2019.01.15
【まとめ】ウブロがこの10年で大躍進したワケ
数多ある時計ブランドのなかから、注目すべきブランドをひとつ取り上げて、そのブランドの特徴や最新作をご紹介する時計連載。時計初心者の方にも、時計に一家言おもちの方にもおすすめの時計ブランドをリコメンドします。その第1回は「素材使いの名手」=ウブロです。
- CREDIT :
文・編集/福田 豊
誰も見たことのないモデルを続々展開できるのは、その素材使いゆえ
ウブロの創業は1980年。それまでダイバーズウォッチにしか用いられなかったラバーストラップをゴールドケースに組み合わせた斬新な素材使いで、新しいラグジュアリーウォッチのスタイルを創造し、世界中の時計ファンを驚嘆させました。
そして創業25周年の2005年に、「Fusion」を進化させた「The Art Of Fusion」というブランドコンセプトを制定。さらに斬新な異素材同士の組み合わせや、独自の素材の研究・開発、最先端素材の先進的使用などにより、今日の時計界を牽引しています。
ここではそんなウブロの革新的な素材使いがなされた代表となるモデルをご紹介。併せて、機構やデザインの素晴らしさについてご紹介します。
◆ ウブロ「ビッグ・バン ウニコ レッドマジック」
世界初の鮮やかなセラミックを実現!
素材を赤色にする赤の物質は熱に弱く、高温にすると色が飛んでしまう性質がありました。そのため高温焼成が必須のセラミックでは、鮮やかな赤にするのが不可能とされていました。それをウブロの研究開発部門が約4年の歳月をかけて解決。世界初の鮮やかな赤のセラミックを実現したのです。
しかも、その特許取得の新技術により焼成されたセラミックは、従来のセラミックの1.25倍の硬度を備える。まさに革新的な新素材なのです。
◆ ウブロ「ビッグ・バン MP-11 14デイ パワーリザーブ 3Dカーボン」
アメリカ軍の最先端素材の3Dカーボンを使用
3Dカーボンはアメリカ軍が権利を保有する最先端素材。カーボンファイバーの繊維を縦・横・垂直の3方向に重ねることで、直方体が並んだ立体=3Dカーボンになるのが特徴です。幾何学的な独特の模様になるのも特徴で、比類のない耐久性と軽さを実現。このモデルはストラップを含め、わずか90gという超軽量に仕上げられています。
◆ ウブロ「ビッグ・バン トゥールビヨン 5デイ パワーリザーブ サファイア」
オールサファイアクリスタルの最新モデル
ダイヤモンドに次ぐ高硬度のサファイアクリスタルを加工するのは非常に困難なこと。そのためオールサファイアのモデルを制作できるのは、ごく限られたブランドのみであった。しかしウブロは、それをウブロ独特の精巧な多層構造ケースで実現。それはまさしくウブロの素材使いの革新性と技術力の高さを物語る大きな証左です。
◆ ウブロ「ビッグ・バン フェラーリ マジックゴールド」
独自のゴールドとレザーダイヤル
独創的な機構やデザインも大きな魅力で注目点です。
◆ ウブロ「クラシック・フュージョン クロノグラフ ベルルッティ スクリット フラットビアンコ」
ベルルッティとの話題のコラボ最新作
■ お問い合わせ