2019.04.09
スーツに合わせる“正しい時計”の選び方。オススメはこの5本
スーツにデジタル時計がNGだということは皆さん先刻ご存知でしょう。かといって本格派の機械式時計ならなんでもOKかといえば、もちろんそんなことはありません。初対面なのにキンギンギラギラのフルスケルトン時計をつけてくるようなビジネスマン、アナタは信用できます? てなわけで今回はスーツ姿をぐっとシックに格上げし、仕事がデキそな男に演出してくれる時計選びのポイントをご紹介します。
- CREDIT :
イラスト/林田秀一 スタイリング/稲田一生 テキスト/吉田 巌(十万馬力)
スーツの袖口にすっと収まるのがビジネス時計の基本です
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スーツに合う、選びの基本
2) ケース素材はSSかSSに準じるものでブレスレット仕様
3) シンプルなフェイスデザイン
仕事のスーツに合わせるのが前提なら、まず気をつけたいのはサイズです。あまりガツンと大きすぎる時計は袖口で過剰に主張してしまい、控えめがよしとされるビジネススタイルにそぐいません。直径が40㎜以下の小ぶりで、シャツの袖口に潜り込むくらいの薄型なモデルがいいでしょう。
ちなみに時計業界では長らく“デカ厚”勢が席巻していましたが、ここ数年はファッション同様にクラシック回帰が顕著で、有名ブランドがこぞってアンダー40㎜径のモデルをリリースしています。
ケース素材はやはりSS(ステンレススティール)が無難でしょう。リッチな金無垢モデルもいいのですが、その手は貫禄ある重役クラスの腕にあってこそ。30歳代、40歳代がつけると嫌味に見えてしまうことが多いものです。
またデイリーにビジネスで使用するなら、レザーストラップよりメタルブレスレットを装着したものがベスト。レザーのほうがドレス感は高いのですが、高温多湿な日本では傷みやすいということもありますから。
もちろん、遊びの時計と違うわけですから、あまりデコラティブなデザインを選ばないほうがいいでしょう。シンプルなフェイスデザインなら、スーツの色や柄がどんなものであっても馴染むというメリットもあります。
● おすすめのビズ時計 その1 「ヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズ・オートマティック」
袖口を爽やかに彩るブルー文字盤の傑作ラグスポ時計
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最近ブルー文字盤はトレンドですが、こちらはひときわ発色が美しく、スタイルを爽やかかつ格調高く見せてくれそうです。9時位置のスモールセコンドが小粋なアクセントになっているのもポイント。
ちなみオーヴァーシーズは簡単にストラップの交換ができる“インターチェンジャブル・システム”を採用。今作ではブルーのアリゲーターストラップとブルーのラバーストラップも付属し、装いや気分に合わせて印象をガラリと変えることができます。搭載する自社製のCal.5300はシースルーバックから視認可能。
● おすすめのビズ時計 その2 「ウブロのクラシック・フュージョン チタニウム ブルーブレスレット」
スーツの腕をさりげなくセクシーに演出
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ブルー文字盤には美しいサンレイ装飾が施され、光の角度で微妙に表情を変えるのも魅力です。加工の難しいチタン素材をケースやブレスに用いつつ、サテンとポリッシュ仕上げを細やかに使い分けるなど、さすが“素材の魔術師”と言われる納得のデキです。
● おすすめのビズ時計 その3 「ブライトリングのナビタイマー1 オートマチック38」
硬派な味はそのまま、コンパクトかつシンプルに!
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とはいえ伝統の航空用回転計尺はそのまま搭載され、クラシカルな計器然とした雰囲気はそのまま踏襲。ブラックとグレーの2トーンカラーもどこかクールな佇まいで、男っぽい3針ウォッチが欲しかった人には絶好の1本でしょう。
● おすすめのビズ時計 その4 「オーデマ ピゲのロイヤル オーク・クロノグラフ」
さすがジェンタのデザイン。小ぶりでも存在感満点です!
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タペストリーを刻んだグレー文字盤とSS素材とのマッチングもよく、黒系のスーツと合わせてモノトーンルックでキメると一層美しさが際立ちそうです。
● おすすめのビズ時計 その5 「ブルガリのオクト フィニッシモ オートマティック サンドブラスト」
マットなメタリックホワイトに、ブルガリ流モダニズムが香る!
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通常のSSと異なる独特な質感は、ロジウムコーティングと緻密なサンドブラスト加工の賜物。ホワイトっぽいメタリックカラーは、リネンやコットンなど春夏素材のスーツとも抜群の好相性を見せるでしょう。
■ お問い合わせ
ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
ウブロ 03-5635-7055
オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000
ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011
ブルガリ ジャパン 03-6362-0100