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2024.08.11

クリエイターのための新しいラグジュアリー! 「ダウンタウンL.A.プロパーホテル」をご存知?

2014年に始動し、ホテルのみならず、ブランドとして、ホテリエとしてなど、あらゆる角度からアワードに輝いているホテルブランドが「プロパーホテルズ(Proper Hotel)」です。サンフランシスコやサンタモニカなどに続く4軒目としてL.A.に誕生した注目のお洒落ホテルを早速リポート!

CREDIT :

文・写真/古関千恵子

ダウンタウンL.A.プロパーホテル LA WebLEON
▲ デザイナー、ケリー・ウェスラーの美意識が随所に光っています。
いわゆるライフスタイル系とも、ブティック系ともどこか違う、今注目を集めるホテルブランド、「プロパーホテルズ(Proper Hotels)」。2014年に始動し、ホテルのみならず、ブランドとして、ホテリエとしてなど、あらゆる角度からアワードに輝いています。現在4軒のホテルがある中で、ロサンゼルスに2軒あるうちのコチラをクローズアップ。カッコいいオヤジを目指すなら、名前くらいは知っておかないと!
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一気にアートな中南米のジャングルに迷い込んだよう

ロサンゼルスのファッション地区やアート地区に近いサウスパークに位置する「ダウンタウンL.A.プロパーホテル」。時を重ねた赤レンガのファサードを構える、ネオ・ルネッサンス様式の建物は、シティの中で時が逆行したように異彩を放っています。建造されたのは1926年。完成当初はコマーシャルクラブとして、60年代にはYWCAとして利用され、そして今、デスティネーションホテルとして新たな歴史を刻んでいます。
ダウンタウンL.A.プロパーホテル LA WebLEON
▲ エントランスの大胆な壁画は地元アーティストのアベル・マシアスの作品。
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館内に一歩入ると、サボテンや頭上いっぱいに描かれたカラフルな動物や花々の壁画。一気にアートな中南米のジャングルに迷い込んだよう。このギャップにびっくり。そしてこのびっくりは単なる序章で、館内にはさらに驚きが待っています。
ダウンタウンL.A.プロパーホテル LA WebLEON
▲ ルーフトップレストラン&バー「カラカラ」。2層になった造りです。緑がいっぱい。
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プロパーホテルズは、“アイデアではなく、感覚から始まった”と言います。目指したのは、クリエイティブなノマドに向けたホテル。「並外れた贅沢、便利なロケーション、世界クラスのアメニティ。これ以下ではプロパー(適切)ではない」、と。贅沢ではあるけれども、これ見よがしではないところに、センスを感じます。
ダウンタウンL.A.プロパーホテル LA WebLEON
▲ レジデンシャルのような印象を抱くゲストルーム&スイート。
このコンセプトを叶えるために、ダウンタウンL.A.プロパーホテルでフューチャーしたのが、次の3つのポイント。ハリウッドセレブの間で人気のデザイナー、ケリー・ウェアスラーの世界観を生かしたインテリア。ジェームズ・ビアード賞のスーザン・ゴインとキャロライン・スタインが監修する2つのレストラン。そして世にもユニークな2つのスイート。どれもナイスです!
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ダウンタウンL.A.プロパーホテル LA WebLEON
▲ シグネチャーの「プールスイート」。これ、客室です。

