2024.12.31
アンディー・ウォーホルが愛した「ピアジェ」の名作時計が装い新たに登場!
腕時計のプロたちが魅了された1本をリコメンドする本企画。今回は時計ジャーナリストの柴田 充さんが「ピアジェ」の『ピアジェ アンディ・ウォーホル』を選びました! ベゼルにクル・ド・パリ装飾を施し、2針に変更したことで、より艶っぽく生まれ変わりました。
- CREDIT :
文/柴田 充 編集/岸澤美希(Web LEON)
選者:時計ジャーナリスト 柴田 充
70年代に生まれた名作時計がモダンに生まれ変わった
オリジナルは1972年に発表され、大型のクッションケースをゴドロン装飾のベゼルで取り巻き、スイス初のクオーツ式ムーブメントCal.Beta 21を搭載していました。最先端かつタイムトンネルのようなSFチックなデザインに魅せられたのが、かのアンディ・ウォーホル。彼が愛用したことで、現在ではその名が正式名称になりました。
▲ 従来のベゼルにはゴドロン装飾が施されていたが、新作ではクル・ド・パリに変更。特徴的なクッションケースと相まっていっそうアイキャッチな外装となった。
▲ ブルー文字盤にはメテオライトを使用。隕石がもつウィドマンシュテッテン構造による独特の幾何学模様が特徴。
▲ アンディ・ウォーホルが愛用していたブラック タイ。1973年に購入したもの。
▲ アンディー・ウォーホル(1928〜1987) アメリカ出身のポップアートの旗手。 ©Leonardo Cendamo
▲ 従来のベゼルにはゴドロン装飾が施されていたが、新作ではクル・ド・パリに変更。特徴的なクッションケースと相まっていっそうアイキャッチな外装となった。
▲ ブルー文字盤にはメテオライトを使用。隕石がもつウィドマンシュテッテン構造による独特の幾何学模様が特徴。
▲ アンディ・ウォーホルが愛用していたブラック タイ。1973年に購入したもの。
▲ アンディー・ウォーホル(1928〜1987) アメリカ出身のポップアートの旗手。 ©Leonardo Cendamo
「オリジナルを見事に換骨奪胎し、パンクなテイストも感じさせる」(柴田 充)
新作ではオリジナルを換骨奪胎し、スタイルはパンクなスタッズを思わせます。まさに一本取られ、それもウォーホルにふさわしい。だって本人も言ってます。「時が経てば変わる、なんて言う人がいるけど、本当は、自分自身で変えなくちゃいけないんだ」ってね。
● 柴田 充(しばた・みつる)
ライター。コピーライター、出版社編集を経て、フリーランスに。現在は時計、ファッション、クルマ、デザインなどのジャンルを中心に広告制作やメンズライフスタイル誌に執筆中。銀髪になっていいのは、雑踏ではぐれてもすぐ見つけてもらえること。
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ピアジェ コンタクトセンター 0120-73-1874