温故知新が冴え渡る「ゼニス」のラグスポ＆スケルトンウォッチ

1865年に創業し、自動巻クロノグラフの先駆けとなったゼニスには、たくさんの魅力的なモデルがあります。そのひとつが1969年に誕生したデファイ。モダンな自動巻きクロノグラフの原点にもなったという傑作が、今年はスモセコタイプのラグスポとなって登場しました。

また、伝説のムーブメント、エル・プリメロを搭載する人気モデルのクロノマスター オープンがついに大リニューアル。ケースが小径化され、オープン部分もシンプルになって知的な魅力が増しました。ゼニスの正統を受け継ぎながら、モダンな個性が光ります。

初期のデファイを現代的にアレンジした、ファセット加工の12角形ベゼルが特徴。文字盤の輝く星を思わせる刻印は、1960年代に使われていた“ダブルZ”ロゴを現代的にリニューアルしたもの。新鮮な印象を与えながらもゼニスの歴史が脈々と息づいているのです。

搭載ムーブメントは、高振動＆スモセコ式のCal.エル・プリメロ3620。ケースからブレスレットへと一体化したデザインは力強く、新たなラグスポとして人気を集めそうです。

ハイビートの自動巻きクロノグラフの傑作エル・プリメロの動きを、いつでも鑑賞できるように生まれた“オープン”モデルの新作が登場。42mmから39.5mmと小ぶりになり、ベゼルはシンプルにラグは細身にしたことで、ドレッシーな雰囲気を強めています。

アイコニックな3色のデザインを受け継ぎながら、9時位置のスモールセコンドカウンターにはヘサライトクリスタル製のプレートをセット。視認性を保ちながら、星形のシリコン製ガンギの動く様子も覗くことができます。

ムーブメントは、クロノグラフ秒針が10秒で1周するCal.エル・プリメロ3604を採用。細部まで最新型です。