2017.08.01
倉本康子さんと行くセンベロの聖地「立石」巡礼
「おんな酒場放浪記」でおなじみのヤッコさんとセンベロツアーに出かけました。
- CREDIT :
文/秋山 都 撮影/松井 康一郎



◆ 二毛作
まずは生ビールで「乾杯!」
「はじめて伺ったのは10年ほど前。最初は師匠、吉田類さんとご一緒したんです。立石詣ではまず『宇ち入り』して、それから二毛作って流れが多いかな」

「二毛作さんはもう10年やってる歴史のあるお店ですが、一昨年移転&新規オープンされたので、すごく新しくて気持ちがいいですよね。だから女性客やひとりのお客さんも多いんですよ」
なるほど、この日も美魔女たちがママ友会を開催して、昼間からビールや酒で大盛り上がり。だんなさんたち、奥さんがこんなに楽しんでること知らないんだろうなぁ。
帰ってきたら何食わぬ顔して「おかえりなさい。ママはもうお腹いっぱいだから少しでいいわ」な~んてすましているのかな、と横目でチラチラ眺めながら、我々もビールをチビチビ(本当はゴクゴク)。
ああ、居心地がよくてこのままずっと飲んでいたいけれど、そろそろ次へ行かなくては。立石の本懐はハシゴ酒にあるのですから。


◆ 二毛作
住所/東京都葛飾区立石1-14-4
営業時間/14:00(土祝12:00)〜23:00(土祝21:00)
定休日/日曜・第三月曜休
予約・お問い合わせ/☎03-3694-2039
いよいよディープ立石へ潜入!
◆ 江戸っ子
立石の関所として名物女将が待ち受ける

「ねえちょっと、あの人、そうだよね」
「ほら、『おんな酒場放浪記』のさあ」
「おまえ、写真撮ってもらえよ」
「サインもらってもいい?」
と、いうことで、やっこさん、店内中でひっぱりだこです。
「そうですよ~。でもね、そのやさしさもみんながきちんとマナーよく飲んでいるから醸されている雰囲気なんだと思います。立石に限らずですが、長居はせずにキレイに飲んでサクッと次の方へ席を譲るぐらいなスマートな飲み方をしたいですよね。」

◆ 江戸っ子
住所/東京都葛飾区立石7-1-9
営業時間/16:30~21:00
定休日/日曜
お問い合わせ/☎03-3694-9593
●予約不可
●週末は行列するので開店直後が狙い目です。