2024.05.01
北軽井沢での新しい宿泊選択「NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA」の魅力とは?
北軽井沢の静寂と豊かな自然。それが「White Mountaineering」相澤陽介⽒の脳内で料理される時、新しい宿泊体験が誕生します。別荘感覚を味わいつつ、北軽井沢の新たな魅力を余すところなく発見できる場所、それがNOT A HOTEL KITAKARUIZAWA 「BASE」です。
- CREDIT :
写真/Yuka Ito、Kanta Nakamura(ともにNew color inc.) 取材・文/市村広平(LEON)
NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA「BASE」が提供するプライベートな空間
こちらを手掛けたのは、建築家ではなくなんとファッションデザイナー「White Mountaineering」の相澤陽介⽒。軽井沢と東京の2拠点生活を実践している彼が、軽井沢生活の中で感じた魅力を盛り込んだBASEは、異業種コラボレーションならではのユニークなアイデアがちりばめられています。
別荘感覚で過ごすための秘訣
「NOT A HOTEL」の各ヴィラは、滞在予約やすべての家電操作が自身のスマホ内にダウンロードしたアプリで行え、チェックインも、お酒の追加購入も、そのヴィラで欲しくなる物品購入まですべて非対面で行うことができます。そのため、日々を忙しく過ごす大人が誰とも会わずに過ごす隠れ家としてもうってつけなのです。
ひとつは部屋の種類が「S」「M」「L」という表記で分けられていること。これは服の着心地と、別荘の居心地、ふたつの“心地”をつなぐ相澤氏のアイデアであり、最⼤宿泊⼈数が2名のBASE S(1Bedroom)、4名のBASE M(2Bedroom)、8名のBASE L(3Bedroom)と⽤途に合わせて選ぶことができます。
MとLは各2棟ずつあり、それぞれ1棟ずつ専用のドッグランを完備しているので「ペットと一緒じゃなきゃ嫌!」なんて彼女のワガママオーダーにも応えることができますよ。
ファッションアイテムをただ並べるのではなく、実際の着用シーンとともに提案され、「必要だから着る」という機能本意の発想は、ファッションデザイナーである相澤氏ならではと言えそうです。
ラグジュアリーとプライバシーの蜜月関係
BASE Lに設置された、天然温泉が楽しめる本小松石の一枚岩から切り出された「大岩風呂」や、北軽井沢の木々を眼前にする「サウナ室」、圧倒的な広さを確保した156.55㎡の「アウトドアリビング」などは、そういったプライバシーが確保された設計があってこそ、ラグジュアリーな体験となり、大人のサンクチュアリとなるのですね。
春は桜と新緑に心をときめかせ
夏は涼しげな森の中でのんびりと過ごすことができ
秋には色鮮やかな紅葉狩り
冬は静かに降り積もる雪を眺めながらの穏やかなひと時を楽しむ
NOT A HOTEL KITAKARUIZAWAのBASEに流れているのは、建築×ファッションという異業種の協業が生み出す新しい価値観。そこで過ごす時間は、特別な宿泊体験とともに挑戦し続けることの意義を我々に教えてくれます。今夏からは一般宿泊の受付も開始される予定なので、その世界観を味わってみてはいかがでしょうか。
● 相澤陽介
1977年生まれ。多摩美術大学デザイン科染織デザイン専攻を卒業後、2006年にWhite Mountaineeringをスタート。これまでに、Moncler W、BURTON THIRTEEN、LARDINI by YOSUKE AIZAWAなどさまざまなブランドのデザインを手掛ける。現在は、イタリアCOLMAR社のデザイナーを務めるほか、サッカーJリーグ「北海道コンサドーレ札幌」の取締役兼クリエイティブディレクターにも就任。
■ NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA「BASE」
住所/群馬県吾妻郡嬬恋村大字大前字細原2286-318他
HP/https://notahotel.com/shop/kitakaruizawa
お問い合わせ/https://notahotel.com/contact