2023.11.26
オヤジさんにピッタリ!?な「天国に一番近い島」に行ってみませんか?
原田知世さんが主演した40年前の映画『天国にいちばん近い島』の舞台ともなったニューカレドニア。美しいサンゴ礁や雄大な自然、観光客で渋滞しないゆったりしたリゾート地は、天国に近くなった大人にこそピッタリ!?
- CREDIT :
文・写真/岩佐史絵
他のリゾートとは違うニューカレドニアの素晴らしさ、大人にこそおススメの理由とは?
実はこちら、直行便が就航している国は日本を含め8カ国9路線しかありません。それもオーストラリアなどオセアニアの周辺国が多数で、北半球のアジア諸国からの直行便がほとんどないせいか、ツーリストの客層や密集度が他のアジアのリゾート地とはまったく異なります。近年問題になっているオーバーツーリズムとも一線を画し、南仏風ののんびりと落ち着いた雰囲気を保っているのは天国に少し近づいた(笑)オヤジさん世代にもうれしいところ。
ハワイとも東南アジアとも違う独特の空気感が印象的
▲ 街の中心にあるココティエ広場。木陰で多くの人がスナックを食べたりお茶をしたりと思い思いに過ごす憩いの場。
▲ 遊歩道やショッピングモールなど海沿いに施設も多いので、街歩きではいつでも海風を感じられる。
▲ 「ミッション・ローブ」はハワイのムームーのように涼しそうなワンピース。街には布からしつらえてくれる専門店がいくつもあり、ローカルの生活に根付いている。
▲ どんどん増えるカソリック信者のために1890年に建設されたサン・ジョセフ教会。外にはジャンヌダルク像があったりして、ここもだいぶフランスっぽい。
▲ 街の中心にあるココティエ広場。木陰で多くの人がスナックを食べたりお茶をしたりと思い思いに過ごす憩いの場。
▲ 遊歩道やショッピングモールなど海沿いに施設も多いので、街歩きではいつでも海風を感じられる。
▲ 「ミッション・ローブ」はハワイのムームーのように涼しそうなワンピース。街には布からしつらえてくれる専門店がいくつもあり、ローカルの生活に根付いている。
▲ どんどん増えるカソリック信者のために1890年に建設されたサン・ジョセフ教会。外にはジャンヌダルク像があったりして、ここもだいぶフランスっぽい。
かの冒険家も見た雄大な景色にロマンを感じて
▲ ラグーンまで見渡すことができるウェントロの丘。奥に見えるのはアメデ島のアメデ灯台。ウェントロの丘の入り口近くまで市街からバスでも行ける。展望台になっているので、360度景色を楽しめる。
▲ 第二次世界大戦時、日本軍を迎え撃つために設置された砲台。しかし設置されて間もなく終戦となり、一度も発砲されたことがないのだそう。
▲ 丘の上にはカフェなどはないが、歩いてもバイクでも頂上まで気軽に行けるので、お散歩や朝活ウォーキングにもよさげ。
▲ ラグーンまで見渡すことができるウェントロの丘。奥に見えるのはアメデ島のアメデ灯台。ウェントロの丘の入り口近くまで市街からバスでも行ける。展望台になっているので、360度景色を楽しめる。
▲ 第二次世界大戦時、日本軍を迎え撃つために設置された砲台。しかし設置されて間もなく終戦となり、一度も発砲されたことがないのだそう。
▲ 丘の上にはカフェなどはないが、歩いてもバイクでも頂上まで気軽に行けるので、お散歩や朝活ウォーキングにもよさげ。
本格的なフレンチキュイジーヌ&ワインが楽しめる
▲ 「Marmite et Tire-Bouchon」は地元の食材を使うレストラン。鴨肉やシーフードなどのメニューがそろい、フランス料理の手法で供される。
▲ ニューカレドニアといえば「天使のエビ」。やっぱり一度は現地で食べてみたい味。@Marmite et Tire-Bouchon
▲ 「Marmite et Tire-Bouchon」は地元の食材を使うレストラン。鴨肉やシーフードなどのメニューがそろい、フランス料理の手法で供される。
▲ ニューカレドニアといえば「天使のエビ」。やっぱり一度は現地で食べてみたい味。@Marmite et Tire-Bouchon
▲ 水上レストラン「Le Roof」もアッパーカジュアルの人気店。泳いでいるのは小さなサメ! ライトアップされているので夜間でも見ることができる。
▲ フォアグラとブリオッシュ、オニオンのチャツネ。「ワインをたんとお飲み」と言われているかのようなメニューの数々。ふんわり軽いブリオッシュとのコンビネーションも抜群。
▲ 水上レストラン「Le Roof」もアッパーカジュアルの人気店。泳いでいるのは小さなサメ! ライトアップされているので夜間でも見ることができる。
▲ フォアグラとブリオッシュ、オニオンのチャツネ。「ワインをたんとお飲み」と言われているかのようなメニューの数々。ふんわり軽いブリオッシュとのコンビネーションも抜群。
いざ、手つかずの自然が魅力なイルデパンへ!
