえる近い距離感が印象的。
石井 社長室を構えてないんですね。

西原 社長室はいらない主義です。あっても昼寝するのが関の山ですから(笑) 。出来るだけ社員とコミュニケーションを取りたいと思っています。ここに壁が一枚あると、どうしても躊躇してしまいますが、同じフロアで同じように机を並べていれば、「ちょっといいですか?」と声をかけやすいかなと思って。
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西原商会 デスクに座ってもらい、パチリ。「その書類の山の中には日本サッカー協会の会計に関するものもある」と一将社長。鹿児島県のサッカー協会の会長を務めていたことがきっかけで、日本サッカーの財政状態を把握・管理することになったそう。
▲ デスクに座ってもらい、パチリ。「その書類の山の中には日本サッカー協会の会計に関するものもある」と一将社長。鹿児島県のサッカー協会の会長を務めていたことがきっかけで、日本サッカーの財政状態を把握・管理することになったそう。
石井 広報部のすぐ横に立派なテストキッチンがあるのですね。

西原 ここを使ってBtoBの商品や一部BtoCの商品を開発しています。食品メーカーさんとの協業も多く、例えば大手食品メーカーさんと作った「ホワイトソース」は昨年の発売以来、非常によく売れています。

西原 商品開発の際、味へのこだわりは当然ですが、パッケージやブランディングにも注力しています。BtoB商品の場合、どんなにパッケージにこだわっても、それを目にするのはせいぜい料理人くらいなので、一般的にはお金をかけていません。けれど、我々は中身も外見もきちんと手がけることを重要視しています。それにより、社員の意識も変わると思っているんです。
西原商会 業務用でもパッケージひとつからこだわることで、社員は自信を持ってセールスできると語る一将社長。
▲ 業務用でもパッケージひとつからこだわることで、社員は自信を持ってセールスできると語る一将社長。
石井 なるほど。コストとみなされるパッケージにもお金をかけて、商品のクオリティアップを通じて社員のモチベーションを上げるとは。発想がちょい不良(ワル)ですねぇ。

西原 我々は外食産業の黒子ではありますが、社員にはそんな仕事に誇りを持ってほしい。また、飲食店からも業務用は「安かろう悪かろう」と思われてきたところがあるので、味も見た目も一生懸命に作り込むことで、それが良いものであることを伝えたいんです。スーパーのお惣菜のクオリティが高いいま、消費者はちょっとやそっとじゃわざわざ外食しません。外食店のレベルを底上げするという意味でも、こういった取り組みが重要になっていくと考えています。
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お金を出して買うレベルのものをプレゼント

石井 さて、今回、我々が西原商会に興味を持った理由のひとつが、LEONでもお馴染みのレザーバッグブランド「エルゴポック」のバッグを社員に贈与しているというちょい不良(ワル)過ぎるエピソードですが、それは本当ですか?

西原 はい、会社が40周年のタイミングで社長に就任したのですが、周年って会社の都合であって、社員にはあまり興味のない話だなと。どうしたらもっと社員の皆さんに周年を体感してもらえるのか。そこで50周年のタイミングで、「こんなもの貰っちゃっていいのですか?」と言ってもらえるものをとエルゴポックのビジネスバッグを贈与することに思い至ったんです。

石井 すごぃ! でもなぜエルゴポックだったんですか?

西原 元々私が愛用していたブランドだったのですが、社員が毎日使えるもので、日本製で、何よりみんなが知っているものでと考えたら、自然と行き着いたというわけです。早速、エルゴポックを手がける「キヨモト」の清本英昇社長に連絡を入れさせていただきました。
西原商会 エルゴポックにスペシャルオーダーしたバッグは全6色がラインナップ。もちろん、型から完全別注品。
▲ エルゴポックにスペシャルオーダーしたバッグは全6色がラインナップ。もちろん、型から完全別注品。
西原商会 社長が愛用するのは、コーポレートカラーが眩しいコチラのバッグ。
▲ 社長が愛用するのは、コーポレートカラーが眩しいコチラのバッグ。
石井 なかなかこのクラスの商品の贈与は聞いたことないですね……。

西原 おかげさまで評判良いですよ。ただ難点もあって、飲み会に参加すると、ほぼ全員が同じバッグなので間違えて持ち帰らないか心配です。

石井 愛用されてる証拠ですね。って、バッグとは別に名入りの名刺入れも!?

