下呂温泉を一望する高台から、“天空に遊ぶ”贅沢を叶える宿

下呂温泉には、約半世紀の歴史と伝統をもつ人気ホテル「下呂観光ホテル」があります。温泉街の中心地から少し離れた高台の、深い緑に囲まれて建つのが特長。ゆえに景色が良く、静かで、ゆったりと寛げるのが魅力なのです。

「しょうげつ」は、そんな「下呂観光ホテル」の姉妹館で、宿の基本＝景色の良さ、静けさ、くつろぎ感、をさらに向上させて造られた特別な別館です。立地は「下呂観光ホテル」よりさらに高台の、さらに緑の深いところ。だから、さらに景色が良く、さらに静かで、さらにゆったりと寛げる、というわけなのです。

ことに静けさは大きな美点。眼下に広がる下呂の温泉街は遠く、喧噪や、クルマの音等は届いてこない。時折、JR高山本線の列車が川に掛かった鉄橋を走る“カタンコトン”、という音が小さく快く聞こえてくるが、それがかえって静けさを思わせる。

しかも、そうした静けさをより楽しめるよう、サービスが徹底しているのです。各フロアに3室だけ、という客室の少なさもそのひとつ。だから、ほかの宿泊客の話し声や物音等を聞くことはほぼないのです。館内に音を流していないのもそのひとつ。環境音楽だとか、水音だとか、そういう音をおもてなしとする宿もありますよね。食事処でジャズやクラシックを流す宿も多い。ですが、「しょうげつ」は館内にまったく音を流していない。だから朝、山鳥の声で目が覚めることもしばしば。それぐらいに本当にひっそりと静かなのです。

食事は地元の味覚にこだわり抜いているのが素晴らしい。この地は飛騨牛や野菜や鮎など美味しい食材が豊富。また米のコンクールで日本一にも選ばれた「銀の朏(みかづき)」という下呂の米は、コシヒカリの約1.5倍の大粒で、粘りと甘み、艶があって丞び切り美味なのです。

そして、そういう地元の滋味を堪能できることも日本の宿の基本。「しょうげつ」は、アップデイトしてほしくないものが大切に守られているのですね。ですからモテるオヤジさんに本当に大オススメ。お泊まりドライブデートに最高なのですよ。

客室は、大きく突きだしたテラスが心地よく、ビール片手にそこから眺める街の景色や飛騨の山並みが気持ちいい。そのテラスには露天風呂があり、下呂の名湯に浸かりながら絶景を心ゆくまで楽しめる。部屋の左右いっぱいに窓を大きく開け放つと冷涼な山の風がそよいでくるのも爽快です。

また、夜になると一転。遠くに見える下呂温泉街の夜景がみごと。見上げれば降るような星空が。その両方を眺めながらの露天風呂も大オススメですよ。