▲ ビルディングの客室でも天蓋付きのベッドで気分があがる! 中庭に面しており、お隣さんとの距離感も近く開放感がある。
▲ バンガロースイートは素朴。ベッドルームとリビングのほか、二人で座れるサイズのデイベッドつきデッキもある。
▲ さすが、ハネムーナーに人気のリゾートとあって、ベッドにラブリーなウェルカムフラワーが。うふふなひとときを予感させる。
▲ ビルディングの客室でも天蓋付きのベッドで気分があがる! 中庭に面しており、お隣さんとの距離感も近く開放感がある。
▲ バンガロースイートは素朴。ベッドルームとリビングのほか、二人で座れるサイズのデイベッドつきデッキもある。
▲ さすが、ハネムーナーに人気のリゾートとあって、ベッドにラブリーなウェルカムフラワーが。うふふなひとときを予感させる。
ジャングルの自然とたわむれるワイルドな時間を
▲ まずはヨットで反対側の森へ。ビーチから船までも桟橋はなく浅瀬を歩いて乗るスタイル。もうスタートからワイルドな一番人気のアトラクション。
▲ 上陸した先はジャングル。獣道のような歩道を進む。一本道なので迷うことはないが、ところどころ足元に注意する箇所あり。
▲ ひょっこりと手書きの案内板が。船から降りたあとはまったく案内がないので不安になるが、だれかの後についていけば大丈夫。
▲ まずはヨットで反対側の森へ。ビーチから船までも桟橋はなく浅瀬を歩いて乗るスタイル。もうスタートからワイルドな一番人気のアトラクション。
▲ 上陸した先はジャングル。獣道のような歩道を進む。一本道なので迷うことはないが、ところどころ足元に注意する箇所あり。
▲ ひょっこりと手書きの案内板が。船から降りたあとはまったく案内がないので不安になるが、だれかの後についていけば大丈夫。
▲ 森を抜けたら、今度は浅瀬をじゃぶじゃぶ歩く。ここまではだいたい30分くらい。小さな魚やナゾのタコに驚嘆しつつも彼女をしっかりエスコートしたい。
▲ 「ピッシンナチュレル」に到着。おだやかな水面だが水中にはたくさんの魚が! 浅いところも多いのでシュノーケル初心者でも安心して楽しめる。
▲ シュノーケルやフィンはホテルで貸してもらえる(無料)。岩の向こう側は少し深めだけれど、岩の周りとはまた違う魚が見られる。
▲ ビーチも広く、ピクニックも可能。お店などは一切ないので、ホテルでお弁当を作ってもらってもよさそう。
▲ 森を抜けたら、今度は浅瀬をじゃぶじゃぶ歩く。ここまではだいたい30分くらい。小さな魚やナゾのタコに驚嘆しつつも彼女をしっかりエスコートしたい。
▲ 「ピッシンナチュレル」に到着。おだやかな水面だが水中にはたくさんの魚が! 浅いところも多いのでシュノーケル初心者でも安心して楽しめる。
▲ シュノーケルやフィンはホテルで貸してもらえる(無料)。岩の向こう側は少し深めだけれど、岩の周りとはまた違う魚が見られる。
▲ ビーチも広く、ピクニックも可能。お店などは一切ないので、ホテルでお弁当を作ってもらってもよさそう。
これまたワイルドな島グルメに舌鼓
▲ 島外への持ち出し不可のエスカルゴ。調理法はハーブとガーリックバターのオーソドックスなものが多いもよう。え、でんでんむし? 貝じゃない? というルックス。
▲ 島グルメはやっぱりシーフード! ロブスターやセミエビなど、季節によって獲れるものが異なるそう。ただグリルしただけなのに贅沢な一皿。
▲ 可愛いらしく装飾されたメリディアンのレストランの「ブーニャ」。伝統的な調理法では土中に埋めて焼けた石で蒸し焼きにするそうで、実はワイルドなメニュー。
▲ ブーニャを開けたらこんな感じ。いろいろな種類のイモ類がボリューミー。ふたりで仲良くシェアすれば、このお芋はなんだろうね? なんて話にも花が咲くはず。
▲ 島外への持ち出し不可のエスカルゴ。調理法はハーブとガーリックバターのオーソドックスなものが多いもよう。え、でんでんむし? 貝じゃない? というルックス。
▲ 島グルメはやっぱりシーフード! ロブスターやセミエビなど、季節によって獲れるものが異なるそう。ただグリルしただけなのに贅沢な一皿。
▲ 可愛いらしく装飾されたメリディアンのレストランの「ブーニャ」。伝統的な調理法では土中に埋めて焼けた石で蒸し焼きにするそうで、実はワイルドなメニュー。
▲ ブーニャを開けたらこんな感じ。いろいろな種類のイモ類がボリューミー。ふたりで仲良くシェアすれば、このお芋はなんだろうね? なんて話にも花が咲くはず。
