「IWC」の注目時計は、洒落るグリーンです

グリーンが最近の時計界のトレンドカラーであることはご承知のとおり。LEONなりに人気の背景を分析しますと、幅広い装いのアクセントカラーとして使えることに加え、“グリーンライト”がゴーサインを意味するように、潜在的に我々は、グリーンに人を前向きにさせるパワーがあると考えているからではないかと。実際、見慣れた定番モデルも、グリーンを纏うと俄然アクティブで軽快な印象に……。それを最高のカタチで実証したのがIWCの2本です。

『インヂュニア』は“アクア”、『パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41』は“ペトロナスグリーン”と、ともに色表現に長けたブランドらしく、ほかには見られない青みがかった洒落感あるグリーンを採用し、完成されたデザインをグッと艶っぽく演出します。仕事や遊び、恋愛に対して日々ポジティブに前進する方々には、こんなIWCがとても似合うと思うのですが、いかがでしょうか？

ラグスポというジャンルを生み出した天才時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタが、1970年代に手がけた『インヂュニア SL』。こちらはそれをオマージュした新型インヂュア。“アクア”と名付けられた独特なグリーンが、立体的な市松模様文字盤に華やぎとミステリアスな雰囲気を付加しています。耐磁性を高める伝統の軟鉄製インナーケース仕様のケースには、約120時間パワーリザーブの自社製Cal.32111を搭載。

柔らかな素材感の黒のレザージャケットをバサリと羽織って、BARカウンターでリラックス。こんなリッチでほどよくワイルドなスタイルに、『インヂュニア・オートマティック 40』のソリッドなデザインは最高にマッチします。ミステリアスなグリーン文字盤であれば、なおさらレザーのグロッシーさと妖しく響きあい、周囲の視線を絡め取ること請け合いなのです。

IWCが公式エンジニアリングパートナーを務める「“Mercedes-AMG PETRONAS Formula One™ Team”」のチームカラーで、ダイヤルの夜光部分とストラップを揃えた特別なモデル。アクティブで洒落れたアクセントに絶好ですね。自社製Cal.69385を搭載。

淡いライトグレーで揃えたダウンベストとクルーネックニットは、ともに上質なカシミア素材。幅広い装いのアクセントカラーに使えるグリーンですが、それを主役にしたいのならこういう白に近いトーンのワードローブの着こなしに合わせるのがベストです。冬場のドライブデートを、リッチにそしてロマンティックに盛り上げるのにうってつけのスタイルですね。

工具なしで簡単にストラップを交換できるシステムを搭載。オレンジなど色鮮やかな別売りのラバーストラップを装着して、時計のアクセント効果をさらに高めることもできます。