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2017.06.01

週末はカジノでワクワクドキドキ?!【1】ーマカオ編ー

日本でもその解禁がカウントダウンされはじめ、俄然注目を集めているカジノ。ちょっとネガティブなイメージがあるかもしれませんが、それゆえ背徳的な魅惑があるのもまたたしか。「カジノにいかない?」といわれたら、だれでもちょっとぞくぞくっとくるでしょう?!

文・写真 / 篠 泰樹(カジノジャパン編集長)

いまカジノはエンターテインメントリゾートに進化しているんです!!

でも、カジノで遊ぶといっても、バカラやルーレットといったゲームだけではありません。
ラグジュアリーなホテルや、ミシュランで星を取ったレストラン、世界各国の高級ブランドが集まったショッピングモール、童心に戻って楽しめるエンタテインメント、プールやスポーツジム、スパ施設にエステ…などなど、現代のカジノには大人の遊びがたっぷりと詰め込まれているんです。

最近では「カジノ」と言わずに、IR(Integrated Resort)=統合型リゾートなんて呼ばれているのも、それが理由。しかも、ひと昔前まではカジノといえばラスベガスでしたが、最近では日本から5〜6時間で行けるアジア各地に続々とIRができています。

つまり、金曜の夜に出かけて週末だけ遊ぶ、な〜んてことも可能に!カジノという未知の世界へのハードルが、いまかな〜り低くなっているわけです。

 大人のオトコとしては、そんなカジノ=IRのスマートな遊び方をいまこそ知っておくべきじゃないかと。というわけで、まずは古くからカジノの街として知られるマカオの最新IR事情をたっぷりご紹介します!

まるでハリウッドのようなエンターテインメント空間!

▲2015年10月27日に開業した「スタジオ・シティ」は映画をテーマにしたIR施設!!  ©Copyright Studio City
▲2015年10月27日に開業した「スタジオ・シティ」は映画をテーマにしたIR施設!!  ©Copyright Studio City
古くからカジノで有名なマカオも、近年モダンに生まれ変わっています。そんななかでも、売上規模で世界一と言われている人気のIR施設が「スタジオ・シティ」。

ちなみに、日本からマカオへ向かう方法は主に2通り。1つは香港国際空港を経由して香港からフェリーで向かう方法(ヘリコプターを利用する方法もある)、もう1つは成田から直接マカオ空港に向かう方法。

香港からはフェリーで約1時間程度、マカオ航空を利用して直行便でマカオ空港へ向かえば成田から約5時間で移動可能です。しかも、2018年には香港国際空港からマカオまでが世界最長の橋で結ばれるので、香港国際空港から30分程度で移動できるようになります。

この程度の移動時間なら、週末1泊2日の小旅行を計画することも十分に可能でしょう!
  ▲「スタジオ・シティ」があるマカオのコタイ地区はコロアン島とタイパ島の間を埋め立てて作られた人口島だ。
▲「スタジオ・シティ」があるマカオのコタイ地区はコロアン島とタイパ島の間を埋め立てて作られた人口島だ。
そんなマカオ、この10年で大きく変容しています。カジノ王ことスタンレー・ホーという人物によって独占されてきたマカオのカジノ利権は、2004年にマカオ政府によって外国企業へ開放されることに。

このときマカオ政府はマカオ半島から橋で繋がっていたコロアン島とタイパ島の間を埋め立て、コタイ地区という人口島を新たなカジノ地区として開発。そこに米国資本の「ザ・ベネチアン・マカオ」などが開業すると、一気にラスベガスの売上を抜き去り、世界一のカジノ街が誕生したのです。

コタイ地区は賭場をイメージさせるカジノとは異なり、IRとしてカジノゲームをしなくても楽しめる施設が多いことが特徴。そのスタンレー・ホーの息子、ローレンス・ホーが手掛けるのが「スタジオ・シティ」で、2015年に“ハリウッド映画の世界”をコンセプトに作られた新しいIR施設です。