のんびり島ライフにほっこりしよう
▲ 散策していると小さな滝があった。ニューカレドニアでは水道水も飲めるレベルの浄水。この滝の水もそのまま飲んでOKだそう。
▲ 掘っ立て小屋? でも「CAFÉ」と書いてある……。ここではフレッシュココナッツジュースなどを購入可能なのだけれど、お店の人がいるかどうかは運次第(笑)。
▲ 注文を受けてからココナッツを目の前で割ってくれる。おじさんは、ドライバーさんが電話で呼び出したら来てくれた。
▲ お店の中に無造作に置かれていたこれ。なんと白檀の置物(安い)! 18~19世紀には島に自生する白檀を求めてヨーロッパ人が頻繁にやってきていたという。
▲ 1848年にフランスからの宣教師団が上陸した場所。島民は敬虔なクリスチャンが多い。この場所の近くに町ができ、郵便局や病院、学校などの施設もある。
▲ 散策していると小さな滝があった。ニューカレドニアでは水道水も飲めるレベルの浄水。この滝の水もそのまま飲んでOKだそう。
▲ 掘っ立て小屋? でも「CAFÉ」と書いてある……。ここではフレッシュココナッツジュースなどを購入可能なのだけれど、お店の人がいるかどうかは運次第(笑)。
▲ 注文を受けてからココナッツを目の前で割ってくれる。おじさんは、ドライバーさんが電話で呼び出したら来てくれた。
▲ お店の中に無造作に置かれていたこれ。なんと白檀の置物(安い)! 18~19世紀には島に自生する白檀を求めてヨーロッパ人が頻繁にやってきていたという。
▲ 1848年にフランスからの宣教師団が上陸した場所。島民は敬虔なクリスチャンが多い。この場所の近くに町ができ、郵便局や病院、学校などの施設もある。
唯一無二! 自分用にも買い込み必至のお土産は?
▲ マーケットには生鮮がほとんどだが、はちみつやジャムなど地元産のものを売るお店もある。バヌアツ産のハーブなど日本ではめったに手に入らなさそうなものも。
▲ えっ、これもチョコレート? という可愛いチョコもある有名店「ショコラ・モラン」。ギフトによさそうな商品がたくさん。
▲ マーケットには生鮮がほとんどだが、はちみつやジャムなど地元産のものを売るお店もある。バヌアツ産のハーブなど日本ではめったに手に入らなさそうなものも。
▲ えっ、これもチョコレート? という可愛いチョコもある有名店「ショコラ・モラン」。ギフトによさそうな商品がたくさん。
……と、お土産に迷うところですが、ここは絶対行ってみるべき! というおすすめショップは「Botanik」。調香師であり化粧品科学者でもあるオーナーのロデリックさんによる香水や化粧品、スキンケア製品のブランドです。ニューカレドニアの植物や木々などから伝統的な方法で抽出したエッセンスを用いているのが特徴で、「ジオグラフィカルパフューム(土地の香り)」を表現しているそう。また、エイジングケアやスクラブ、保湿などスキンケア製品も、野生の植物の効能を活かしたものが多く、説明を聞けば聞くほど欲しくなるのでご注意を。
▲ イチオシ「Botanik」オーナーのロデリック氏はフランスで修行を終え、2007年にヌメアで開業。店内にあるラボで日々商品開発にいそしんでいる。じっくりカウンセリングやサンプリングまでしてくれるので、時間をもっていこう。
▲ こちらは髪や服にスプレーして楽しむコロン。ニューカレドニアに自生するニアウリと呼ばれる木をベースに、カウボーイをイメージしたワイルドな香り「Stockman」(1万Fr=約1万3500円)は男性に人気とのこと。
▲ イチオシ「Botanik」オーナーのロデリック氏はフランスで修行を終え、2007年にヌメアで開業。店内にあるラボで日々商品開発にいそしんでいる。じっくりカウンセリングやサンプリングまでしてくれるので、時間をもっていこう。
▲ こちらは髪や服にスプレーして楽しむコロン。ニューカレドニアに自生するニアウリと呼ばれる木をベースに、カウボーイをイメージしたワイルドな香り「Stockman」(1万Fr=約1万3500円)は男性に人気とのこと。
取材協力/ニューカレドニア政府観光局
HP/https://www.newcaledonia.travel/ja
エアカラン
HP/https://www.aircalin.jp/ja
(40周年キャンペーン実施中、https://aircalin40.com/jp/)