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2024.11.30

話題のグラビア女優、奈月セナ。「本気で落としにいく時は、カウンターでの横並びがいい」

お酒を愛する美女たちにお酒の初体験から失敗談、愛するお酒の飲み方まで色々お話を伺う企画「酔いどれ美女」。今回のゲストはグラビア女優として人気の奈月セナさんです。映画『痴人の愛』のナオミ役で体当たりの演技にも挑んだ奈月さんに映画の話や恋愛観についても伺いました。

CREDIT :

文/木村千鶴 写真/トヨダリョウ ヘアメイク/吉田葉づき 編集/森本 泉(Web LEON)

奈月セナ WebLEON  痴人の愛
抜群のプロポーションと妖艶な魅力で、グラビアデビュー以降、男性たちを魅了し続けてきた奈月セナさん。昨年はベストボディジャパン主催の『モデルジャパン2023東京大会』でグランプリを獲得。ティーンの頃と比べて10kgも絞って体を鍛え上げた一方、11月29日から公開の映画『痴人の愛』では、感情の赴くまま奔放に振る舞うヒロイン、ナオミを艶やかに演じています。画面の向こうの彼女はちょっとエロティックで謎めいた存在。そのキャラクターは奈月さん本人とは重なるのか否か……。今日はとことん酔いどれて、素顔の“奈月セナ”を見せていただきましょう!
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人生初のお酒体験は新宿ゴールデン街

奈月さんの行きつけのお店が麻布十番にあると聞いて、まずはその近所で撮影を開始。嫌でも目立つ特別な存在感に行き交う人々が目を止めるなか、そもそも芸能界に入ったきっかけを伺うと……。
「18歳の時に名古屋駅でスカウトしていただいて。実はその日は友達に勧められて受けたオーディションに落ちた帰り道だったんです(笑)。こんなことってあるんだなあと思い、事務所に入ったのがきっかけです」(奈月セナさん、以下同)
奈月セナ WebLEON  痴人の愛
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まさに捨てる神あれば拾う神ありな出来事が、1日のうちに起きたのだとか。そんな奈月さんの人生初のお酒体験とは?

「20歳になった時に先輩が連れて行ってくれたゴールデン街がお酒デビューでした」

デビューがゴールデン街とはこれまたディープな初体験!
「新宿という大きな場所に、こんなに小さいコミュニティがあるんだってことに驚いたし、カルチャーショックも受けました。初めて会った人たちが仲間のように接してくれる、その温かさみたいなものを肌で感じた場でもあります。私は岐阜の出身なんですが、東京って他人は他人、自分は自分みたいな、人に干渉しない街というイメージだったけど、そんなことないんだなって」
奈月セナ WebLEON  痴人の愛
奈月セナ WebLEON  痴人の愛
実は偶然にも奈月さんが通っていたお店があった場所が、今回出演した映画、『痴人の愛』のロケ地だったそう。

「凄い縁だなと思いました」
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感情の赴くままにではなく理性で我慢するタイプだけど

奈月さんが出演した映画『痴人の愛』は、谷崎潤一郎の同名小説をベースに、現代に舞台を変えて描かれた作品。原作では真面目な男性会社員が、15歳のカフェの女給「ナオミ」と出会い自分の妻にしたは良いけれど、小悪魔的で奔放な女性に変貌して行くナオミに、男性が翻弄され尽くすという物語。画面の向こうの奈月さんも、イメージ的にナオミと重なるように思えたのですが。

「原作のナオミは、自分に正直で感情の赴くままに行動する女の子だと思うので、その一面も大事に演じさせていただきました。ただ私はどちらかというと理性で我慢するタイプ。それでも憧れといいますか、本来なりたい姿はナオミだったかもしれません」
奈月セナ WebLEON  痴人の愛
奈月セナ WebLEON  痴人の愛
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「だからというか、普段演じる時には頭で考えて仕込んでいくのですが、今回はそれを一切しないで挑んだんです。何も考えないようにして自分の心が動くままに演じました。撮影期間はナオミとして生きていたような気がします。役が自分の中に入ってくるような経験は今回が初めてでした」