マカオ空港からはタクシーを利用して10分程度、マカオ半島のフェリー乗場からなら20分程度で到着します。一般的にマカオ空港からタクシーを利用すると料金は30HK$程度ですが、女性同伴の場合は乗車時にチップを含めて100HK$を渡すことによって、悪評が多いマカオのタクシードライバーが笑顔で送迎してくれます(乗車時に目的地を告げると同時に渡すのがポイント)。

イケてるオトコを演出するのに100HK$は安いものでしょう!
以後、もしも市内の移動にタクシーを利用するならば、チップを含めて先払いすると嫌な思いを避けられるので、ぜひご活用を。(ちなみに無料のシャトルバスを利用することも可能)
©Copyright Studio City
©Copyright Studio City
▲ゴールデン・リールは大人100MOP(マカオパタカ)、バットマン・ダークフライトは大人150MOP、ハウス・オブ・マジックは大人450MOP。©Copyright Studio City
▲ゴールデン・リールは大人100MOP(マカオパタカ)、バットマン・ダークフライトは大人150MOP、ハウス・オブ・マジックは大人450MOP。©Copyright Studio City
「スタジオ・シティ」はカジノ以外のアトラクションにも力を入れていて、バットマンをテーマにした世界初の4Dフライトシミュレーション「バットマン・ダークフライト」や、世界的イリュージョニストとして知られるフランツ・ハラーレイによるマジックショー「ハウス・オブ・マジック」など、エンターテインメントも充実しています。

非日常を感じるという意味では、8の字型の観覧車「ゴールデン・リール」でマカオの美しい夜景を楽しむのもおすすめ!(週末は21時まで稼働)。
一周15分、産業革命をテーマとするレトロ調のゴンドラが、2人を非日常の世界へ誘ってくれます。

カジノには美味しいグルメなレストランがいっぱい?

  ▲チャイニーズ・クッキング・ゴールドメダリストであるタム・クォク・ファン氏による洗練された中華料理は見た目も素敵!!  ©Copyright Studio City
▲チャイニーズ・クッキング・ゴールドメダリストであるタム・クォク・ファン氏による洗練された中華料理は見た目も素敵!!©Copyright Studio City
©Copyright Studio City
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館内にはファストフード的な店舗から、中華料理、イタリア料理、日本料理など、世界中の名店がずらり。おすすめは2017年にミシュランで星を獲得した広東料理の店「パール・ドラゴン」。
世界中のオーガニックで新鮮な最高品質の自然食材を使った極上の広東料理、創作中華で楽しませてくれます。

ちなみに、マカオには素晴らしいレストランが数多く集まっていて、2017年度のミシュランではマカオにある19店舗のレストランが星を取得しています。

しかも、カジノに併設されているということで、料金的にリーズナブルな店が多く、この「パール・ドラゴン」もコース料理が1200HK$という設定!窓の外にカジノを眺めながら、美味しい料理を味わう。そんな非日常ディナーが楽しめるのもIRならではの魅力です。
©Copyright Studio City
©Copyright Studio City
▲バカラのルール程度は予習してからカジノへ向かえば、非日常な空間で遊びを教えてくれる大人のオトコとしてイメージアップは間違いない!!  ©Copyright Studio City
▲バカラのルール程度は予習してからカジノへ向かえば、非日常な空間で遊びを教えてくれる大人のオトコとしてイメージアップは間違いない!!  ©Copyright Studio City
ディナーを堪能して、ほろ酔いになったところでいよいよカジノへ!カジノゲームをプレイする前に「CITY CLUB」と記されたコーナーに向かい、カジノのメンバーシップカードを作成しておくこともお忘れなく。

パスポートを持参すれば簡単に発行してもらえるこのカードは、ゲームをする毎にポイントが溜まるうえに、ポイントが増えると宿泊料金が無料になったり、館内のレストランで割引がうけられたりなどなど、様々な特典が付いてきます。というわけで、カジノを満喫するには欠かせません。

