2023.07.02
落ち着いた今が狙い目、4周年目のハレクラニ沖縄
ハワイで100年以上愛され続けるハレクラニの2軒目となる「ハレクラニ沖縄」も、今年で開業4周年。美しい植栽も、行き届いたサービスも、月日を経てなじんできた頃。そんな今こそ、泊り時! 日本を代表するリゾートのひとつ、ハレクラニの魅力を探ります!
- CREDIT :
文・写真/古関千恵子
ハワイの本家の優雅さそのままに。年月を経て、さらに磨きが!
![ハレクラニ沖縄 オーキッドプール](https://assets-www.leon.jp/image/2023/06/12032907093375/1600/1_001_Orchid_Pool_05.jpg)
そんなハレクラニのホスピタリティを継承した、2軒目となる「ハレクラニ沖縄」は今年7月26日に開業4周年を迎えます。オープンしてから年月が経ち、サービスも植栽もちょうど落ち着く頃ではないでしょうか。
米国の権威あるトラベルガイド『フォーブス・トラベルガイド』において、2022年「ホテル部⾨」で日本のリゾートでは初の快挙の最⾼評価5つ星を獲得。さらに2023年も2年連続して5つ星に輝きました。館内にあるスパも2022年から2年連続して4つ星を獲得しています。
ハレクラニ沖縄が位置するのは、沖縄本島の西海岸、恩納村の国定公園に指定されている一角。国道58号線から東シナ海へのびた半島が丸ごとリゾートとなっていて、広さ実に約8万7000平方メートル! そのスケール感たるや、まるで海外リゾートです。
▲ 沖縄海岸国定公園内、東シナ海に突き出した岬を丸ごとリゾートに。背後の山をダイヤモンドヘッドに見立てる人も。
▲ サンセットウイングのオーシャンテラスプール。16歳以上のエクスクルーシブなお楽しみ。
▲ シグネチャーダイニングのシルー。沖縄の言葉で“シルー”は“白”のこと。
▲ ハワイと沖縄の癒しのメソッドを取り入れたスパ・ハレクラニ。
▲ ハワイのアーティスト、ローレン・ロスの線画をオリジナルのタンブラーに。
▲ 沖縄海岸国定公園内、東シナ海に突き出した岬を丸ごとリゾートに。背後の山をダイヤモンドヘッドに見立てる人も。
▲ サンセットウイングのオーシャンテラスプール。16歳以上のエクスクルーシブなお楽しみ。
▲ シグネチャーダイニングのシルー。沖縄の言葉で“シルー”は“白”のこと。
▲ ハワイと沖縄の癒しのメソッドを取り入れたスパ・ハレクラニ。
▲ ハワイのアーティスト、ローレン・ロスの線画をオリジナルのタンブラーに。
リゾートエリアの特徴を掴んで、お部屋を決定
![ビーチフロントウイングのロビー。一歩入ると、水盤の向こうに海が!](https://assets-www.leon.jp/image/2023/06/12034620551939/0/1_001_Beach_Front_Lobby_01.jpg)
ビーチフロントウイングはハレクラニのアイコンとなっているオーキッドプールをはじめ、海に面したクワイエットプール(16歳以上)やキッズプールが集まり、華やいだリゾート気分もたっぷり。館内には通年温水のインドアプール&ジェットバス&温泉、オールデイダイニングもあり、アクティブに過ごすならこちらのウイングがおすすめ。
![ハレクラニ沖縄 LEON.JP](https://assets-www.leon.jp/image/2023/06/15134250431642/1600/2_003_Sunset_Lobby_01.jpg)
5棟のヴィラは、岬の突端のクリフトップに並んでいます。両端に2ベッドルームのハレクラニクリフヴィラ、残りが1ベッドルームのクリフヴィラの配置です。ヴィラはなんと天然温泉と温水のプライベートプール付き! クラブラウンジへのアクセス権も付いています。
様々な白で彩られた空間は、全室オーシャンビュー!
