2018.08.06
まさに絶海の孤島! 上陸困難度MAX級の「青ヶ島」に行ってみた
島巡りは海洋国日本ならではの楽しみ。誰でも気楽に渡れる観光島も多いですが、今回はハードルをMAXに上げてみました。行先は青ヶ島。東京都内なのに渡航は超困難。でも苦労を帳消しにする素晴らしい景色が待っていましたよ。
- CREDIT :
文・写真/古関千恵子
日本で唯一の「死ぬまでに見るべき絶景」
米国の環境保護のNGO「ONE GREEN PLANET」による「死ぬまでに見るべき絶景13」に、日本で唯一選ばれたのが、富士山でも沖縄でもなく、この小さな青ヶ島。ただ、厄介なのは、運がよくないと、行けないのです。
トンネルを抜けてカルデラ内へ
焼酎ファン垂涎の「青酎」(あおちゅう)。ひとつのブランドでも、10人の杜氏それぞれで味わいがまったく異なります。杜氏のひとり、奥山晃さんの案内で試飲もできます。
酢飯の上にからしを塗り、しょうゆ漬けにした刺身(タイやカンパチなどいろいろ)を乗せた島寿司。あおがしま屋の夕食でいただきました。
青ヶ島の地形が一目でわかるジオラマ。島の北に岡部地区、カルデラ内に池之沢地区があります。
青ヶ島土産にいかが? トートバッグとひんぎゃの塩。
焼酎ファン垂涎の「青酎」(あおちゅう)。ひとつのブランドでも、10人の杜氏それぞれで味わいがまったく異なります。杜氏のひとり、奥山晃さんの案内で試飲もできます。
酢飯の上にからしを塗り、しょうゆ漬けにした刺身(タイやカンパチなどいろいろ)を乗せた島寿司。あおがしま屋の夕食でいただきました。
青ヶ島の地形が一目でわかるジオラマ。島の北に岡部地区、カルデラ内に池之沢地区があります。
青ヶ島土産にいかが? トートバッグとひんぎゃの塩。
満天の星空をひとり占め
周囲に島がなく、青ヶ島自体もネオンがないため、光害を受けない星空観察に絶好のスポットがいくつも。なかでもカルデラ内は、天文ファンの間で“星空コロシアム”と呼ばれる特等席です。外輪山に切り取られた星空は、黒い闇の部分が少なく感じるほど、星がびっしり。文字通りに“星くず”が頭上に降ってくるよう。天の川もくっきりと流れています。