ナオミになれたことで自分自身を解放できたのかもしれません。今回の作品では男性との絡みのシーンも話題ですが、そういうシーンって自然に演じられるものなんでしょうか。
「意外に冷静なんですよ(笑)。心の距離感を近く見せるようにとか、物理的に、良い角度でちゃんと肉感的に見えるような工夫をするとか、いろんなことに気を配りながらやるので別の意味での難しさを感じました。でも、これにはグラビアの経験が生かせたと思います」
奈月セナ WebLEON  痴人の愛
奈月セナ WebLEON  痴人の愛
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酔って電車で寝てしまって起きたら高尾ということも

ご案内いただいたのは焼き鳥店「とり難波」。こちらは予約の取れない焼鳥屋として話題を呼んだ「中目黒 いぐち」のご主人、井口勝広さんが昨年12月に新たに開いたお店。井口さんが手間ひまかけて仕上げた焼き鳥や一品料理と、それに合うように揃えられたワインや日本酒、そしてお店の方々の温かい接客が自慢です。行きつけだというだけあって奈月さんもリラックスしたご様子。さて、彼女が最初の1杯に選んだのは……。
奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波
奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波
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「『難波サワー』です。お店オリジナルの、赤ワインをコーラで割った、ちょっと風変わりなサワーなんです。ワインも日本酒も好きですが、ここの難波サワーが凄く好きで、1杯目はだいたいこれ。焼き鳥との相性もいいし、コーラで割ってるのに甘すぎなくてちょうどいいんです」

焼き鳥も焼き上がってきました。まずは「抱き身」から。むね肉を皮で抱き込むように串うちされた抱き身の魅力は、ふんわり柔らかく仕上がったむね肉に、パリッ焼き上がった皮のジューシーさが混ざり合い、素敵なハーモニーを奏でてくれるところ。こちらは白ワインでどうぞ。
奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波
奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波
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ところでお酒は強い方ですか?

「弱くはないです(笑)。お酒は好きなので、つい飲んじゃっていたんです、今日はいいか! って。上京してから5年くらい府中に住んでいたんですが、酔って電車で寝てしまって起きたら高尾ということが何度かありました(笑)。高いタクシー代払って、あれは悔しかったですね〜。今は自分のキャパもわかって失敗しない程度に楽しんでいます」
奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波
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マッチングアプリで出会った彼と5年間付き合いました

そんな親しみやすい一面もある奈月さんですが、先日、テレビ番組で、マッチングアプリで出会った人とお付き合いしていたという発言が話題に! でもそれって本当ですか? マッチしたら奈月セナが来たなんてことあります?

「はい(笑)本当です。でも私は写真を出さずに登録していたし、彼は芸能系に詳しくなかったから、私のことは知りませんでした。だから先入観もなく、仕事の説明をしたら『ああ、そうなんだ』くらいのリアクションで。それまではマッチングアプリって、遊びでやる人が多い気がして、あまり良い印象じゃなかったんです。でも実際に彼と会ってみたら、お仕事の話もできる真面目な人で、ああ良かったなと。そこから5年お付き合いしました」
奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波
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男性諸氏からしたら夢のようなお話! そんなことってあるんですね。ところでデートで行くとしたら、どんなお店がいいですか?

