2022.09.18
物価高&円安でも楽しめる!? コロナ禍のハワイ4泊6日滞在レポート【後編】
サステナブル&地産地消の意識が急速に高まり、観光の質も変えて生まれ変わろうとしているコロナ禍のハワイ。それでもやっぱり訪れたい海外ナンバーワンの場所ですが、それを阻む(!?)のが物価高と円安。そんなハワイをどう楽しむか。ハワイ・オアフ島を訪れたLEON本誌の編集者がレポートする後編です。
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文/近藤高史(LEON) 写真/Hisashi Uchida コーディネーター/Maya Kudo
コレがウワサのハワイの物価!
さらに、航空運賃も値上がりしていて、燃油サーチャージに至っては往復で7万円ほどアップ。また、アメリカの平均賃金が高い!ゆえに物価も上がる!わけで、聞いた話によると皿洗いのアルバイトの時給がUS$20(約3000円)とか、副業のウーバータクシーの月収がUS$8000(約110万円)とかだそうで……。
また、ホテルのベッドメイク代も同様で「アメリカン・ホテル&ロッジング協会」は、部屋の清掃員に対してUS$1~5のチップを推奨しているとのことで、シングルルームならUS$1、スイートならUS$5、普通のダブルとかツインならUS$2~3になります。筆者のようにツインの部屋にひとりで4泊したらUS$10ほどですから、約1500円。
ああ、US$10あればランチが食べられたのに!って思ってしまうところですが……、1500円で食べられるランチは残念ながらワイキキではあまり見かけません!
ちなみに、さらにお金の話を続けるとガソリンはレギュラーで約200円/リッター。帰国時のPCR検査は約2万円(※筆者が渡航した2022年7月時点では、日本帰国時のPCR検査が必須)と、どれもこれも足していくと渡航にかかる費用は数年前の2倍近くに跳ね上がることに。
とはいえ「ロイヤルハワイアンセンター」や「インターナショナルマーケットプレイス」などは健在! そして実はホテルも以前にも増して充実しており、2022年(7月時点)ホテルの稼働率はなんと79.3%。平均宿泊単価US$340/泊で、2019年比15%増なのだとか。
気分はリッチに節約ステイならココ!
ワイキキの中でも1、2を争う広大なビーチを有し、約9万㎡!という敷地の中には、プール、レストラン、スパ、各種レクリエーションやアクティビティ、さらにはショップも点在。ハワイに来てもこの敷地から一歩も出ないという御仁もいるとかいないとか。
空港からクルマで20分ほどというワイキキ西端に位置し、ヨットハーバーやアラモアナセンターも比較的近いという立地の良さを誇ります。
これもすべて、新しい旅の楽しみ方、バケーション・オーナーシップという考え方だからできること。ヒルトンというラグジュアリーホテルブランドゆえの安心&信頼感、別荘は欲しいけど維持や管理がちょっと……という向きには実にオススメなので、チェックを。
ロコ気分が味わえるオススメのスーパーマーケット
なので、必要なモノをカカアコ地区にあるナチュラル&オーガニック系食料品の「Whole Foods Market」クイーン店へ買い出しに。何でも揃うこちらで、ついでにお土産もゲットです。
あちこちで見かける青空市的なマーケット
タイ、韓国、中国、ベトナム、インドなどなど、アジアの全料理がそろっているのではないかと思ってしまうほど充実したアジアンフードを中心に、地元の食品がずらり。ココで調理された料理を買い込み部屋に戻って電子レンジで温めて食べれば、これまたすっかりロコ気分! こんな過ごし方がとってもオススメなのですよ。
ハワイ気分満喫のディナーショー!
ウクレレなどを使った生演奏とフラのエンタテインメントは、夕陽を見ながらビーチの目の前の芝生の上で楽しめて最高のひと時でした。このルアウショー、プレミアム席(大人210ドル)のステージ向かって右側、ビーチサイドのテーブルがオススメ。ステージを見ながら背後に沈む夕日と両方が楽しめちゃいますからね!
それでもやっぱりハワイはハワイ!
現在、ワクチン接種を3回していれば、帰国時のPCR検査が不要になっていますから、この秋から冬にかけてハワイ旅行を企画するのは絶好のタイミング! 「ハワイに行こうよ」と誘われて断る女性を、いまだかつて見たことはありませんからね。
■ 『ザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブ』
数多くのホテルが立ち並ぶワイキキになって常に高い評価を受け続ける全室がスイートの『ザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブ』。ビジター利用も可(US$300~[1泊])。でも、何度でも訪れたいハワイなら、やっぱりバケーション・オーナーシップリゾート
がオススメ。
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