【松下奈緒 編】 教えて! アナタにとっての“LOVE”

創刊20周年を迎えたLEONが今回標榜するテーマは、「必要なのは“お金じゃなくてやっぱりLOVE♡」。そこで、各界のミューズたちに真実の愛について質問をぶつけてみました。ここでは女優・ミュージシャンとして活躍中の松下奈緒さんにフィーチャーします！

「20周年、おめでとうございます！」

初顔合わせでのさわやかな第一声と気品溢れる笑顔に、スタッフ一同が顔を赤らめた某日──。2004年に女優デビューしてから精力的に活動を続け、2010年度前期の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』（NHK）での主演を経て、スターダムを駆け上がった松下奈緒さん。3歳から始めたというピアノの経験を生かした音楽活動も積極的に行います。

「曲作りでは“愛する気持ち”というのを意識していて。例えば大好きなグレース・ケリーやショパンのような歴史的な人物を想像するんです。愛に生きたというイメージがある人たちなので、その人生を自分のなかに落とし込んでから、その人に対する愛を込めて曲にしています。だから、私の曲はインストゥルメンタルも含めて、すべてがラブソングだと思っています」

そのような想いが詰まっているからこそ、心にグッと響く曲の数々が生まれているというわけですね。

次に松下さんに、“愛とは？”というストレートな質問を投げかけてみると、「愛の形はさまざまだと思いますが、私はすべて“無償”だと思っています。これだけやってあげたからこれだけ返してよっていうことではなく、そういうことを意識しない瞬間こそが愛なんだ、と。愛犬の怜緒（レオ）は呼んでもまったく来てくれないのに、私は愛してやまないですから（笑）。つまり、そういうことです（笑）」。

出会いの瞬間から撮影が終わるまで、終始、我々スタッフのココロを掴んで離さなかった松下さん。その笑顔には、見返りを求めない“無償の愛”の一端が感じられたのでした。

松下さんへのインタビューの様子や撮影風景はムービーでも公開。テレビでは見られないようなあんな話やこんな話は要チェックです！