2022.06.08

これが「ラグスポウォッチ」の最前線

ラグジュアリースポーツウォッチというジャンルの誕生から半世紀。ドレスウォッチ、スポーツウォッチのように、もはや腕時計の一大ジャンルにまで成長しました。そこで、他の人と差をつけるには? 周りと差がつくラグスポを厳選しました。

CREDIT :

文/福田 豊

ラグスポでリッチに差をつけるなら?

ラグジュアリースポーツウォッチの祖であるロイヤル オークが誕生した1972年から、今年でちょうど半世紀。ラグジュアリースポーツは、今や時計好きなら誰もが知る、人気ジャンルの筆頭になっています。

が、しかし。そのために種類が多く、どれが良いか迷ってしまうのも事実でしょう。もちろん、迷うのも時計選びの楽しさなんですけどね。そこで、よりラグジュアリー度の高い4本をご紹介。とにかく、一枚上手の格好よさになること、間違いなしですよ。
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◆ オーデマ ピゲ 

ラグジュアリースポーツのオリジナルの末裔

「ロイヤル オーク オートマティック “50周年記念”」自動巻き、SSケース(37mm)×ブレスレット。280万5000円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン)
▲ 「ロイヤル オーク オートマティック」自動巻き、SSケース(37mm)×ブレスレット。280万5000円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン)  ※生産数が限られており、日本入荷予定は未定のため入手は極めて困難。
ロイヤル オークの誕生は1972年。センセーショナルだったのは、高級時計=貴金属ケースが常識だった当時、ステンレススティールで高級モデルをつくったのが革新的だったところ。また、ジェラルド・ジェンタによるケースとブレスレットを一体にしたデザインも画期的でした。

かくして「ラグジュアリースポーツウォッチ」という新ジャンルを創造。ブレスレット一体型デザインも、数多のフォロワーが生まれ、今に至っているのです。

こちらは50周年を期にロイヤル オークのオリジナルのデザインをほぼそのまま踏襲したモデル。そのためカッコよさは圧倒的。オリジナルの39mmより、ちょっと小さな37mm、というのも付け心地が良く通好みです。
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◆ ヴァシュロン・コンスタンタン 

もうひとつのラグスポの元祖がコンプリに

「オーヴァーシーズ・エクストラフラット ・パーペチュアルカレンダー・スケルトン」自動巻き、18KPGケース(41.5mm)×ブレスレット(カーフレザー、ラバーストラップが付属)。ブティック限定販売。価格要お問い合わせ/ヴァシュロン・コンスタンタン
▲ 「オーヴァーシーズ・エクストラフラット ・パーペチュアルカレンダー・スケルトン」自動巻き、18KPGケース(41.5mm)×ブレスレット(カーフレザー、ラバーストラップが付属)。ブティック限定販売。価格要お問い合わせ/ヴァシュロン・コンスタンタン
ヴァシュロン・コンスタンタンの創業222周年である1977年に、その記念モデルとして誕生した222もまたラグジュアリースポーツの元祖といわれる名作でした。そして、その222のデザインを継承して生まれたのがオーヴァーシーズ。つまり、オーヴァーシーズも歴史あるラグジュアリースポーツの名作なのです。

こちらは超薄型の永久カレンダーを搭載しスケルトナイズした、名門マニュファクチュールならではのモデル。ピンクゴールドのケースとブレスレットもまさしくラグジュアリーで、これを選べば「見る目がある」ことが一目瞭然。最高にカッコいいのです。
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◆ ブルガリ

グローバルで活躍するオヤジにオススメ

「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT」自動巻き、SSケース(43mm)×ブレスレット。213万4000円/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)
▲ 「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT」自動巻き、SSケース(43mm)×ブレスレット。211万2000円/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)
オクトは、そもそもはジェラルド・ジェンタの自社ブランドのモデルを原型としたもの。すなわち、オクトもまたラグジュアリースポーツの正しい血脈を引き継いでいるのです。

で、そのオクトをさらに超薄型に進化させたのがご存知、オクト フィニッシモ。2014年のデビューから2022年までの8年間で7度もの世界最薄記録を樹立している名作コレクションです。

このモデルもそのひとつで、機械式クロノグラフとして2019年に世界最薄記録を達成。しかも実用的なGMTを搭載するので、海外出張・旅行の多い方に大オススメ。スマートな輝きで、一目置かれること請け合いです。
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◆ ショパール 

名門メゾンの三代の思いが詰まった新アイコン

「アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン」自動巻き、ルーセント スティール A223ケース(41mm)×ブレスレット。100m防水。価格要問い合わせ/ショパール(ショパール ジャパン)
▲ 「アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン」自動巻き、ルーセント スティール A223ケース(41mm)×ブレスレット。100m防水。今夏発売予定。1422万3000円/ショパール(ショパール ジャパン プレス)
アルパイン イーグルは、1980年に発表されたサンモリッツが原型となるモデル。そのサンモリッツは、共同社長のカール-フリードリッヒ・ショイフレが22歳のときに手がけた最初の時計でした。その特徴は、ショパールの初のスティールモデルで、ブレスレット一体型のラグジュアリースポーツスタイルだったこと。

そのサンモリッツを40年後に息子のカール-フリッツが発見し、祖父で会長のカールと協力して現代に蘇らせたのがアルパイン イーグル。という、ショイフレ家三代の思いの詰まった、まさにラグジュアリーなコレクションなのです。

これはその最新作で、超複雑機能のトゥールビヨンの搭載により、さらにラグジュリー感満点です。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000
ショパール ジャパン プレス 03-5524-8922
ブルガリ ジャパン 03-6362-0100

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