2019.03.18
京都でスゴイお宿を見つけた! 「そわか(SOWAKA)」のすべて
築100年以上の歴史を持つ数寄屋造りの建物をスモールラグジュアリーなお宿にリノベーションした「そわか(SOWAKA)」。3月25日のグランドオープンを前に、その内部を公開します。
- CREDIT :
文/秋山 都 写真/高嶋克郎

まず、昔ながらの旅館。俵屋や柊屋、炭屋が御三家と呼ばれる老舗旅館はいまも昔も京都を旅する人たちの憧れでしょう。
次に、オープン相次ぐ外資系ラグジュアリーホテル。2016年にフォーシーズンズホテルが開業したのは記憶に新しく、今秋にもアマン京都のオープンが予定されています。
そして、最後にいま特に人気を集めているのがスモールラグジュアリーなお宿。部屋数は数十室とそう多くないものの、細部まで行き届いた美意識とホスピタリティで、滞在する人を癒してくれるお宿がいま京都に増えつつあります。
今日はその中でも3月25日にグランドオープンを控え、いまもっとも注目されているお宿「そわか(SOWAKA)」をご紹介。これが実に美しい、まさにスモールでラグジュアリーな空間なのでありました。
◆ そわか(SOWAKA)

3年ほど前まで有名料亭として使われてきたこの屋敷を、このほど全面的に手を入れてスモールラグジュアリーなお宿として生き返らせたのが「そわか(SOWAKA)」だというわけ。

料亭時代にはここに厨房があったそうで、ここから水を汲んでいたのでしょう。建物の中に井戸があるなんて、どこかミステリアス。旅先に置いていきたい思いをそっと井戸の中へつぶやいたりして(笑)。
プライベートガーデンつきのデラックスルーム102

茶室つきのメゾネット104

そしてこのお部屋はメゾネットタイプなので、浴室が2階にあるのもユニークなポイント。バスタブの前に庭を眼下に望む居室が設けられているので、風呂上がりにここで涼むのは心地よいだろうなぁ。



新館坪庭ビュー縁側つき208


京都の伝統と職人技、そして現代の美意識が息づくスモールラグジュアリーなお宿の誕生、ぜひご自身の目でお確かめください。

■ そわか(SOWAKA)
住 所/京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル清井町 480
予約・お問合せ/075-541-5323
HP/https://sowaka.com/
アクセス/JR 『京都駅』よりタクシーで約15分
京阪電鉄『祇園四条』駅より徒歩約10分
阪急電鉄『河原町』駅より徒歩約14分
客室数/23室
*本館10室(27㎡~97㎡)離れ1室(34㎡)新 館12室(35㎡~70㎡)
*客室料金(一泊一室)
本館:スタンダード:27㎡ 3万円~、スーペリア:32㎡ 4万7000円~、デラックス:50㎡ 6万7000円~、スイート:97㎡ 12万円~
新館:スタンダード:35㎡ 3万5000円~、デラックス:44㎡ 5万3000円~
離れ:34㎡ 4万円~