2020.08.02
訪れる人を虜にする特別な空間「アマネム」で過ごす別格のラグジュアリーとは
伊勢志摩国立公園内の英虞湾を望む高台に位置する「アマネム」は、環境と食材、温泉といったこの地ならではの自然の恵みと文化を満喫できる特別な宿です。
- CREDIT :
文/いとうゆうじ
「アマン」といえばラグジュアリーリゾート王道の宿。その日本でふたつめの施設となる「アマネム」にステイとなれば、断る女性がいるのかしら、というほどに魅惑的なお誘いとなるはずです。
なにせ、地域性を重視した建物の造りや家族を迎えるかのようなおもてなし、そして“御食国(みけつくに)”と呼ばれる伊勢を中心に日本が誇る食材をふんだんに使った料理の数々――。単に贅沢ができるだけでなく、五感をとおして滞在を楽しむ。忘れられない旅となることはうけあいなのですから。
「アマネム」に泊まると誰もが“ジャンキー”!? というほど、クオリティの高いリゾート
屋外のインフィニティプール然り、広大な敷地に点在する美しい建築物然り、どこを取ってもスケールの違いは明らか。時間の流れさえも別モノです。
▲バーラウンジの近くには英虞湾を望むインフィニティプールが。美しい日の出を拝むことができます。
▲和の美意識とモダンエッセンスがみごとに調和した中庭。
▲ゆったりとした時間が流れる「サンクンテラス」。
▲ケリー・ヒル氏によってデザインされた建物は、伊勢神宮を参考にしたという。写真は、「エントランス・パビリオン」。
▲バーラウンジの近くには英虞湾を望むインフィニティプールが。美しい日の出を拝むことができます。
▲和の美意識とモダンエッセンスがみごとに調和した中庭。
▲ゆったりとした時間が流れる「サンクンテラス」。
▲ケリー・ヒル氏によってデザインされた建物は、伊勢神宮を参考にしたという。写真は、「エントランス・パビリオン」。
日本の伝統的な民家をテーマにデザインされた美しい瓦屋根の角度、伊勢志摩という地域色を理解したうえでモダンにアレンジされた平屋建て。これぞ、まさに、和の美学を反映したものです。
客室は24室のスイートと4棟のヴィラ。スイートはすべて99平米もあり、ガーデンビューの「モリ」、英虞湾を一部望む「ソラ」、森と海を見渡せる「ナギ」の3タイプです。
ヴィラはすべて2ベッドルームで、驚きの366平米という広さ。なかでも2020年4月に誕生した「ツキヴィラ」は専用の露天風呂と内風呂を備えた東屋“Onsen HANARE” を持ち、温泉三昧を心ゆくままに 堪能できる設計になっています。
スパ施設「トリートメント・スイート」などの施設も充実。そのトリートメントも伊勢志摩流で、三重の特産物である抗酸化作用に優れた海藻や真珠を使ったメニュー、アマンオリジナルのスキンケアを使ったトリートメントも経験できます。
食はもちろん、過ごす時間も、伊勢志摩のならではの魅力を大満喫
夕食は、地元産に加え世界中の“とにかくおいしいもの”にこだわった食材を使う日本料理。食材のひとつひとつを繊細な出汁の風味がつなぎ合わせた料理は、本当に最高。特に、お造りでいただいた伊勢まぐろは、ふわりとした食感ととろけるような旨味が絶品です。
◆Amanemu アマネム
住所/三重県志摩市浜島町迫子2165
アクセス/東京から車で約6時間30分、大阪から約4時間30分
HP/www.aman.com/ja-jp/resorts/amanemu
ご予約・お問い合わせ/TEL 0599-52-5000
●料金/11万円(税サ別)~