Gショック、タイメックス。お洒落な大人は腕時計で“ハズし感”を楽しむ！

軽装になる夏は、高級腕時計やジュエリーの存在感が増します。つまり、腕時計やジュエリーによる印象作りがより効果的になるってこと。そこで、活用したいのがデジタル腕時計。それも、ルイ・ヴィトンの「タンブール ホライゾン」やタグ・ホイヤーの「コネクテッドキャリバーE4」じゃありません！ 80年代や90年代辺りの、レトロデジタル系です。

高級機械式腕時計と比べると、ぶっちゃけリッチ感はありません。でも実は、そこがミソ。いつもは一流ブランドの腕時計を嗜んでいるオヤジが、ふとデジタル腕時計を付けているというギャップ（＝振り幅）がいいんです。高級時計の魅力がリッチ感や貫禄ならば、デジタル時計の魅力はヌケ感や親しみやすさ。このギャップに女性は惹かれちゃったりするワケなんですよ。

とはいえ、インラインモデルではオヤジには少々退屈。最新のコラボ物で、あくまで一家言あるということをちゃっかりアピールしておきましょう！

ご存知G-SHOCKの名モデル「DW-5600」とコラボしたのは、イタリアのラグジュアリーアウターブランドのヘルノです。異色の組み合わせは、ヘルノ青山店10周年を記念して実現したもの。ラミナーの最新コレクションのコンセプトカラーである黒を基軸に、文字盤やバックライトに“Laminar”のロゴをレイアウトしています。

文字盤に浮かび上がるバックライトにはラミナーのロゴを。カジュアルでスポーティな「DW-5600」に、イタリアンラグジュアリーなエッセンスが加わりました。

ベルトには、ロゴとともにラミナーの最新コレクションのキーモチーフが。イヌイットの雪の家イグルーに着想を得た、三角格子があしらわれています。

90年代ストリート人気冷めやらぬなか、通称ジェイソンの遺伝子を継ぐコラボモデルが登場。ベースは「DW-001」の系譜を継ぐ「G-B001」で、ビームスによりスケルトンカラーのケース&ベルトが新たに装着されています。懐かしくもありどこか未来的に生まれ変わった顔つきは、同時に夏時計としても理想的です。

工具を必要とせず、ワンタッチで着脱が可能なアウターベゼルが付属。色はマットブラックで、シックでモードな雰囲気に変わります。

バックライトを点灯させると、ビームスのアイコンがお目見え。スマートフォンとのリンクも可能など、ジェイソンの趣を残しながら機能がアップデートされています。

スポーツウォッチの名作、タイメックスの「アイアンマン」。今となってはそのレトロ&チープな雰囲気がカッコいいですよね。コラボしたのはRHCロンハーマン。アイアンマンのシグネチャーカラーであるオレンジ×グレーを踏襲しつつ、文字盤にロゴ、そして裏蓋にRHCロンハーマンの誕生10周年を祝う英字が刻印されています。

金属製の裏蓋に記されるのは「10TH ANNIVERSARY CALIFORNIA DREAMING」の文字。全体的に控えめなコラボ感が、むしろ洒落者の物欲をくすぐります。