大人専用！ この夏スマートにオールインクルーシブで羽を伸ばす

いよいよ夏本番！ 日本はまだまだスカッとしないお天気が続きますが、そろそろバカンスの予定も立てたいところ。ところで皆さま“オールインクルーシブ”ってご存知でしょうか？ いわゆる滞在中、ホテル内での飲食やスパ、アクティビティなど（一部サービスを除く）がすべて宿泊代に含まれているというプランです。そう、毎回の食事の後にチェックは不要、プールで泳いでいる時もお財布いらず、何かとストレスフリーでスマートな振る舞いも叶うんです。

日本ではあまり馴染みのない滞在中のチェックが不要な“オールインクルーシブ”プランですが、海外のリゾートでは広く普及しています。

「バカンスは何もしないでのんびり」という文化の欧米の人たちにとって、オールインクルーシブは手間もかからず慣れ親しまれているようです。

今回ご紹介するのは憧れのカリブ海にあるリゾート、メキシコ・カンクンにある「ヘブン・リビエラ・カンクン」です。

カンクンといえば、メキシコ屈指のビーチリゾートです。カリブ海に面したカンクンは透き通る海とアメリカ東海岸からは比較的近いことから、アメリカ人が休みを利用して訪れるデスティネーションとしても人気です。

ちなみにニューヨークからは3.5時間、日本からはロサンゼルス経由などで到着。カンクンはリゾート地ながらメキシコにあるので、無形文化遺産に指定されたメキシコ料理はもちろん、食事全般がとっても美味しいのもポイントが高いんです。最近ではメキシコからバスで2時間ほど南下したトゥルムという街も人気の観光スポットになっています。

コチラの「ヘブン・リビエラ・カンクン」、世界最大の独立系ホテルブランド、「プリファード ホテルズ＆リゾーツのラックスコレクション」に加盟しているホテルだけあり、質の高いサービスに定評があります。

また、ロケーションもダウンタウンカンクンではなく、カンクンから南に位置するリビエラ・マヤに近い場所。大自然の中に突如現れる隠れ家的なホテルなんです。

滞在中はホテルから出ることなく、ホテル内での時間を存分に楽しむのにもってこい。１７歳以下のゲストの宿泊はお断りのため、文字通り大人のためのホテルと言ってよいでしょう。

個人的にオールインクルーシブホテルの食事というと、ブッフェやレストランの選択肢が少ないイメージがありましたが、コチラのホテルはフードのクオリティとバラエティに富んだチョイスが秀逸です。

メキシカンはもちろん、オールデイダイニングのアメリカンに加え、和食や地中海料理まで。和食は握り寿司までオーダーできる本格仕様で地中海料理のレストラン「OLIOS」は完全予約制のコースディナー。オールインクルーシブでコース料理、しかもクオリティも担保されているという優秀なレストランが揃っているのも驚きでした。

食事だけではありません。ホテルにはふたつの巨大なプールがあり、そこのプールバーでのドリンクももちろんインクルーシブです。メキシコ名物のリキュール“メスカル”を使ったカクテル「メスカル マルガリータ」などもあり、ゲストはカクテルと本を片手にプールサイドで思い思いの時間を過ごしていました。

カクテルの種類も豊富で予想以上の美味しさ。毎回の飲食にチェックが発生しないことは想像以上にストレスフリーなのでした。また、客室にはルームサービスなどを人に会わずに受け取れる専用の小窓が付いているなど、プライバシーへの配慮も万全。小さなところへの気配りも忘れないおもてなしにラグジュアリーを感じさせます。

飲食だけでなく、アクティビティやスパ（一部メニューのみ）の施述も含まれているので、女性へのプレゼントにも最適かと。身も心も解放できるバカンスにオールインクルーシブはオススメですよ。