本島(グランドテール島)といくつかの離島から成るこの島の魅力は実に奥深い。どこを見ても目に飛び込むのは透き通るコバルトブルーの海。その美しさにジローラモも息を飲む、オヤジの楽園がここにあります!
吸い込まれそうな360度見渡す限り青い海!
成田空港と関西国際空港からエアカランの直行便で約8時間という近さと、南半球という日本が冬の間にベストシーズンが訪れる立地ゆえ、常夏を求めて日本を飛び出すも良し。
フランス領なので、南国にいながらフランスのシックな文化が感じられるのも人気の秘密です。
なんといっても秀逸なのは海の透明度! 世界最大規模を誇る世界遺産のラグーン(珊瑚礁)に囲まれた海の中には美しい世界が広がっています。
「こんなきれいな海は初めてだよ!ずっとここにいたいな……」と世界中を旅するジェットセッターのジローラモも太鼓判を押します。それほどにニューカレドニアの海は美しいのですね。
遠浅なので沖に出るにつれ、真っ青な海のド真ん中に自分だけが立っている感覚になり、とても幻想的。天国にいちばん近い島、という表現がピッタリの楽園です。
今回は首都ヌメアから離島ウベア、中部ブーライユを訪れたジローラモ。ローカルな雰囲気とコバルトブルーの海を求めて島の各地を満喫するのがニューカレドニアの楽しみ方。
どこへ行ってもプライベートビーチと言えるほど混雑知らずでスローな時間の流れも魅力です。
Noumeaヌメア
南国のプチ・パリをぶらり散策
まさにここは南太平洋の花の都です。「ここはヨーロッパ圏だからイタリア人の私も住めますね! 海がきれいだし、住みたいな」と口にしていたジローラモもこの街をお気に入りの様子。
どこへ行っても海と一緒がお約束
透きとおる青の大海原でヤンチャに遊ぶが大正解
Bourailブーライユ
無人島で美女とデートも楽しめます
植民地時代のフランス人開拓者たちが築いた文化と、土着のメラネシアの文化が混ざり合う魅力的な街は一面真っ青な海が広がる離島に比べ、牧草地や山も多く、海と緑に囲まれたスケールの大きさが特徴です。海好きオヤジはもちろん海へダイブ!
ラッキーにもニューカレドニアの美女の運転で目にも美しい海をジェットスキーで疾走したジローラモはテンションが上がりっぱなし。
美女にしがみつき、到着したグリーン島は世界遺産のラグーンに囲まれた無人島です。ここでのんびりしたあとは再びジェットスキーを飛ばしてホテルに戻るという贅沢な時間を過ごしました。
異文化が交差するリゾートホテルでリフレッシュ
Sheraton New Caledonia Deva Resort & Spa[シェラトン・ニューカレドニア デヴァ リゾート&スパ]
住所/Lo+33 Domaine de Deva,Route de Poe B.P.50,Bourail,New Caledonia 98870
☎+687-265-000
www.sheraton.com/newcaledoniadeva
絶対行くべし、離島ウベア!
のんびりとした時間の流れと美しい海に癒されます
Ouveaウベア島
海を見たらまずはダイブ!
ハネムーナーたちにも人気の場所で見ドコロは真っ白い砂浜が5km以上続くムリビーチです。離島ということもあり、混雑知らず。ビーチを歩いていても多くの人には遭遇せず、輝く海を貸し切ったかのようなプライベート感がなんとも贅沢です。
飛び込まずにはいられないほど透明度の高い海はダイビングスポットとしても人気の場所で、絶景ポイントのムリ橋やレキシの断崖からは下を泳ぐウミガメや魚の群れが見てとれるほど。
「今の見た!?魚の群れが何度も飛び跳ねていたよ!こんなに魚がいるしもっとここの海で泳ぎたい!」とジローラモ。
メラネシア文化が今もなお色濃く残り、伝統家屋のカーズに人々が暮らすなど、昔からの島の文化にも触れ合えることも貴重な体験です。
島全体を包むの〜んびりとした空気に身も心も開放し、いつまでもビーチでゆっくりとしたい気分に……。
次回の旅は別の近隣の離島も訪れたい、とニューカレドニアに魅了された旅となりました。
島名産のシーフードも美味!
ホテルの前は真っ白な砂浜と海!
Hotel Paradis d’Ouvea[パラディ ド ウベア]
住所/BP272 Fayaoue 9881 4 Ouvea,New Caledonia
☎+687-455-400
www.paradisouvea.com
協力/ニューカレドニア観光局
コーディネーター/Fumiko Okawa
2015年12月号より抜粋