![全室オーシャンビュー&テラス付き。ベッド脇のランプシェードは芭蕉布のモチーフを採用。](https://assets-www.leon.jp/image/2023/06/15135148808004/1600/001_Orchid_Suite_Living_Room.jpg)
バスアメニティは客室カテゴリーによる違いはなく、すべて英国のROJA(ロジャ)。館内でふわりと香るフレグランス、「シーサンクチュアリ」は、ハレクラニ沖縄のために調香されたもの。そのスペシャル感も心くすぐります。
立派なケースに収納されたドライヤーは、FUKUGEN DRYER PROという特殊なもの。肩にあてると、肩こりが解消するとか⁉ サータのベッドに、超長綿のすべらかな糸を使ったシーツが深い眠りもお約束。あらゆることが吟味され、快適な居住空間を整えています。
6タイプ、45室のスイートのうち、今回拝見したのはハレクラニスイート。プライベートプールはないけれど、広々としたテラスにはジェットバスが置かれています。また、テラスではウェディングも挙げられます。
他のホテルからもわざわざ訪れる、ウワサのシグネチャーダイニング
![白壁にブルーが映える、イノベーティブ「シルー」。](https://assets-www.leon.jp/image/2023/06/12035420126935/0/1_001_Shiroux_01.jpg)
ハレクラニ沖縄へ訪れる楽しみのひとつになっているのが、イノベーティブレストラン「シルー」。外苑前のミシュラン2つ星「フロリレージュ」のオーナーの川手寛康氏がコンサルティングシェフを務めています。
ある日のディナー。メニューには食材のみが書かれています。“とうもろこし”はペースト状にした実を、葉付きのヤングコーンの中に詰めて焼き上げたもの。フォークですくって口に運ぶと、とうもろこしの甘さが広がります。“じーまみー”は落花生とチーズを使ったニョッキ。一緒にカプチーノ仕立てにしたナスといただき、多彩な食感を楽しみます。メニュー表を見ただけでは想像できない、オドロキの料理の連続です。
オールデイダイニングの「House Without A Key(ハウス ウィズアウト ア キー)」は、ワイキキのハレクラニの伝統的レストラン。本家名物のクラブハウスサンドイッチ、ハレクラニビーフバーガーが味わえるほか、沖縄料理も供されます。
また、四季の味わいを届ける日本料理「AOMI(青碧蒼)」、ステーキ&ワインの「KINGDOM(キングダム)」、サンセットバー「SPECTRA(スペクトラ)」など、料理のジャンルも雰囲気もバラエティ豊かです。
ハワイと沖縄で育まれた伝統的な癒しを融合したスパハレクラニ
![2フロアにまたがるスパ。ゼラニウム、イランイラン、ラヴェンダーがベースとなった香りで満たされています。](https://assets-www.leon.jp/image/2023/06/12035646229165/0/1_003_Spa_Reception_03_Crop.jpg)
古来より癒しのメソッドが受け継がれるハワイと沖縄。2つの伝統を融合させたのが、こちらのトリートメント。たとえばカラダによいとされる“命薬(ぬちぐすい)”と呼ばれるフーチバー(沖縄のヨモギ)や月桃を使用したトリートメントやロミロミなど。
フェイシャルで使用しているのは、ハワイ島のオーガニックコスメ「Ola」、セレブ御用達のアンチエイジング「スイス・パーフェクション」、アーユルベーダとアロマを融合させた「サトルエナジーズ」など。優雅なトリートメントルームで夢見心地な施術を。
![ハレクラニ沖縄 LEON.JP](https://assets-www.leon.jp/image/2023/06/15134654789131/1600/2_004_Spa_Suite.jpg)
また、より効果的に体験するなら、予約の60分前にはスパに訪れ、天然温泉やサウナなどの温浴施設を利用したい。ちなみにヴィラ以外で天然温泉があるのは、スパ内と、併設のインドアプールのみ。
![ハレクラニ沖縄 LEON.JP](https://assets-www.leon.jp/image/2023/06/15134717216224/1600/3_DSC_3909.jpg)
来る7月26日、4周年を祝うイベントを開催
目玉は、香港の人気店「VEA」や「WING」オーナーシェフのヴィッキー・チェン氏と、ハレクラニ沖縄イノベーティブレストラン「シルー」のコンサルティングを務める川手寛康氏によるコラボレーションディナー。
“チャイニーズ・フレンチ”を哲学にもつチェン氏と、沖縄の伝統的な食材とフレンチの技巧を融合させたイノベーティブの川手氏。どんな最先端な料理が生み出されるのか、期待しかない組み合わせです。料金3万8000円(ワインペアリング、税サ込)。
また、ハワイのハレクラニで1977年からトップダンサーをつとめ、日本でも絶大なる人気のフラ・ダンサー、カノエ・ミラー氏によるショー(7月26、27日19時~)や、打ち上げ花火(7月26日21時~)も開催予定。
![ハレクラニ沖縄](https://assets-www.leon.jp/image/2023/06/15134102409243/1600/003_Ocean_Terrace_Pool.jpg)
■ ハレクラニ沖縄
住所/沖縄県国頭郡恩納村名嘉真1967-1
HP/https://www.okinawa.halekulani.com/
TEL/098-953-8600