2019.02.28
「人生の99.9%の問題は筋トレで解決できる」って本当? 著者に聞いた!
高級なクルマも腕時計も、ぶっとい腕の持ち主にこそ似合います。手っ取り早くオトコらしさを見せつけられる方法を、『人生の99.9%の問題は、筋トレで解決できる!』の著者Testosterone氏に聞きました!
- CREDIT :
文/Testosterone イラスト/栗生ゑゐこ
「人生の99.9%の問題は、筋トレで解決できる!」
そう信じて疑わない。なぜなら、僕自身、ダメダメな肥満児だったが、高校時代にアメリカへ留学して、筋トレと出会って以来、人生が大きく変わったからだ。成績が上がり、語学も急速に身につき、さらには大学時代には総合格闘家としてデビューも果たせたのだ。
筋トレは体型に劇的な変化をもたらすだけにとどまらない。圧倒的な体力や苦境でも折れないメンタル、さらには、食事や睡眠の質を上げるために自ずと生活全般を見直すようになることから、タイムマネジメントや自己コントロール能力まで身についていく。筋トレ好きに、成績優秀者や社会的成功者が多いのも至極当然だと言える。
というわけで、日本に筋トレ革命を起こすべく活動を続けているわけだが、ここではごく初歩的に、オトコらしさを表現できる筋肉とその鍛え方をお伝えしようと思う。
大きな力こぶは、男女を問わずモテる!

そして二頭筋を鍛えると、はっきりいって同性にはめっちゃモテる(うれしくねえ!)。オトコという生き物は、ぶっとい腕のヤツを見ると、本能的に憧れ、尊敬の念を抱いてしまうのだ。つまり、腕が太いだけで周囲のオトコたちからリスペクトが集まり、当然、仕事もうまくいきやすくなり、友達だってつくりやすくなる。
それに、僕の経験上、どんな高級車に乗っていても、高級な時計をしていても、太い腕なしにはキマらない。アメリカにはこんな言葉があるくらいだ。
「大切なのはどんなクルマを運転しているかではない。窓の外にどれだけ太い腕を見せつけられるかだ」
太い腕は、カッコつけたいなら必須なのだ。鍛えないという選択肢はないだろう?
■ 二頭筋を鍛える「ハンマーカール」

2.掌を胴体のほうに向けたまま、ダンベルが肩と同じ高さに来るまで持ち上げる。上腕は動かさず、前腕だけ動いていれば正しくできている証拠。
3.10〜15レップ繰り返す。前腕の筋肉を鍛えることもできる。
「肩幅」で、手っ取り早くオトコらしく!

だから、手っ取り早くオトコらしいカラダになるためには、肩の筋肉である三角筋を鍛えるのが近道だと言える。
広い肩幅の持ち主というのは、相当に目立つ。薄着の季節はもちろん、冬だって肩幅は服の上からでも一発で分かるし、スーツ姿もばっちりキマる。オトコにとって、肩幅というのは、頼りがいの象徴だ。
さらに肩幅が広ければ、ウエストが細く見えるという視覚的な効果もあり。たとえお腹が出てきちゃったとしても、ごまかせてしまう。つまり、“人間トリックアート”によって得することがいくつもあるのだ。
■ 三角筋を鍛える「ダンベルショルダープレス」

2.息を吐きながらダンベルを持ち上げ、頭上で1秒ほど停止する。
3.息を吸い込みながらゆっくりとダンベルを下ろす。※下ろす動作でも筋肉は鍛えられる。
4.8〜16レップ繰り返す。
筋トレで人生がガラリと好転するかも!?

■『人生の99.9%の問題は、筋トレで解決できる!』
これは単なる筋トレハウツー本ではない。人生に迷ったとき、メンタルが弱ったとき、異性にモテたいときに然るべき道しるべを示してくれる「筋トレ哲学書」である。ダイエット・筋トレ情報サイト「DIET GENIUS」の発起人を務めるTestosterone氏だけに、食事面のアドバイスもあり、動画QRコードで筋トレの正確な動きを確認できるのもうれしい。※記事は本書より一部抜粋
● Testosterone 著 本体1200円/主婦と生活社
■ Testosterone(テストステロン)
体重110kgの肥満児だったが、アメリカ留学中に筋トレと出会い、40kg近い減量に成功。大学時代は、最先端のトレーニング理論とスポーツ栄養学を学ぶいっぽう、総合格闘技団体UFCでデビューを果たす。2014年から始めたツイッターが人気を博し、フォロワー数増加中。ダイエット・筋トレ情報サイト「DIET GENIUS」の発起人でもある。