腕時計の最新がココに！ 「ウブロ」は包み隠さず勝負する

オヤジの中身は、顔に表れる。深く刻まれたシワや日焼けの跡、白髪が混ざったヒゲだって、すべてはオヤジが生きてきた年輪です。

それは時計も同様。歴史や技術は、時計の顔、すなわちダイヤルに表れます。自信漲るその顔は、端的に時計の現在、そして未来を表しているのです。

では「モテる顔」とは何か？ それはオヤジと同じく本気が見えること。新しい挑戦を楽しむ顔も、周囲を明るくする華やかな顔も、そして知的でクールな顔も、どれもが時計の個性を語るのです。

そんないい顔の時計たちを、今年の新作から厳選してご紹介いたします。

すべてを覆い隠し、うわべの体裁を取り繕うことは難しくない。しかしそんなメッキは、見破られてしまうものです。

例えばオヤジの顔のシワは、自分が重ねてきた年月そのもの。それは隠すべきではなく、むしろ誇りと思いたい。「ウブロ」のビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック オレンジサファイアは、ケースもムーブメントの地板も強度が高くて透明度に優れるサファイアクリスタル製。そのため、精密なメカニズムが360度どこからでも見えるようになっています。

華やかな時計ですが、その裏には“すべてを隠さず見せる”というある種の正直さがあります。「ウブロ」は革新的なブランドですが、歴史や伝統に敬意を表し、丁寧な作り込みにこだわるブランドでもあるのです。だからすべてを見せることができる。つまりは誠実さに価値があるのです。

ダイヤモンドに次ぐ硬さを誇るサファイアクリスタルの新色オレンジを開発し、ケースやべゼルに使用した今年の注目モデル。

トゥールビヨンムーブメントも透け透け。どこからでも内部構造が見える時計は、すなわちブランドのウォッチメイキングに対する自信の表れなのです。

時計とファッションは、深い関係にあります。しかし、スケルトン、コンプリ、カラーリングという、時計の最旬がすべて盛り込まれた一本を活かすなら、ファッションで主張する必要はありません。

むしろ時計を活かす背景として考えたい。シックな黒のニットと合わせる。そのくらいの割り切りで、この時計の“いい顔”をアピールしましょう。