ケリー・ウェアスラーの新旧を取り交ぜた絶妙なセンス

ケリー・ウェアスラーの特徴は、新旧を寄せ集め、世界中から集めた様々なアイテムと地元アーティストの作品も巧みに取り入れるセンス。型破りだけれどもラグジュアリー感を併せもっています。ちなみに、プロパーホテルズの創始者のひとり、ブラッド・コルゼンの奥様だそう。
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147客室は広さ25㎡以上。ニュートラルな色を重ね、パターンやテクスチャーで変化をつけた、落ち着きのあるレジデンシャルな雰囲気。家具はカスタムメイドしたものとヴィンテージを組み合わせています。バスルームは艶出しタイルを絶妙なトーンで貼り合わせ、壁の漆喰は手作業で仕上げたもの。
パリっとしたベリーノ・ファイン・リネンのリネンで包まれたプロパーベッド、パラシュート・ホームのバスローブ、イソップのバスアメニティなど、どれも選び抜かれたもの。滞在中に必要なアメニティやサービスは、テレビのプロパーアプリを通してオーダーすることもできます。
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ロサンゼルスの飲食業界で最注目の二人が手掛ける2つのレストラン

レストラン&バーは、ロブレポートいわく「アメリカの高級レストラン界で最も影響力がある二人」が監修。スーザン・ゴインとキャロライン・スタイン。彼女たちはa.o.c.やハリウッド・ボウルフード+ワイン、ラーダー・ベイキング・カンパニーといったロサンゼルスの名店を手掛けてきました。
注目の的はルーフトップにあるオールデイ・レストラン&バー「カラカラ」。2フロアにまたがるレイアウトで、ぐるりと360度のシティビューが広がります。上層にレストランや温水プール、下層はシークレットガーデンのように木々で彩られ、ファイヤーピットも。緑に包まれ、見上げれば太陽や星空、そんなリラックスした環境の中で、薪で仕上げた豪快な料理がいただけます。
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1階のレストラン「カルド・ベルデ」はスペイン料理やムーア料理、コルシカ料理などのフレーバーも取り入れた、カリフォルニアの季節の料理を供します。マーケットドリブンなハイパー旬な食材を使い、王道にひねりを効かせた料理は、スタインがキュレートするワインとベストマッチ。ちなみに、「カルド・ベルデ」とは、ポルトガルの伝統的なじゃがいものスープ。世界各地の伝統的な料理に対するオマージュだそうです。
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「カルド・ベルデ」の奥には、隠れ家的なカクテル・ラウンジの「ダリア」があります。木・金曜日の夜には、ライブ演奏も。予約をすれば、ハイティーのサービスも。また、宿泊ゲストに向けて朝はここでフリーのコーヒーを用意しています。

バスケットボールコートや屋内プールがスイートルームに

このホテルでいちばんびっくりしたのは、2つのスイートルーム。ホテルが歩んできた歴史がそのまま息づくお部屋です。
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「バスケットボール・スイート」は、リビング&ダイニングルームにバスケットボールのコートがあります。2フロア分ある天井高で、ドアの上にバックボードとリングが設置されています。床も体育館のようなツルツルした木材を生かし、その上にラグが敷かれています。
広さは133㎡。隣接するジュニアスイートとコネクトすれば、2ベッドルームとしても利用できます。
もうひとつが「プールスイート」。オープンプランのリビング&ダイニングに35×12フィート(10.6×3.6m)の温水プールがドンと設置されています。壁面には地元アーティストのベン・メダンスキーによるセラミックタイルの壁画が。客室というよりも、施設というか。パーティーを開いたら、楽しそう。
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バスルームは艶出しタイルが100枚以上の壁に石造りの洗面台が重厚感たっぷり。リビングには大理石のテーブルや長イス、アームチェアなどが置かれ、地元アーティスト、ジェイソン・トロッターの抽象画が目を楽しませます。広さは258㎡。
2つのシグネチャースイートは、建物がYWCAだった頃のヘリテージ。この大人の遊び心、たまりません。プロパーホテルズは近々、ダラス、レイクタホ、パームスプリングスに開業予定。どんなホテルに仕上がるのか、楽しみですね。
ダウンタウンL.A.プロパーホテル LA WebLEON

■ダウンタウンL.A.プロパーホテル

住所/1100 S. Broadway, Los Angeles, CA 90015
TEL/+1(213) 806-1010(予約)
HP/https://www.properhotel.com/downtown-la/

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