西原 名刺入れの名刺入れは、勤続10年の社員に贈与しています。バッグと同じ素材で清本社長にお願いしました。

石井 徹底してますね〜。
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ロロ・ピアーナのオーダースーツを贈与!?

石井 ちょい不良(ワル)の極みが、コチラ。ロロ・ピアーナのオーダースーツですか〜。

西原 はい、勤続20年の社員にフルオーダーでスーツを仕立ててプレゼントしています。

石井 いやいや、一般的なサラリーマンがロロ・ピアーナのスーツを着ることなんて、なかなかないですよ。

西原 そうかも知れません。ですが、社員には格好良くいてほしいし、西原商会で働いていて良かったと思ってもらいたいんです。ただし、条件がありまして、フルオーダーの際、ちょっと太っても着られる“ゆるめ”のフィッティングは禁止しています。ジャストサイズで、ちゃんと格好良く見えるように作ってもらっています。
石井 社員がロロ・ピアーナのスーツを着こなしているってだけで、めちゃくちゃ良いブランディングですよね。

西原 仕事だけじゃなく、結婚式など、どんな席でも堂々と参加できる一着として、みんなが着てくれるのがうれしいですね。

石井 エルゴポックといい、コチラのオーダースーツといい、ほんと、聞いたことないですよ。小規模の会社ならいざ知らず、この規模でやっちゃうのは驚きです。

西原 今年、40名の社員がこのオーダースーツを受け取る対象になります。

石井 よっ! 太っ腹!
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DJ時代に培った交友関係が生んだ奇跡

石井 なんなんですか、この景色は。桜島が絶景すぎる!

西原 同じ敷地内のもう少し海側に元々の社屋があったのですが、数年前にそこを残しながら新社屋を建てまして、完成のタイミングで旧社屋を解体して、この景色となりました。
西原商会 新社屋の最上階にある多目的ホールの景色。酔っぱらった写真が転落しないよう、テラスには出られないように施錠しているんだとか。
▲ 新社屋の最上階にある多目的ホールの景色。酔っぱらった社員が転落しないよう、テラスには出られないように施錠しているんだとか。
石井 海外ですね。なんか、ハワイに来たみたい。

西原 前にビルがないのはセキュリティ面でも良いんですよ。大切な書類を覗かれる心配もありませんしね。裸で歩いていても大丈夫(笑)。

石井 ホールと言えば、ヒップホップグループの「ライムスター」とライブで共演してホールを賑わせたことがあるとお聞きしましたが。

西原 大学生の頃、東京でDJをやっていたのですが、月に1度のペースでイベントを開催していて。その時にゲストで出演してもらったことがきっかけで、20年来のお付き合いをさせていただいています。

石井 20年!

西原 1ファンに始まり、共演させていただき、彼らの活動のサポートをさせていただくなど、多方面でお付き合いさせていただいています。もうひとつ、クレイジーケンバンドの横山剣さんとも交友させていただいていまして。

石井 でた〜。
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西原 弊社40周年の社長交代の時、「ヒルトン福岡シーホーク」で社員らと飲んでいる時に、しばらく全社員で集まっていないね、となりまして。で、ただ集まってもという話になり、当時の仕入れ担当の部長がクレイジーケンバンドの大ファンだったので、じゃあ彼にドッキリを仕掛けようと。しかも、単に剣さんが登場しても面白くないので、全国の営業所に声がけをして、大カラオケ大会を開催したんです。歌はもちろん「GT(クレイジーケンバンドのヒット曲)」で、盛り上がりがピークに達したタイミングで本人登場と。ドッキリ大成功でした。

石井 部長、泣いちゃいますね。

西原 彼に限らず、社員がステージ前方に駆け寄るくらいすごい盛り上がりようでした。あまりに熱量が高かったので、その勢いに乗じて、打ち上げの際に剣さんに西原商会の社歌をお願い出来ないかと相談してみたんです。

石井 ちょい不良(ワル)過ぎる!

