2019.06.16

日本最古の道後温泉に浸かり、ラグジュアリーホテルに泊まるパーフェクトプラン

あの「道後温泉本館」よりも古い、明治18年に建てられた「かわきち別荘」が出自。それを15年前にオールドイングランド風のホテルに改装。道後温泉きっての老舗でありながら、モダンでラグジュアリーな雰囲気という酒脱さが、遊び好き大人の男のお泊まりデートに最高なのです。

CREDIT :: 文／福田豊

今回の目的地は日本最古といわれる温泉、四国は松山の道後温泉です。こちらを選んだ理由は、単純に「道後温泉本館」に浸かりたかったから。そうです、夏目漱石の「坊っちゃん」にも登場する、あの有名なレトロ温泉です。

明治27年に建てられた荘厳な木造の建物は、まさに古き良き日本の風情がたっぷりで、ほかのどの温泉ともひと味違った独特の雰囲気。そんな温泉に連れて行ってあげれば彼女もきっと大感激すること間違いなしです。

ですが、道後温泉は古い歴史があるだけに、昔ながらの温泉街。宿も多いし、お土産店やご当地グルメの店がズラリと並んでいたりして、どうしても家族連れでわいわい楽しむ感じ。それはそれでいいんだけれど、ちょっとそんなイメージを覆す意外性があった方が、お泊りデートは楽しめる。

そこで今回選んだのが「オールドイングランド　道後山の手ホテル」という宿なのです。

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オールドイングランドの雰囲気のホテルが、大人デートに最適

このホテルの最大の特長は、その名のとおり、同地で稀少な洋風ホテルであること。つまり、いわゆる温泉街の感じではない、とてもお洒落な宿なのですね。

しかも同宿はその出自も素晴らしい。そもそもは創業130年の歴史をもつ、同地でも飛び切りの老舗。それを1５年前にオールドイングランド風のホテルに改装。つまり日本最古の温泉である道後温泉で、ヨーロッパテイストを楽しめる洒落た宿というわけなのです。

このため、同ホテルは酒脱な大人のカップルの御用達。例えばドライブへ行ったとしても、ホテルの広いクルマ寄せに着くとドアマンがクルマのドアを開けてくれ、駐車場へクルマを回してくれる。そんなホテルならではの一連のサービスが道後温泉で受けられるのも魅力。

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客室はヨーロピアンテイストの洋室が全70室。写真はツインタイプの客室。
客室はシングル、セミダブル、ダブル、ツイン、エグゼクティブと５つのタイプがある。写真はセミダブルタイプの客室。

客室はヨーロピアンテイストの洋室が全70室。写真はツインタイプの客室。
客室はシングル、セミダブル、ダブル、ツイン、エグゼクティブと５つのタイプがある。写真はセミダブルタイプの客室。

ホテル内は、オールドイングランドのしつらえ。エントランスホールの脇のロビーは、重厚でラグジュアリーな雰囲気。そして随所に、英国のアンティーク小物が置かれ、それがなんともお洒落なのです。

客室も、ヨーロピアンな洋室。道後温泉でありながら、こんな客室に宿泊する、というセンスが遊び好き大人の男ならではの酒脱さになるのです。

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瀬戸内の旬が堪能できる目にも美味な創作フレンチも自慢です

ディナーは、ホテル内の「キング　オブ　ダイニング」での、創作フレンチがおすすめ。瀬戸内海の新鮮な魚介類をはじめ、さまざまな旬の食材を使用した逸品が楽しめます。また野菜を巧みに使用しているのも特長で、見た目も鮮やかで美しい。つまり目にも舌にも美味しいフレンチというわけです。レストランのロマンティックでありながら落ち着いた雰囲気も素晴らしく、彼女とラグジュアリーなひと時を過ごせますよ。

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