優木まおみ「お寿司屋さんのカウンターデートは特別ですね♡」

グラビアアイドル、バラエティタレント、女性誌のモデル、そして次女の出産を機に始めたピラティスのインストラクターなど、ライフステージごとに活躍の場を広げてきた優木まおみさん。

「いまはタレント活動のほかにも、いくつか会社を経営していたり、自宅にはまだ幼い次女が待っていたりするので、大人だけで外食に出かけるのはとても貴重なんです」

だからお店を選ぶ時は、美味しいお食事はもちろん、ゆっくり話せそうな落ち着いた雰囲気、相手が好きなお酒の種類があるかなどを意識するのだそう。今回ご紹介する「三宿の鮨 えん 別邸」は、知る人ぞ知るプライベート感があるのもお気に入りのポイント。

「商談や夫との記念日デートに使うことが多いですが、女友達と美味しいものを食べたいね！って時も“おまかせショートコース”があるから誘いやすいんですよ」

大将の田名部卓也さんが自ら豊洲に出向き、目利きした新鮮な魚に江戸前の仕込みを施した「おまかせコース(つまみ6品、握り12貫)」（2万円～）が人気。1杯目の乾杯は、「ビールやハイボールなどシュワシュワしたものが好き♡」という優木さんですが、コース前半に登場した「あん肝の奈良漬け巻物」に早くも顔を紅潮させます。

コースの序盤に出てくる３つのすしネタにも大満足の様子です。

写真左／夏の風物詩「しんこ」は、「程よい酸味と柔らかい食感が大好きでお代わりしたいほどでした」。

中／玉ねぎソースで軽く漬けにした「沖縄のミナミマグロ」。脂がソースとなじんで「ペロリといただけます！」。

右／1週間寝かせてから、火入れ、昆布締め、酢に通すなど丁寧な仕事が施された「かすごだい」は、「柔らかくて魚の旨みが濃縮されていて本当に美味しかった♡」。

大将のテキパキとした所作を見るのも楽しいそう。「コチラのネタは豪快に切りつけてあって、私のような魚好きにはうれしい！ 主張しすぎない酢飯のバランスが大好きで、本当はもっと頻繁に通いたんですよ～」

そしてコースのクライマックスに登場したのが、「三宿の鮨 えん 別邸」のシグネチャー、雲丹の手巻き。

「いちばん好きな寿司ネタは雲丹です！ 小さい頃、両親に『雲丹は大人の食べ物』と言われていたので憧れていました(笑)。だから大人になったいま、お寿司屋さんでは絶対に雲丹は頼みますね」

溢れんばかりに雲丹が盛られた手巻きを手に、満面の笑み。キタムラサキ雲丹は、「バフン雲丹より優しい甘みがあって口の中でトロけちゃう♡」と優木さん。

5年間継ぎ足したタレで煮た、九十九里産のハマグリも美味。低温調理して、シャリに合うように工夫してあります。「寿司ネタは貝も大好き。タレの甘みから貝の旨みがジュワッと広がって日本酒が進みますね！」

この日は、なかなかお目にかかれない「十四代 EXTRA」が振る舞われました。「フルーティで飲みやすくて、お寿司にも合う！」と、優木さん。コースをひと通り食べ終え、大満足の様子です。

独身時代、一緒に食事をする男性は大抵年上だったそう。いまは、仕事の会食などでは同世代や年下の男性と同席することが多いのだとか。

「だから、食事の席では男性とは対等な関係でいたいんです。夫とも仕事の話をしながら食事をするのが楽しいですし。ひとりの大人の女性として認めてくれる男性が好きですね」

「ここ数年は外食自体がご褒美」と話す優木さん。外食時の装いはTPOを意識しつつ、ちょっと肌が見えるレースなどでフェミニンさを加えるなど、自分の気持ちが上がる服をセレクトしているのだとか。

お洒落が大好きなLEON読者のオヤジさんたちも、女性とデートする時の服装はあまり張り切りすぎず、さりげなく女性を引き立てるコーディネートでまとめることをオススメします(笑) 。

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