Go To トラベル！ Go To 温泉！ 【人気・注目】大人な熱海・湯河原の宿4選／前編

10月から「Go To トラベル」キャンペーンの対象に東京都も含まれる予定となりました！　旅行を自粛していた皆さまが真っ先に思うのは「温泉行きたい」ではないかと考えた編集部では、これまでに取り上げた中から、おすすめの宿をピックアップ。

東京都からも近く、老若男女を魅了する超有名温泉街・熱海の、評判の宿セレクションをお届けします。プラス、熱海にほど近い歴史的温泉街・湯河原とかつて宿場町として栄えた小田原の宿もご紹介。

東伊豆エリア、特に熱海のいいところは、東京から2時間もあれば到着するという距離感。これくらいならちょっと仕事を早く切り上げればドライブデートが楽しめる。言い換えれば、そういう誘い方もできる、ということですね。今回ご紹介する「ATAMI せかいえ」は、知っておくとモテる大人の男としての株が上がります。

館内や室内は、旅館とはいえ、それっぽくない。むしろホテルといった趣なのですが、これも、この宿ならでは。聞けば宿名は“世界の家”と“世界へ”のダブルミーニングとなっており、日本の旅館文化やおもてなしを世界に発信できる場所にしたい、という思いが込められているとのこと。つまりホテルのような使い勝手の良さに、日本特有のおもてなしの心をミックスした理想型というわけです。

そこに、日本三大古泉のひとつに数えられる源泉掛け流しの温泉が加われば、言うことなし。大人が静かに過ごすにはぴったりの宿なのです。

究極のスモールラグジュアリーホテルとして評判を呼ぶのが、熱海の「リラックスリゾートホテル」です。高台に位置し、自然に囲まれたそのホテルはまるで隠れ家のような趣。大人のカップルだけが享受できる寛ぎの時間に満ちています。

客室は本館9室、VILLA4室と、わずか全13室。大規模なリゾートホテルとは違い、ひと組ごとにプライバシーを重視してくれるのもうれしい限り。それに加えて、まるでイギリス貴族に仕える執事のようなきめ細かいバトラーサービスでゲストを大切にもてなしてくれるのです。

そして客室はすべてオーシャンビュー。はるか前方には初島や伊豆大島を望むことができます。スタイリッシュなインテリアのモダンスタイルルームと、バリなどの豪華なアジアンリゾートを彷彿させるリゾートスタイルルームの2種類あり、全室デザインが異なります。ぜひ、ふたりだけの親密な時間を過ごしてくださいね。

「奥湯河原 結唯（ゆい）」の離れ「秀邑（ほむら）」は、客室が2つのみ。豊かな自然をそのまま残した知る人ぞ知る宿。その自然を愛でられるよう、すべての窓が高く広い。造りこみすぎない清楚な建物も魅力です。

まず、たった2つの客室ですがもちろん、狭いわけじゃあないですよ。それどころか敷地は広々。隣に同経営の「奥湯河原 結唯」の本館と離れ「紫葉（しよう）」４棟もあり、合わせると1250坪。さらにまだ手をつけていない土地が2000坪もある。また宿の裏側には澄明な川が流れていて、対岸の山は手をつけてはならない保安林。要するに将来にわたって約束された美しい自然の木々の景色が広がっている。つまり、とってもゆったりとした造りで、他の客と顔を会わせることなど、まずないのです。

本当に良い宿ですが、それだけに常連がとっても多い。しかも、たった2部屋ですから予約は相当に大変。でもその価値は絶対にある。恋する大人の男はもちろん、そうでない人も、一度、泊まってみてくださいな。

都心からクルマでわずか80分。箱根の山々を背に、相模湾を一望できる「ヒルトン小田原リゾート&スパ」は、標高183ｍの丘に位置する国内ヒルトンでは初のスパ・リゾートホテルです。それだけに、魅力はなんといっても多様な施設。眺望の素晴らしい天然温泉の露天風呂と内風呂、さらにサウナや岩盤浴、屋内レジャープールなどもあり、たっぷりと遊び尽くせます。