西原 ありがたいことに受けていただけまして。ちょっと特殊な契約をしたこともあり、我々は社歌として歌ったり流したりしていますし、剣さんもクレイジーケンバンドの1楽曲としてアルバムに入れていて、カラオケでも歌えるんですよ。だから、彼らのライブで西原商会の社歌を歌ってもらえるという(笑)。

石井 最高のプロモーションじゃないですか。

西原 ライブに行くと会場で実際に歌ってもらい、「西原商会~西原商会~」と何度も言ってくれて、うれしいやら恥ずかしいやら。
▲ クレイジーケンバンドの横山剣さんが手がけた西原商会の社歌がコチラ。
石井 そんな話に続いて、ライムスターが携わっている映像もありますよね?

西原 ご縁がありまして、「サンライズ」という映像制作会社にいわゆるプロモーションビデオを作成いただけることになりまして。過去にライムスターが「肉体関係パート2」というクレイジーケンバンドの曲をフィーチャリングしたことがあったので、それを基に西原商会バージョンでお願いしたんです。ライムスターは完成した曲をCDにして発売してくれて、なんとオリコンのウイークリーランキングで9位までいきました!(全社員で買いました)
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「世界、西原商会の世界! Part2 逆featuring CRAZY KEN BAND」のシングル。
▲ 「世界、西原商会の世界! Part2 逆featuring CRAZY KEN BAND」のシングル。
▲ コチラが「サンライズ」が手がけた同曲のPV。冒頭で登場する旧社屋(鹿児島支店)は、当時の雰囲気や佇まいがそっくりそのままなのだそう。
石井 内側という「社員」に対しての部分と、ブランディングやミュージシャンとの関わりという「外側」の部分とのバランスが絶妙ですね。こんな会社なかなかないです。

西原 学生時代に始めたDJのつながりで、最終的には先述のライムスターや、須永辰緒さん、FPMの田中知之さん、ピチカート・ファイヴの野宮真貴さん、そしてクレジーケンバンドの横山剣さんという、錚々たるメンバーにイベントに参加していただけるという、素敵な人間関係を築くことが出来ました。それは、いま経営者としてやっていることと、もしかしたらあまり変わっていないことなのかも知れません。

石井 確かにそうかも知れませんね。元々あるものに対しての掛け算だったり、時に引き算を挟んでみたり。そんなリミックス感覚を一将社長はお持ちなんですね。
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日本イチ合コンでモテる会社へ

石井 色々なお話を伺ってきましたが、一将社長、西原商会を今後、どういう会社にしていきたいとお考えですか?

西原 「日本で一番、合コンでモテる会社にする!」ですかね。

石井 お〜、ちょい不良(ワル)社長の面目躍如なセリフですね!
西原商会 社員への熱い思いを語る一将社長は、モテる社員育成を目指している。
▲ 社員への熱い思いを語る一将社長は、モテる社員育成を目指している。
西原 年齢を重ねてもう合コンには行かないという人でも、たとえばスナックに行けば、そこでチヤホヤされる可能性があるわけで。大企業だからモテるのか、高給取りだからモテるのか……、モテるってすごく難しいと思うんです。トータルでモテるか否かが判断されるんじゃないかなと。でも、そういうのがある程度出来てくると、たとえば社員の息子や娘がそんな両親を見て、「自分もこの会社で働きたい」と思ってもらえるんじゃないかと思うんです。そんな会社にしたいというのが僕の夢です。

石井 合コンでモテる……、深いですね。社員に魅力が備わっているとういことですし、本人が自分が働いている会社を誇らしく思っているということとイコールでもある。

西原 そうですね。まだ全然そこに到達していませんし、やることがたくさんあると思っています。

石井 ちょい不良(ワル)な会社が日本一合コンでモテることが目標だなんて、最高です。ぜひその高みを目指して突き進んでください!
西原商会 代表取締役社長 西原一将(にしはらかずゆき)

● 西原一将(にしはらかずゆき)

西原商会、代表取締役社長。1976年鹿児島生まれ。ラ・サール学園ラ・サール高等学校卒業。2000年、一橋大学商学部経営学科卒業。同年にKDDI入社。2005年4月、西原商会関東に入社。2007年9月、西原商会役員就任。2012年、代表取締役社長に就任、現在に至る。

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