「私はカウンターでふたりが並んで食べるお店が好きなんです。向き合うと途端に緊張しちゃうし、本気で落としに行くならそっちの方がいいのかなと思います。カウンターって距離が近いけど緊張しない、ちょっと不思議な近さがありますよね。さり気なく、なんとなく近寄れるし」
おおっ、ちょっと待ってください、自分から落としに行くんですか⁉(笑)

「落としにいく時もありますよ(笑)。というか、どちらかというと、向こうが最後に決めてくれるように誘導する感じでしょうか。例えばタクシーに乗る時も、あえて体がくっつくように真ん中あたりに座ったりとか。あれ、俺のこと好きなのかな? みたいな空気感をちゃんと作っておくことを大切にしてるかもしれない(笑)」
奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波
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ああ〜、小悪魔的な、モテる女子がやるやつですね! ではどんなタイプの人が好きですか?

「今までお付き合いしたのは年上の方が多かったですね。あんまり依存し合わない関係性が良いので、社会的に自立していて、責任感もある人を好きになることが多いです。そういう人が見せるちょっとした隙みたいなものに、キュンとします」

鶏ももとブロッコリーとアスパラガスで8カ月

奈月さんが年上好きと判明したところで、つくねが焼き上がりました。こちらもふんわりジューシーで美味しそう!  最後の一杯に選ばれたのは、白ワインをジンジャエールで割った、難波サワーの白です。難波サワーがかなりお気に入りのご様子ですが、モデルジャパンに出場されていた時にはお酒も飲まず、ひたすらトレーニングに励んでいたとのこと。どのように鍛えてそのスタイルを作り上げたのでしょうか。
奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波
奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波
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「昨年大会に出ていた時は、週2、3回でパーソナルトレーニングを入れていました。有酸素運動は1日2回、40分くらい。ご飯は鶏ももとブロッコリーとアスパラガス。グラムもきっちり測って自己管理していました。その生活が8カ月くらい続いたのかな」

それって辛くなかったのでしょうか。
「途中心が折れかけましたが、ある一定のところまでいくと無の境地に行くんです。そこからは苦じゃなかったですね。五感が敏感になって、匂いや味の感覚が敏感になるというか、野菜本来の甘みを感じられるようになるので、辛くなかったです」
奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波
まるで修行のような日々だったようです。今では筋トレは趣味のひとつにもなり、好きなものを食べながらもしっかり体型を維持しているとのこと。では最後に、奈月さんにとって、カッコいい大人とはどんな人ですか。
「余裕がある人でしょうか。趣味や好きなことがちゃんとある人。ファッションもそうですけど、自分の好みがはっきりしている人は凄く素敵だなと思います。流行りとかではなくて、自分が身につけたいものを身につけている、あまりモテを狙いすぎてない感じって余裕があってカッコいいですよね」
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奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波

● 奈月セナ(なつき・せな)

1996年5月30日岐阜県生まれ。A型。身長172cm。女優やグラビアモデルとして活躍。2023年度「ベストボディージャパン」ガールズクラス・日本優勝。映画『痴人の愛』が11月29日より順次公開。写真集「SILK of the MOON」(税込4400円、発行イマジカインフォス、発売主婦の友社)が12月20日発売予定。
Instagram

奈月セナ WebLEON  痴人の愛 とり難波

「とり 難波」

住所/東京都港区麻布十番3-10-5 ザ・シティ麻布十番II CROSS 5F
営業時間/17:00-23:00  (LO22:30)
定休日/不定休
TEL/03-6275-1135
Instagram

痴人の愛

■ 『痴人の愛』

世界的名匠・増村保造など多くの映画人が挑んできた谷崎潤一郎の名作に、谷崎作品『卍』を2023年に新解釈で映画化し話題を集めた監督・脚本家の井土紀州が新たに挑戦。『卍』で長編映画デビューした脚本家・小谷香織との再タッグで、原作誕生から100年の記念すべき本年、《物語る者》として映画制作を志す者の青春、創作と恋人との間でもがき苦しむ男の悲哀を織り交ぜた唯一無二の『痴人の愛』を生み出した。主人公・河合譲治役を大西信満、ナオミ役を奈月セナが演じる。
11/29日より順次公開
HP/映画『痴人の愛』公式サイト

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