イマドキのカジノは初心者でもマイペースに遊べるんです

カジノへ入ると、まさにそこは異空間。

 「スタジオ・シティ」のカジノはテーブルゲームが200台以上、スロットマシンなど機械式ゲームは1000台以上設置してあります。テーブルゲームでバカラを楽しもうとするなら一回あたりの最低ベット額は1000HK$。一方、機械式ゲームなら、バカラでも最低ベット額は50HK$から対応しているので、初心者は機械式ゲームで腕を磨くのがおすすめ。

機械式ゲームのバカラといっても、カードを配るのは本物ディーラーで、その模様を機械を介して各テーブルに中継し、お金を賭ける行為を機械が管理しているだけ。見ているだけでOKなので、落ち着いて流れを読みつつ、2人でプレイヤーかバンカーのどちらが勝つかを予想して、当てたら賭け金は2倍!!
当たればアドレナリン放出で、盛り上がることは間違いなしです!

機械式ゲームの良い所は、初心者でも周りに気兼ねなく自分のペースで遊ぶことができること。だから、ゆっくり2人で楽しむにはぴったりなのです。他にもルーレットやスロットマシンなど、様々なカジノゲームが揃っているので、とにかくトライして頂ければと思います。
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  ▲GUCCIやBOTTEGAなどハイブランドが並んでいる。アメリカ的なショッピングモールはマカオであるコトを忘れてしまいそう!!
▲GUCCIやBOTTEGAなどハイブランドが並んでいる。アメリカ的なショッピングモールはマカオであるコトを忘れてしまいそう!!
もし、カジノで勝てたらショッピングモール「ザ・ブルバード」に足を運んでみてください。
ここはニューヨークのタイムズスクエアやハリウッドのビバリーヒルズ的な街並みを映画のセット風にデザインしたショッピングエリア。

広く、美しいモールには、世界各国から一流の高級ファッションブランドや人気のジュエリーブランドが集まっています。ハリウッドの世界にずらりとならぶラグジュアリーなショップを見て回るだけでも、非日常な世界を楽しめるはず。

もちろん、カジノで勝ったお金で派手なショッピングを楽しむのもカジノの醍醐味!
 ▲宿泊料金は季節毎に変動する。一部屋およそ1万5000円〜2万円から宿泊可能。©Copyright Studio City
▲宿泊料金は季節毎に変動する。一部屋およそ1万5000円〜2万円から宿泊可能。©Copyright Studio City
©Copyright Studio City
©Copyright Studio City
館内で遊び尽くした後は、ホテルのラグジュアリーな空間で一息。「スタジオ・シティ」のホテルは客室通路にレッドカーペットが敷かれ、パブリックスペースには映画の照明機材風のライトが配置されるなど、随所に映画を感じさせる遊び心があります。

1600室ある客室は、セレブリティ・タワーと全室スイートルームのスター・タワーに分かれていますが、どの部屋も派手さを抑えてあってモダンかつエレガントな雰囲気。

 ぎらぎらしたカジノというイメージとはまったく違う大人なホテルなのです。週末にさらりと行ける距離と、ハリウッドのようなファンタジーな世界観。そしてなによりカジノという非日常な遊び。これらを、明るく、スマートに楽しめるマカオのIR施設「スタジオ・シティ」は、初めてのカジノ体験にはぴったり。

ワクワクからドキドキまで一気に体感できる、それが現代のカジノ=IRのステキな刺激なのでした。

■「スタジオ・シティ(STUDIO CITY)」

■「スタジオ・シティ(STUDIO CITY)」

住所/Estrada do Istmo, Cotai, Macau
URL/www.studiocity-macau.com
お問い合わせ/☎︎+853 8865 8888

●篠 泰樹 / カジノジャパン編集長、casinolab.jp代表。

出版業界に30年のキャリアを持ち、長年に渡る海外生活で世界各国のカジノを楽しんだ経験から、その楽しさを伝えるべく活動するカジノ伝道師なオヤジ。カジノは(IR)総合リゾート。ラグジュアリーでエンターテインメントな空間を楽しむこと全てがカジノ遊びであると考える。

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