2019.06.02
大人のしっぽり温泉デートは「城崎にて」が正解です!
関西を代表する温泉地である城崎。東京人にはなじみが薄いですが、実はここ数年で外国人観光客が急増。世界的にも注目のスポットなんです。その城崎温泉を代表する旅館である「西村屋」が「さんぽう 西村屋 本店」というユニークな店をオープン。こちら大人の温泉デートにもぴったりなのですよ。
- CREDIT :
文/森本 泉(LEON.JP)
さて、そんなデート旅にも欠かせない温泉ですが、いざ、旅先を探そうとすると、いつも同じような場所しか思い浮かばない方も多いかと。特に関東にお住まいの方、近場にいい温泉がありますもんね。でも、ときには足を伸ばして新たな目的地を開拓してみるのも、彼女との関係の良き刺激となること請け合いです。
しっぽり大人な和風の温泉街
なのに外国人やたら多しの城崎温泉
その理由。まずは行きにくいから、知り合いと会わない。これ、大事ですね(笑)。そして、温泉街のスケール感がちょうどいい。あまり大きすぎて遊園地みたいになっていると家族連ればかりで、風情も何もなくなっちゃう。しかしこちらの城崎温泉は、大きすぎず小さすぎず。そのコンパクトさが温泉街を楽しむのにちょうどいいんです。
城崎温泉の歴史を牽引してきた名旅館
西村屋で味わう失われた日本の美
大きな窓からは四季折々の美しい木々や草花が眺められ、まさに失われた美しき日本のイメージを今に伝えます。この完成された、和の様式美を経験するだけでも、西村屋に宿泊する価値はあるかと。
例えば、インバウンドの集客にも積極的で、いち早く社員の英語教育に力を入れ、ネイティブスタッフや留学経験のある外語大卒の新人を多く採用してきた。2016年には世界の一流ホテルやレストランの証とされる会員組織「ルレ・エ・シャトー」への加盟が承認され、世界にその存在をアピール。今ではパリに駐在事務所を設けて海外を足場にした宣伝にも努めているのです。
温泉を訪れた旅行客が誰でも楽しめる
「さんぽう 西村屋 本店」とは?
温泉街の食事は、それぞれの旅館でというのが基本ですが、それが何日も続くと飽きてしまうのも事実。しかし温泉街にはそう飲食店が多いわけでもない。そこで、西村屋のお客様でなくても誰でも利用できる施設を自ら作ってしまったのです。
「季節の前菜三種盛り」。上から、うすい豆胡麻豆腐、右が、津居山産ホタルイカとウルイの酢味噌、左は、竹野こんにゃく 春菊の白和え。
椀物は、バイ貝とワカメの真蒸。
お造りは、香住産サワラの藁燻し、カツオ 神鍋高原の山葵と、海苔ジュレ 今しぼり醤油。サワラが想像を絶する美味さ!
魚料理は、神鍋鱒と春野菜のふき味噌竹皮焼き。
肉料理は、但馬牛ヒウチ 神鍋の竹炭衣焼き、炭火焼き野菜、今しぼり醤油醪と琴引浜の塩。上にはアスパラとルッコラの花が。
飯物は、今しぼり醤油の糀、三十八穀米の焼きおにぎり。
さらに、日本古来の在来品種である赤花蕎麦も。
甘味は、豊岡産苺のプリン 美方大納言小豆。酸味がさわやか~。
こちらは、ランチの「季節の海鮮 蟹山椒御膳 三十八穀米ご飯」 2300円(税別)。他に、味噌汁、煮物、サラダ、香の物、赤米甘酒がついてこのお値段!
「季節の前菜三種盛り」。上から、うすい豆胡麻豆腐、右が、津居山産ホタルイカとウルイの酢味噌、左は、竹野こんにゃく 春菊の白和え。
椀物は、バイ貝とワカメの真蒸。
お造りは、香住産サワラの藁燻し、カツオ 神鍋高原の山葵と、海苔ジュレ 今しぼり醤油。サワラが想像を絶する美味さ!
