「え？ ナニそれ!?」な、ツッコミ待ちバッグ

アウターと同じ数だけバッグをたくさん持っている男性って結構少ないと思います。その結果、使い回ししやすい無難なデザインを選んでいるのではないでしょうか。バッグを大きなアクセサリーと考えるなら、遊びを効かせたバッグをひとつぐらい持っておきたいところです。

で、今回探してきたのが、持っておくと絶対にツッコまれるバッグたち。ひとクセあるコヤツらがあれば、「えっ！ ナニそのバッグ!? ちょっと見せて！」と、会話のきっかけはバッチリです。大事なのが、ハイブランドであること。単にチョケた人に見られては、台ナシですから。それから、くれぐれもあからさまなツッコミ待ち顔はしないように。大人の遊びは自然でナチュラルに、が鉄則ですからね。

本体のデザインは「ボリード」ですが、ストラップを装着した姿にどこかストリートなエッセンスが。ボトムを見れば納得、なんとスケートボードのデッキをモチーフにしているんです。これ、斜め掛けがおすすめ。ボトムがいい感じにチラ見えしてくれますよ。

サイズはコンパクトですが、ちゃんとノーズとテールがあります。ウィールを付ける位置には底鋲が。ほとんど切れて見えないエルメスのロゴが、むしろカッコ良し。

その名も「ストラクチャー」。構造体というネーミングが、まさに似合う独特なシルエットが見どころです。ブラッシュドレザーをイントレチャートに仕立てているんですが、この歪みはワザと。バッグというより、もはやオブジェのような佇まいです。

開口部はジップを採用。アンライニング仕様のシンプルな作りで、いわゆるクラッチバッグです。この歪みは見た目の面白さだけでなく、手なじみが良いというメリットも。

こうして見ると、言わずもがなウエストバッグ。でも、決してウエストには身に付けられません。身に付けるのは、なんと腕。実は幅がたったの5.5cmしかないミニサイズなんです。入れられるモノは限られますが、コーデのアクセントとして抜群に映えますよ。

サイズはミニですが、クラシックカーフスキン製とあってちゃんとラグジュアリー感あり。エンボスロゴも、効いてます。バッグのストラップに付けるのもアリです。

これ、女子ウケ確実です。ともにカーフレザー製のミニショルダーで、左はハートにメタルスタッズ、右はスターにロゴプリントを。クラシックなロングコートに合わせて、ハズし感を楽しみたいところです。ひとつ懸念されることは、女性からおねだりされる確率が相当高いってことです（笑）。