2022.01.02
いま! 時計選びはアイコニックな「モテる顔」 ドレスウォッチ編 2
タダのクラシックじゃない! 今どきドレスウォッチはコレ
ウォッチメイキングは伝統を受け継ぎながら、着実に前進を続けています。いま、一見クラシックなモデルにも現代のエッセンスが巧みに取り込まれているのです。そんなモダンクラシコな腕時計を紹介します。
- CREDIT :
写真/星 武志(estrellas) スタイリング/石川英治(tablerockstudio) 文/柴田充
そもそも時計自体が過去と現在、未来を連綿とつなぐ存在なのですから(その1はこちら)。
◆ カルティエ
「艶ありタンク」でオヤジよ、色気づけ
それに通じる品性を、「カルティエ」のタンクは漂わせます。1917年に誕生し、それまで主流だったラウンドケースに対し、レクタンギュラーケースの金字塔となりました。戦車から着想を得た独自のフォルムは当時のモダンであると同時に、戦禍からパリを解放した自由の象徴でもあったのです。
そんな出自だからこそ、役者のように時代のスタイルを纏っても品性は変わりません。鮮やかなカラーで彩った新作は、腕元に艶を与えてくれます。派手さをひけらかすのではなく、落ち着いた色気ある佇まいが、オヤジの粋と品性を物語ります。
時代を超越する品性を彩る2色の新作
新作はメゾンのキーカラーのボルドーとドレッシーなネイビーを採用。スタイルをエレガントに彩ります。
◆ ショパール
「エレガントな引き算」で鼻筋通った役者顔
そんな普遍的な役者顔を感じさせるのが「ショパール」のLUC クアトロ スピリット 25なのです。ブランド初のジャンピングアワーを搭載し、最小限に抑えた時表示の小窓と分針を、気品溢れる端正なグランフーエナメルの白文字盤に備えます。
クロノグラフに代表されるメカニカルな多針とは対照的で、それはまさに引き算の美学。それでいてレイルウェイやメーターのような2桁表示の数字はスピードメーターのようなスポーティ感にも溢れます。
洗練のスタイルにエレガントな男らしさを醸し出すそんなモダンクラシコ顔に、思わず「よっ!千両役者」なんて声もかけたくなりますよね。
独自の美学を技術と未来への責任に
エシカルゴールドはトレーサビリティを明確化し、次世代にサスティナブルな価値をつなげます。
二組の積載式二重香箱を搭載した唯一無二のショパール クアトロ テクノロジーを搭載し、時表示ディスクの回転に大きなトルクを要するにもかかわらず、最長8日間のロングパワーリザーブを備えます。美しい仕上げも魅力です。
◆ オーデマ ピゲ
「スモーキーな新定番」は横顔も格好いい
肖像画やポートレートに斜めのポーズが多いのも、ただ立体感を出すだけでなく、感情豊かに表現する効果があるのだそう。
「オーデマ ピゲ」のCODE 11.59の新作モデルも、そんな横顔自慢な一本です。正面から見ればベーシックなラウンドケースも、横からは未来的なフレームラグと多層構造が一目瞭然となり、八角形ミドルケースはセラミックを採用し、PGとのコントラストも映えます。
さらにダブルカーブの風防もユニークな収差を生み、美しいスモークグレーダイヤルを演出します。横顔にも気を抜かず、まさに360度全方位にモダンクラシコな個性が際立つのです。
その真価に創造性と話題は尽きません
さらに文字盤を“クリエイティビティのキャンバス”と位置付け、繊細なサンバーストのスモークグレーで仕上げ、カラーダイヤルの新機軸を開きました。
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000
カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757
ショパール ジャパン プレス 03-5524-8922