2022.06.14
カラーで生まれ変わる「アイコン時計」たち
近年、腕時計の素材に伴ってカラーリングがますます多彩になってきました。カラーを纏うことで名作モデルの印象も新鮮に生まれ変わります。大人の装いに合うカラーウォッチをセレクトしました。
- CREDIT :
文/福田 豊
カラーを纏って名作時計がさらに魅力的に
チタンやセラミックをはじめ、カーボンファイバーやグラスファイバーなど、先端素材が次々と採用されたのです。そしてそれにより、時計はこれまでにないカラーを手に入れるようになりました。
だから、時計をカラーで選ぶのは、まさに新しい時代の時計の楽しみ方。鮮やかなカラーからシックなカラーまで、お好みのカラーウォッチを見つけてください。
◆ IWC
サンドカラーがよりいっそうのミリタリー感
そしていよいよ、“モハーヴェ・デザート”カラーを纏ったビッグ・パイロット・ウォッチが登場。歴史的名作の3針モデルをベースにしながらも新鮮に見えるのは、やはりこのカラーのためでしょう。
もちろん、セラミックならではの軽さや硬さなどの長所も満点。色合わせしたストラップも魅力で、この乾いたカラーリングが渋い色気を醸します。
◆ ウブロ
軽さと付け心地のよさも素晴らしい長所
ビッグ・バン インテグラルは、ビッグ・バンで初めてケースと統合されたブレスレットが特徴のコレクション。こちらはそのセラミックモデルで、すべてをジャングルグリーンにしているのがチャームポイント。男らしい見た目ながら、超軽量で着け心地が素晴らしいのも特筆点です。
◆ カルティエ
ブルーのカラーで、まったく違った新鮮な印象
ダイヤルもブルーに揃え、さらにベゼルとダイヤル中央に横方向の刻みを入れたのもポイント。これまでとは違う新鮮な表情になっています。
工具なしでベルト交換可能のインターチェンジャブル機構搭載で、ラバーストラップも付属。歴史ある名作時計がモダンなラグスポに昇華されました。
◆ ブランパン
独特のグレーに合わせたカラーリングがカッコいい
その高性能を引き継ぎつつ、都会的なスポーツモデルとして、1956年に発表されたのがバチスカーフ。こちらはその進化モデルで、医療用に使用されるグレード23チタンを採用したのが特徴。軽さと高い耐食性を備えます。
グレード23チタンの独特のグレーと、それに色合わせしたダイヤルとNATOストラップによって、味わい深くモダンに生まれ変わりました。
■ お問い合わせ
IWC 0120-05-1868
ウブロ 03-5635-7055
カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757
ブランパン ブティック銀座 03-6254-7233