魚料理は、神鍋鱒と春野菜のふき味噌竹皮焼き。
肉料理は、但馬牛ヒウチ 神鍋の竹炭衣焼き、炭火焼き野菜、今しぼり醤油醪と琴引浜の塩。上にはアスパラとルッコラの花が。
飯物は、今しぼり醤油の糀、三十八穀米の焼きおにぎり。
さらに、日本古来の在来品種である赤花蕎麦も。
甘味は、豊岡産苺のプリン 美方大納言小豆。酸味がさわやか~。
こちらは、ランチの「季節の海鮮 蟹山椒御膳 三十八穀米ご飯」 2300円(税別)。他に、味噌汁、煮物、サラダ、香の物、赤米甘酒がついてこのお値段!
神鍋高原の麓にある「北村わさび」。ミネラル豊富な湧水がこんこんと湧き出て、わさび栽培には絶好の地。昔ながらの伝統製法で手間暇かけて育てています。
3代続く「神鍋田村養鱒場」は神鍋山の麓で湧水を使ってニジマスなどを育てている。湧水は低温で水質も安定しているので、健康で美しい鱒が育つそう。
四季を通じて20種以上の野菜を有機栽培する「ナカツカサファーム」の野菜。採りたてをそのまま食べさせてもらったけれど、どれも甘くて美味しい!
但馬の地で約120年の歴史をもつ「大徳醤油」。醤油を仕込んでいる木桶には蔵特有の微生物の生態系ができており、それが醤油の味に個性を与えているのだそう。
神鍋高原の麓にある「北村わさび」。ミネラル豊富な湧水がこんこんと湧き出て、わさび栽培には絶好の地。昔ながらの伝統製法で手間暇かけて育てています。
3代続く「神鍋田村養鱒場」は神鍋山の麓で湧水を使ってニジマスなどを育てている。湧水は低温で水質も安定しているので、健康で美しい鱒が育つそう。
四季を通じて20種以上の野菜を有機栽培する「ナカツカサファーム」の野菜。採りたてをそのまま食べさせてもらったけれど、どれも甘くて美味しい!
但馬の地で約120年の歴史をもつ「大徳醤油」。醤油を仕込んでいる木桶には蔵特有の微生物の生態系ができており、それが醤油の味に個性を与えているのだそう。
街全体がひとつの旅館
だからこそアットホームで居心地良し
こういう、すべての観光客が利用できる施設を西村屋という、いち旅館が作ってしまうというのが面白い。そう、実は城崎温泉は「街全体がひとつの旅館」というのがスローガン。だから皆が協力しながら、魅力的な街づくりを目指している。観光地というと、妙に旅館同士がライバル意識をむき出しにするようなところもあるけれど、こちらはなんだかアットホームで大人な感じがして、それも気持ち良いのですね。
それでも彼女とふたりで
お風呂を楽しみたいアナタには
というわけで、まさに大人の温泉デートにぴったりなのが、こちら城崎温泉。風情があるのにインターナショナルで、しかもグルメの質が高い。オススメです。
■ さんぽう西村屋 本店
住所/兵庫県豊岡市城崎町湯島463-2
URL/http://www.sanpou-nishimuraya.com
お問い合わせ/0796-32-4680
■ 西村屋本館
住所/兵庫県豊岡市城崎町湯島469
URL/http://www.nishimuraya.ne.jp/honkan/
お問い合わせ・予約/0796-32-2211
■ 西村屋ホテル招月庭
住所/兵庫県豊岡市城崎町湯島1016-2
URL/http://www.nishimuraya.ne.jp/shogetsu/
お問い合わせ・予約/0796-32-3535
「森のプライベートスパ」はこちら
URL/http://www.nishimuraya.ne.jp/shogetsu/spa/private.php