2024.10.29
Hey!Say! JUMPの髙木雄也が着る、“艶のある”大人の着こなし術 PART3
第3回にして最終回となる今回、最後にHey! Say! JUMPの髙木雄也さんが見せるのはアクセサリー使い。ジュエリー、スカーフ、そしてドレスシューズまで男の色気を完成させるスタイルは、彼ならではの艶感が全開でした。
- CREDIT :
主演/髙木雄也(Hey! Say! JUMP) 写真/前田 晃(MAETTICO) スタイリスト/村上忠正 ヘアメイク/hanjee(SIGNO) 文/横山理恵 編集/渡辺 豪(LEON)
主演 髙木雄也
“艶のある”オトコ PART3「アクセサリー」
古くは平安時代、『源氏物語』や『枕草子』で幾度も描写されたように、貴族的な美意識や風情を表す言葉として存在した。時にクラクラしそうなほど(?)艶めかしく、品のある佇まいだったそうな。
そんな“艶のある”オトコを多面的に表現するのは、Hey! Say! JUMPのセクシー担当、髙木雄也さん。男女の情事にまつわる舞台で1人8役(!)という刺激的な大役を演じた彼が魅せる、正統派な艶から、ワイルドな艶、妖しげな艶、そして華麗な艶とは──。
全3部作の本連載。最終章にふさわしく、スタイリングの仕上げに欠かせない「アクセサリー」編で締めくくりましょう。
■ MILAMORE / ミラモア
Allブラックに映える、儚くもリッチな輝き
セレブリティも注目するパールやチェーンネックレス、ユニークなフォルムのリングetc.。例えば、光と影をYG&WGで表現したデュオチェーンシリーズや、金継ぎからインスピレーションを得た、その名もKINTSUGIコレクションは、ブランドの代名詞。
あえてダークカラーのスーツやキレイめなスタイリングのハズし役として。今こそ唯一無二のジュエリーを。
■ Atto Vannucci / アット ヴァンヌッチ
ネクタイ代わりに巻くだけで、華やぎが増して
フィレンツェに工房を構え、言わずと知れたハンドメイドの“セッテピエゲ”製法にこだわるネクタイブランドが生み出すシルクストール。なかでも幅20cmのシャルパ(伊語で、ネックウエアの意)は、最旬といって過言でない。メンズストールとしては細めだからこそのアクセサリー感。ドレスにも、カジュアルにも、また女性との兼用ができる多様性も、“今”という時代を象徴している。
ネクタイ代わりにさらりと巻くだけ。まるでスポットライトを浴びたかのように、華麗に艶っぽく。思わず足取りも軽くなりそう。
■ JOHN LOBB / ジョンロブ
足元でクワイエット ラグジュアリーを体現
ビスポークのアーカイヴにインスパイアされた『MASONS』は、アイコン『LOPEZ』のオーバル型のコインモチーフを生かしたデザイン。ブリティッシュロックの精神や、見る人が見ればわかるシグネチャーが、男ゴコロをくすぐってやまない。もちろん足に優しく馴染むのも、ビスポーク発シューメイカーの真髄。
あえてデニムシャツやチャーミングな小物とともに。気の抜けたラフさが、品格をより印象づける。
■ 髙木雄也さんインタビュー
「ジュエリーも含め、ワードローブは小数精鋭派」
憂いを帯びた眼差しや、無邪気な笑み、そして華麗に踊る姿は、まるでステージのよう(動画でお見せしたかった……)! ジュエリーも含め、ワードローブは小数精鋭を大事にするタイプ。多くを語らないけれど、本音がひしひしと伝わってきて、終始“男気溢れるナイスガイ”でした。
髙木雄也さん(以下、高木) 服を纏った瞬間の、気分を大切にしました。服にスイッチを入れてもらえた感じです。
── 舞台『東京論舞』で1人8役を演じるのは、難しくなかった?
高木 これも同じで、8役をどう演じようとか、まったく考えてなくて。会話の中で、どんな気持ちになるか。それを素直に表現しているので、あまり頭で考えないタイプなんだと思います。
── そこまで自然に入り込むのだとしたら、役が抜けなくて大変だったりしません?
高木 そうですね、役が抜けないことは多いかもしれない。そんな時は、人混みの中を歩くようにしています。
── 人混みの中を歩く!?
高木 通勤ラッシュの時間帯とか、あえて混雑している大通りや雑踏の中を、ただただ歩き続ける。あえて、リアルな街に身を置くことで、普段の自分に戻れるというか。そうやって役落とししているかな。
高木 大道具さんのセンスがすごい良かったこと。東京論舞の“R”“O”“N”“D”“E”の大きなオブジェがあったのですが、終演の日に「Eを買い取りたい」ってお願いしました。2mくらいあるんですけど、今、我が家のTVボードになってくれてます。普段、物はあまり増やしたくないけど、これは絶対に欲しかった!
── 小数精鋭派の髙木さん、ジュエリーもお好きですか?
高木 あまり買い物に行ったりはしないけど、本当に気に入ったら、迷わず即買いするタイプです。あとプレゼントも、ずっと大事にしています。17歳の時に友人からもらった星のリングは、今でもほぼ毎日つけてる。
── 最後に、髙木さんにとって“大人のエレガンス”とはズバリ……!
高木 うーん…………。それがわかった時が、僕が大人になった時なんだと思います。……って締めくくりでいかがでしょうか(笑)。
● 髙木雄也
アイドル、歌手、俳優、モデルなど、多岐に渡り活躍中。1990年大阪生まれ。2007年に平成生まれのアイドルグループとしてデビュー。Hey! Say! JUMPの中では、セクシー担当と言われる。現在、ドラマ『怖れ』(CBCテレビ)に出演中。詳しくはこちら。
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