2018.08.12
琵琶湖畔の一軒宿で、文人も愛した絶品の鮒寿し懐石を味わう
江戸時代に築き上げられた琵琶湖湖畔の石積みの上に建つ一軒宿「湖里庵(こりあん)」。一般的な観光地では体験できない静かで豊かな休日を過ごせます。名物の「鮒寿し」は一度は食べておきたい絶品郷土料理です。
- CREDIT :
文/いとうゆうじ
奥琵琶湖の自然に育まれた名物を堪能
その鮒寿しを食材とし、懐石料理で提供しくれるのが「京都 吉兆」で修業を積んだご主人。チーズ感覚で使ったり、時にアンチョビ代わりにするなど、鮒寿しがもつ可能性を活かした料理の数々は、新鮮かつ驚きの連続です。
鮒寿しや湖の幸を食材とした料理の数々は、美しさと美味しさに満ちています。上は、「鮒寿しのチーズ包み」。
「お造り鮒の子付き」。鮒のお造りに塩ゆでした鮒の卵をまぶしたもの。
「琵琶湖の前菜」。奥が鮒寿し、右が琵琶湖で獲れた手長えび、左手前は二十日大根と銀杏。
「えび豆」。滋賀の郷土料理で、琵琶湖のえびと大豆を一緒に炊いたもの。
「ふろふきかぶら」。かぶを菊の花にように飾り切りし、内側に卵味噌を詰め、おだしで炊いたもの。
「氷魚(ひうお)の釜揚げ」。冬にしか食べられない鮎の稚魚の釜揚げ。
「すずきと冬瓜のお椀」。酒蒸ししたすずきとおだ しで炊いた冬瓜に、千切りにした茗荷をのせて。
鮒寿しや湖の幸を食材とした料理の数々は、美しさと美味しさに満ちています。上は、「鮒寿しのチーズ包み」。
「お造り鮒の子付き」。鮒のお造りに塩ゆでした鮒の卵をまぶしたもの。
「琵琶湖の前菜」。奥が鮒寿し、右が琵琶湖で獲れた手長えび、左手前は二十日大根と銀杏。
「えび豆」。滋賀の郷土料理で、琵琶湖のえびと大豆を一緒に炊いたもの。
「ふろふきかぶら」。かぶを菊の花にように飾り切りし、内側に卵味噌を詰め、おだしで炊いたもの。
「氷魚(ひうお)の釜揚げ」。冬にしか食べられない鮎の稚魚の釜揚げ。
「すずきと冬瓜のお椀」。酒蒸ししたすずきとおだ しで炊いた冬瓜に、千切りにした茗荷をのせて。
さらに、 そんな料理を引き立てるのが信楽焼きの器の数々。特にこちらでは釉薬にビワパールのイケチョウ貝をまぶした、珍しい白い信楽焼きが堪能できるのですよ。
これは、もう、赤でよし、白でよし、泡でも、地酒でも。宿には、すべて整っております。
何をするでもない贅沢な非日常の楽しみ
◆湖里庵
住所/滋賀県高島市マキノ町海津2307番地
アクセス/名神高速道路・京都東IC~国道1号~161号
URL/http://korian.jp
ご予約・お問い合わせ/☎0740-28-1010
●料金/3万円〜(1名1泊2食付き)