2019.10.27
鬼怒川ならではの自然と、素朴な「とちぎ民藝」が心を和ませてくれる星野リゾートの温泉宿
素晴らしい紅葉が楽しめる栃木の鬼怒川温泉にある「星野リゾート 界 鬼怒川」。駐車場からスロープカーで宿に行くというエンタテインメント性がある一方、益子焼、黒羽藍染など栃木の手仕事に触れられる館内など、遊びと癒しの両方を愉しめる宿です。
- CREDIT :
文/いとう事務所
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国道を曲がり、こんなところに、というような林間の径を進むと、そこは一面紅葉の世界。木漏れ日が揺れ動く景色は、あっという間に非日常の時間へと誘うトンネルのごとき役割を果たし、俗世を離れた気分を味わえます。そしてクルマを降りると、耳に入るのはすぐそばを流れる鬼怒川の川音。いやぁ、なんとも旅情をそそるロケーションです。
中庭を囲むように設られた回廊。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は一面の雪景色と、四季折々の美しさを堪能できる。
これからの季節、中庭はこんなに美しい紅葉で彩られる。庭の散策だけても充分な癒しが。
スロープカーを下りると、目の前にはこんなエントランスホールが。中央に見えるのは、益子焼の水琴窟。柄杓で水を流すと、透き通った音色が聴こえる。
中庭を囲むように設られた回廊。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は一面の雪景色と、四季折々の美しさを堪能できる。
これからの季節、中庭はこんなに美しい紅葉で彩られる。庭の散策だけても充分な癒しが。
スロープカーを下りると、目の前にはこんなエントランスホールが。中央に見えるのは、益子焼の水琴窟。柄杓で水を流すと、透き通った音色が聴こえる。
こういう心の動きって、とっても大事ですよね。何事も楽しめる心の柔らかさがあればこそ、地域の風土に根付く民藝をアレンジしたしつらえや、そのつくりや手法を間近に愛でることのできるご当地部屋なんかにも驚きや発見を見いだせるのですよ。
益子焼は、江戸中期に生まれた栃木を代表する焼き物で、温かみのある形と釉薬が特徴。写真は、約300枚の益子焼な豆皿が並ふ「豆皿ギャラリー」。
毎晩21時からは「益子マイスター」が益子焼の歴史、文化、器の楽しみ方を教えてくれる「益子焼きナイト」があるなど、益子焼を、身近に感じるためのお楽しみいろいろ。
開放的なロビーラウンジ壁面に飾られた、みごとな黒羽藍染の幕。
益子焼は、江戸中期に生まれた栃木を代表する焼き物で、温かみのある形と釉薬が特徴。写真は、約300枚の益子焼な豆皿が並ふ「豆皿ギャラリー」。
毎晩21時からは「益子マイスター」が益子焼の歴史、文化、器の楽しみ方を教えてくれる「益子焼きナイト」があるなど、益子焼を、身近に感じるためのお楽しみいろいろ。
開放的なロビーラウンジ壁面に飾られた、みごとな黒羽藍染の幕。
子供のように純粋に楽しめるので、なじみにしたい宿です
もちろん、内湯と露天風呂のある大浴場もあります。泉質は、アルカリ性の単純泉でゆったり浸かるのにちょうどいい温度で、長湯も楽しめます。
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紅葉の美しい中庭を眺めながら、隣り合わせでいただく食事もまた美味
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というように、「星野リゾート 界 鬼怒川」は、とってもおすすめ。ぜひとも、行きつけにしたい宿です。
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◆ 星野リゾート 界 鬼怒川
住所/栃木県日光市鬼怒川温泉滝308
アクセス/日光宇都宮有料道路・今市IC〜国道121号
URL/https://kai-ryokan.jp/kinugawa/
ご予約・お問い合わせ/0570-073-011
● 料金/2万4000円〜(1名・1泊2食付き)