「せっかく温泉を訪れるなら、彼女と一緒に、湯治文化に触れるのも楽しいと思います」と、北出さん。なるほど、昔ながらの湯治宿で体を癒す旅もいいですね~。
秘湯感抜群! ヒバ造りの混浴浴舎は圧巻
■ 酸ヶ湯温泉旅館
住所/青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
HP/https://sukayu.jp/
TEL/017-738-6400
料金/1万1110円~(トイレ付湯治棟2名1室利用時の1名料金、2食付。税サ込。入湯税別)
誰にも気兼ねすることなくスウィートな時間を過ごせる
■ 奥武雄温泉 風の森
住所/佐賀県武雄市西川登町小田志17275
HP/http://www.kazenomori.biz/
TEL/0954-20-6060
料金/2万9000円~(2名1室利用時の1名料金、2食付。税サ別)
お酒好きのふたりにオススメする高原のロッジ
「ラウンジで、ワインやウイスキーなど、フリードリンクで飲んでいいのがうれしいです。私もお酒をいただくほうなので、湯上りや夕食後など自分の好きなタイミングで好きなだけ飲めて、のんびりとリラックスしながら過ごせるのはありがたいですね(笑)」
「沼尻高原ロッジ」は、もともと女性で世界初のエベレストの登頂に成功した登山家、田部井淳子さんが運営していたロッジです。名称はそのままに2019年にリニューアルオープンしました。
半露天風呂付スイートルームもあるのだとか。230年の歴史を誇る沼尻温泉は、毎分1万3400リットルと湯量豊富。天然の保湿成分がたっぷりと含まれた強酸性硫黄泉の濁り湯の、肌がきゅっと引き締まるような感覚は忘れがたい体験になるはずです。
■ 沼尻高原ロッジ
住所/福島県耶麻郡猪苗代町大字蚕養字沼尻山甲2864
HP/https://www.numajiri-lodge.com/
TEL/0242-93-8101
料金/1万4300円~(2名1室利用時の1名料金、2食付。税サ別)
青森にある『ランプの宿青荷温泉』は、ランプで過ごす宿。ランプだけの明かりで過ごすという昔話の世界のような体験ができます。テレビもコンセントもないので、存分にデジタルデトックスができますよ(笑)。
天草の『天草 天空の船』は、現地の食材を使った本格イタリアンが鮮やかで美しく“映え”ます! 宿から眺める海にも癒されます。
『万座高原ホテル』には、世にも珍しい蛍光黄色の温泉があります。混浴露天風呂なのでカップルで大自然の中で温泉を堪能できます。
熱海の『古屋旅館』は源泉かけ流しにこだわった純和風の老舗旅館。最近、リニューアルしてモダンな露天風呂付の客室がオープンしました。
玉造温泉(島根)の『湯之助の宿 長楽園』には120坪という日本一の広さを誇る混浴露天風呂があります。湯浴み着を着て、温泉に浸かりながら映像が見られるロテンブロシアターがあったりと、エンタテインメント性も抜群です」
● 北出恭子(きたで・きょうこ)
年間に300湯以上の温泉に入湯する温泉専門家。温泉ソムリエなど、多数の温泉資格や知見を活かし、メディア出演や講演、大学講師や観光行政の委員も務めている。温泉地自治体や企業と連携し、温泉を軸とした地域資源の創出や温泉地づくりの監修を行うなど、さまざまな角度から温泉の魅力を発信し続けている。著書に『九州絶品温泉、ドコ行こ?』(ペガサス出版)など。
HP/北出温泉 | 温泉家・北出恭子による温泉好きのための、ここにしかないとっておきの温泉情報サイト (kitade-onsen.com)