「そうですね、カップルで温泉に行くなら、別々に大浴場に入るよりも、一緒に入れたほうが楽しいですよね。というわけで、今回は、お風呂付きの客室や貸切できるお風呂や、一緒に入れる混浴の温泉がある宿を中心に選んでみました」(北出さん。以下同)
天然温泉とオーガニックな食事で、身も心もキレイに
なるほど。筆者を含め“オーガニック”という言葉にそそられる女性は決して少なくはありませんからね。
「昨年、新しい客室もオープンしたそうですよ」
天然温泉とオーガニックな食事で、身も心もキレイになれる宿、ステキな女性と訪れるのに、ぴったりです。
■ おとぎの宿 米屋
住所/福島県須賀川市岩渕字笠木168-2
HP/http://e-yoneya.com/
TEL/0248-62-7200
料金/3万1900円~(2名1室利用時の1名料金、2食付。税サ込)。「離れ88」は5万5000円~(2名1室利用時の1名料金、2食付。税サ込)
「千と千尋の神隠し」の湯屋を彷彿させる“映える”宿
■ 歴史の宿 金具屋
住所/長野県下高井郡山ノ内町平穏2202
HP/http://www.kanaguya.com
TEL/0269-33-3131
料金/1万7600円~(2名1室利用時の1名料金、2食付、税サ込。入湯税別)
沖縄で温泉を堪能しながらリゾート気分が味わえる
「瀬長島自体が観光スポットになっていて、グルメやショッピングが楽しめる商業施設もあります。1日中楽しめます」
■琉球温泉 瀬長島ホテル
住所/沖縄県豊見城市瀬長174-5
HP/https://www.resorts.co.jp/senaga
TEL/098-851-7077
料金/1万3000円~(露展風呂付和洋室2名1室利用時の1名料金、朝食付。税サ込)
女性と温泉に行く時に気を付けることとは?
「ふたりの親密度にもよりますが、化粧問題は避けては通れません(笑)。洗面台の化粧直しのしやすさや全身ケアをするためのアメニティやアイテムはかなり重要です。美容グッズを家から持参するのもなかなか大変なので、ブランドコスメや美容製品の貸し出しグッズを備え付けてあると、女性はうれしいはずです。
また、客室風呂や貸切風呂に一緒に入ることに恥じらいがある場合もあるかもしれません。そんな時は、事前にバスタオルを多めにオーダーしておくといいと思います。繰り返し巻いて入ったり、バスローブ代わりにサッと羽織ることもできますし、髪が長い女性だとタオルドライをするためにもバスタオルは欠かせませんから。
なるほど。ちょっとした配慮で、彼女との温泉旅はますます楽しくなるはず。お互い素敵な時間を過ごそうじゃありませんか! そして記事は後編(明日公開予定)に続きますよ。
● 北出恭子(きたで・きょうこ)
年間に300湯以上の温泉に入湯する温泉専門家。温泉ソムリエなど、多数の温泉資格や知見を活かし、メディア出演や講演、大学講師や観光行政の委員も務めている。温泉地自治体や企業と連携し、温泉を軸とした地域資源の創出や温泉地づくりの監修を行うなど、さまざまな角度から温泉の魅力を発信し続けている。著書に『九州絶品温泉、ドコ行こ?』(ペガサス出版)など。
HP/北出温泉 | 温泉家・北出恭子による温泉好きのための、ここにしかないとっておきの温泉情報サイト (kitade-onsen.com)